榛名悠さんのレビュー一覧

恋神様の言うとおり 小説

榛名悠  三月なでしこ(なでしこ) 

るーるるるるー。(腹の音)

恋愛の描写はさておき(え?)、琥珀がとにかく可愛かったです!!
狐の神様で、“琥珀”というと別の作品のキャラクターを思い出しましたが、こっちの琥珀も、まぁー可愛らしいです。
人語は話せないので、筆談(しかもミミズのような字)とか身振り手振りで一生懸命意思の疎通をはかるのが、微笑ましいのなんの。

痴漢に遭った際に助けてくれたパン屋の月代にプチストーカーをする高良。恋をしているという自覚がな…

2

恋神様の言うとおり 小説

榛名悠  三月なでしこ(なでしこ) 

もふもふ人外ちみっこ(狩衣)

大学受験の日に電車で受けが痴漢に遭ったところを助けてくれた攻め。パン屋さんだということしか手がかりのなかった彼を見つけ出し、ストーカーのようにパン屋に通う日々を送っていた受けの元に、恋を叶える子狐の神様がやってきて…というお話です。

大学生の受けは、行動はストーカーちっくですが、最初はまったく攻めに対して恋愛感情はありません。あるにはあるでしょうが、少なくとも自覚はありません。
でもパン屋…

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湯けむり子連れ甘恋日和 小説

榛名悠  石田惠美 

人と人のつながりを考えさせられる暖かい1冊

出てくる人達みんな好きになる、そんな暖かい人達ばかりが出てくる読んで幸せを分けてもらえること間違いなし!な、素敵な1冊でした。

とはいっても。
受けさんの諒太は、見た目の綺麗さと仕事においての器量の良さから同期や先輩にやっかまれ、陰湿ないじめに遭い、会社で倒れ辞職するという結構始まりはヘビーな感じなんですが…。
心身共に疲弊した身で歩いていたら辿り着いたのがはなぶさ商店街で、とある事がき…

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恋は盲目「湯けむり子連れ甘恋日和」番外編 特典

アバタもエクボに見えてきた模様♡

本品は『湯けむり子連れ甘恋日和』の
コミコミスタジオオリジナル特典ペーパーです。

本編後、美津弥視点で
花乃湯のその後が語られています。

人には誰にも他人に言えない
秘密が一つや二つあるものです。

滝口生花店の次男・美津弥にも
22年の人生で色々あったので
自分よりも二歳年上の諒太だって
何かしらあるのだろうと思っています。

諒太が花乃湯で
働き始めてから…

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ニャンと素敵な恋魔法 小説

榛名悠  一夜人見 

最後の短編が秀逸!!!

しりとりでご紹介いただいた当作。
まったくチェックしていなかった本でしたが最高に可愛い本でした。
ご紹介いただいた方、有難うございます!
(すいません、お礼を忘れてました 深謝)
おとこ臭ーいシリーズの合間に読んだので、
ちょうどいい糖分補給にもなりました♡

書けなくなった小説家の 昔書いた児童書のタイトルが
「勇者パンダッパンの冒険」。(ナイスネーミング(爆))
表紙に真ん中…

1

湯けむり子連れ甘恋日和 小説

榛名悠  石田惠美 

人間っていいな♪

下町の商店街を舞台とした、人情味溢れるストーリーはとても良かったです。心に傷を負った諒太が、銭湯の主人やちびっ子や、もふもふ、そして世話好きの商店街の皆に支えられ段々自分を取り戻していく様は本当に感動的でした。私もちょっとこの商店街へ遊びに行きたい。
ところが、ボーイズがラブする作品としては物足りなさを感じてしまいました。BLに限らず、ラブストーリーの醍醐味は好きになって、想いを確かめ合って、お…

2

暴君ドクターのわんこ愛妻計画 小説

榛名悠  緒田涼歌 

無理でした

行平先生(攻め)は高校生の頃に両親が離婚し
心の拠り所が飼い犬(パーム)だったが
毎日の忙しさにかまけてパームの変化にも気付くことなく亡くしてしまう。
結果それで獣医の道を目指す事になるんだけど
獣医になる為、父と反りの合わない祖父に協力を得た事と
パームが死んだ時に父に「何だ、死んだのか」と言い捨てられた事もあり
父と疎遠になってしまう、という前提があります。
景(受け)は父親の再…

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天狗様の初恋おしながき 小説

榛名悠  アオイ冬子 

妖怪好きにはたまらん

人間界とアヤカシ界の境目にある食堂で働くことになった受けに、客のアヤカシたちは人間界で食べたものの曖昧な記憶を語る。
果たしてそれは何の料理かという謎解きに始まり、攻めの烏天狗の過去、人間嫌いの理由、食堂に料理人不在の理由などの謎も少しずつ明かされていく、ミステリー展開。

個人的イチオシポイントは、出てくる妖怪の種類の多さ!
烏天狗を筆頭に、豆腐小僧、豆狸、小豆洗い、ろくろ首、百目、九尾…

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湯けむり子連れ甘恋日和 小説

榛名悠  石田惠美 

下町風情が素敵な子連れ銭湯BL

あらすじ:
勤めていた会社をやめ、再就職活動中の諒太(受け)。
ある日、古びた銭湯を営む強面の男・史親(攻め)と偶然知り合い、彼の下で住み込みで働くことに…

諒太は女性的な顔立ちが原因で会社であらぬ噂を立てられ、それを苦に会社を退職。
転職先を探すも、当時のことがトラウマとなってなかなか面接もうまくいかないという状態です。

そんなとき出会ったのが、強面な外見に似合わず面倒見の良い…

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三食昼寝花嫁ツキ。 小説

榛名悠  北沢きょう 

これは良い花嫁モノ!

「花嫁モノ」でオススメいただいた作品。泥酔の末に一夜限りの関係を持ってしまった相手とすぐさま再会し、何故か彼の婚約者役として(ときどき女装しながら)過ごすことになってしまった主人公・夏樹が奮闘するドタバタラブコメです。

とても可愛くて面白い一冊でした。受の夏樹はもちろん、個人的には攻の彰悟が可愛かった!!夏樹の女装姿に感心し、胃袋を押さえられ、やがて素の夏樹に本気で恋してしまう彰悟ですが、夏…

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