海野幸さんのレビュー一覧

王子と護衛 ~俺は貴方に縛られたい~ 小説

海野幸  Ciel 

受けはもうちょいプロ意識を持って欲しい

作者さん初の Dom/Subユニバースですが、専門用語は一切無しと、初見の方にも優しい内容になっています。
私自身は世界観を既に理解してるんですけど、用語が出てこないだけで Dom/Subユニバースの真髄がしっかり書かれと、とても面白かったです。

で、こちら、タイトル通り中東の王子×担当の要人警護員による、ちょっぴりスリリングであたたかくて優しいラブストーリーになるんですね。

民間の…

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「ウサ耳オメガは素直になれない」初回限定特別SSペーパー「駆け付けたいから呼ばれたい」 特典

タイトル通り

ヒートになっても汐見を呼ばない理人のお話。

ヒート中はそばに居たいから事前に教えて欲しいと頼んだこともあるけど
理人は「不要だ」と言って教えてくれない。
いざヒートになると理人が人恋しくて泣いているのを知っているからほおっておけない汐見は
定時を迎えるやいなや会社を出て理人の家を目指します。

案の定理人は泣いており
「…いつか、お前なしでヒートを終えられなくなりそうで、怖い…」…

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ウサ耳オメガは素直になれない 小説

海野幸  小椋ムク 

可愛いうさ耳オメガちゃん

初めての作家様でしたがお話に一気に引き込まれて
最後までノンストップで読むことが出来ました。

強気Ωの理人と汐見の職場恋愛のお話なのですが
途中気持ちのすれ違いもありふぐぐぐ…となりました。

アルファの汐見が理人のフェロモンに動じないところも
なんでなんだろう…と思っていたのですが
最後まで読むとなるほど!となりました。

理人の普段の強気な時とヒートが来た時のぐすぐす泣い…

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黒衣の税理士(2) 小説

海野幸  麻生海 

社名の由来

前作から2年後(2012年)に刊行された続編。文章も少し変わって、内容的にもヤクザものっぽくなりました。メイン二人(特に加賀美)の過去にもグッと踏み込んで、ラブ要素は薄く・各々の信念は厚くといった印象です。エチはちゃんとありますのでご心配なく♡

ミラー中古車店の社員がまとまりを見せ、黒崎が一息ついたところ。加賀美の所属する北川組組長から、一度黒崎に会いたいとお呼びがかかる。そういえば、加賀美…

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黒衣の税理士 小説

海野幸  麻生海 

ヤクザと税理士

人情系お仕事もの。

続編が出ている作品ですが、シリーズものにしてもよかったんじゃないかなぁ。お仕事もの好きにはたまらないんだけどな。読者が望んでも作者様のご意向もあるし、なんたって今やご多忙だろうし、出版社事情もあるからなぁ。きょうび裏社会ものはニッチ設定だしなぁ。

ボヤキはさておき、主人公の黒崎はモノホンのザーヤクに啖呵を切れるくらいの強気受け。税理士だった父親の背中を見て育った彼は…

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ウサ耳オメガは素直になれない 小説

海野幸  小椋ムク 

うさ耳の悩みを現実に落とし込んでくる

kindle unlimitedにて。
表紙の次のページイラスト、ええ〜うさ耳取れちゃってますが⁉︎と驚愕しましたが付け耳でした。
海野幸さん初読でした。ほんわか甘々なお話と予想して読めば、差別への意識や、義足など身体の一部への愛着と喪失として現実感が湧く描き方をされていてジーンとくるものがありました。

オメガバースでΩ性には動物の耳が生えている世界。Ωは差別的な目を向けられる上、見た目…

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一途なファンの恋心 小説

海野幸  カワイチハル 

人間味がある二人

最近異世界ものやファンタジーを読む機会が多かったからか、久々の職場を舞台にしたお話でリアル感というか、登場人物たちの体温が感じられました!
もちろんフィクションなのですが、本当にどこかの会社に存在しそうな二人、街中ですれ違ったりしてそうな、そんな感じがありました!

攻めというと、何でも出来て完璧なスパダリが定番。ですが入江はそういう完璧なthe攻めタイプではなく、良い所も至らない所もありま…

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一途なファンの恋心 小説

海野幸  カワイチハル 

スパダリさんは甘え下手

作家買い。タイミング逃して読めてないままだったんですが、ようやく読みました。大人同士なのに、可愛いお話でした。

受けさんである佐伯さんが、いやーもういい男!スパダリ!!営業マンとしてのスキルが高く、でもそれは努力あってこそのもの。それは後半の攻めさん入江さん視点だと余計それが描かれてます。
でも本人は、泥臭く頑張ってる事も自覚してるし、自分の能力を過信してる訳じゃない。素敵…。
相手の趣…

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一途なファンの恋心 小説

海野幸  カワイチハル 

本当に甘やかされているのは攻めだと思う

「好きな相手ならますます甘やかしてやりたいと思うよ」「どこまでも甘やかしてやる」と言う攻めなので、さぞかし甘やかしてくれるんだろーなー!と期待値爆上がりしながら読んでたけど、そんなでも無かったような……??
というか、確かに受けのことも甘やかしていたけれど、それよりもゲーム内のキャラにかかりっきりだったイメージのほうが強いんですよね……。

例えば初エッチの翌朝なのに、受けが起きた事に気づい…

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策士と奥手の攻防戦 小説

海野幸  みずかねりょう 

恋は盲目( ☆∀☆)

最高に楽しく、笑いも萌えも絶好調なお話でした。


受け様は秘書の市ヶ谷。
攻め様である社長の三國に片想い中。

バーで1人飲んでいる三國へ、決死の覚悟で声をかける市ヶ谷ですけど、声をかけるまでの自分への気合いの入れようから笑っちゃう。
もうしょっぱなから市ヶ谷の必死さ、面白さにやられました。

「童貞なんだ」と三國としては遠回しにお断りしたつもりが、「恋人の作り方を教えます」と…

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