山田シロさんのレビュー一覧

硝子の双つ葉 小説

藍生有  山田シロ 

義理の親子で3P

一卵性双子×義理の父親。
妻の連れ子である高校生の双子を男手ひとつで育てている受け。3人で仲良く暮らしていたが、受けがだまし討ちのように連れて行かれた合コンで女性と連絡先を交換し、メールが届くようになると、双子は態度を豹変させ、2人で父親である受けを犯す。関係を心が受け入れられないまま日に日に憔悴していく受けだったが、そんな折、会社の後輩がとある行動を起こし…。


双子攻めはお互いがかな…

1

お届けにあがりました! 小説

火崎勇  山田シロ 

十年ぶり

あらすじから受けた印象よりも一途で切ないお話でした。

特に緒方は、そんなに不遜な人物ではなく社長らしく堂々としていて、羽守に固執する子供っぽさもあって結構好きなキャラクターでした。10年前は自分から羽守との繋がりを切ったのに偶然(本当に裏のない偶然)の再会を機に「羽守以外に欲しいものはない」と言い切るあたり単純な人だなぁとは思いますが…。

気になったのは羽守。前半はそんな感じでもなかっ…

1

硝子の双つ葉 小説

藍生有  山田シロ 

双子攻めに期待しましたが…

平凡なサラリーマン・智紀(受け・39歳)は、亡き妻の連れ子で双子の高校生・泰佑と巧佑(攻め・18歳)を手塩にかけて育ててきた。
ある日、智紀が女性とメールしていることを知った双子は、智紀に襲いかかり……

双子×義父の3Pモノ。
台詞も思考回路もシンクロした双子はなかなか不気味でいいのですが、二人の区別がつかなすぎて、あまり3Pの旨味はないかも。
双子を見分けられるのは智紀だけ、という設…

3

狼憑きと夜の帝王 小説

犬飼のの  山田シロ 

狼憑きと

攻の絶倫っぷりに感服( *´艸`)もっとやれっ!

さて、狗神家の一族に生まれた受。
昔ながらの風習がいまだ色濃く残る田舎の一族。
狗の呪いで母も死に、それに苦しんで父も死に。
種として後世に一族を残すことを迫られた受は逃げ続けている。
そんなさなか、普通の人間には見えないはずの狼が見える男があらわれて・・・・から始まるお話ですね。

身体を霊体に憑依され、自由を奪われる。
でも…

1

鑑賞倶楽部 小説

マキ  山田シロ 

過去をこじらせた同志の恋愛出発点

まず目を引くのは主役の一之瀬がオナニークラブなる店に通っているという設定で、そこから過去の苦い思い出に触れていく内容になっている。

見た目はいい男で仕事もそつなくこなしている一之瀬は、週一で会員制オナニークラブに通い、過去に植え付けられた苦い思い出をさらけ出す事が習慣となっていた。
大人になっても抱えている過去を心の中で掘り起こすばかりで進歩せずに踏みとどまっていたところに、行きつけのクラ…

3

鑑賞倶楽部 小説

マキ  山田シロ 

シリアス純愛

「鑑賞倶楽部」というタイトルのイメージとは違い、しっかり読み応えのある純愛ストーリーでした。
高級オナニークラブという設定でエロ重視かなと気軽に手に取りましたが、この舞台は主人公のトラウマに関連した味付けをしているくらいで、本題は違うところにありました。

イケメンで人当たりのよい人物を演じるリーマン、一之瀬。しかしゲイであるがゆえに人に言えない傷をかかえ、唯一の発散場として会員制のオナニー…

6

狼憑きと夜の帝王 小説

犬飼のの  山田シロ 

純愛ものがたり

さすが犬飼先生、外れはないですね。犬飼さんにしたらかなり軽いテイストでドロドロは一切無しの甘~いお話しでしたが、山あり谷ありの起伏に富んだストーリーで中だるみもなく、一定のクオリティを保っているのはさすがです。

犬神家の最後の生き残りとして、子供を為すことを強いられる運命の受け、煌。しかし、その相手の女性を不幸にしてしまう運命のため、一生誰とも関係を持たないと決心して家を飛び出し、ホストをし…

2

狼憑きと夜の帝王 書き下ろしペーパー 特典

夢のように幸せな現実

大好きな本編のその後のお話です。

本編で、邪魔者を排除して、やっと安心して過ごせるようになった二人。
煌はふと気づくと、杖をつく老人に「まだお前を諦めていない」と言われます。また、あの辛い日々が始まるのかと、恐れおののいた途端に目が覚めます。

どちらが夢なのか分からなくて、焦る煌。すぐに御門に会いに行って、こっちが現実だと安心している様子に、最愛の人と出会えた煌の幸せが伝わってくるよ…

1

お届けにあがりました! 小説

火崎勇  山田シロ 

お互い気苦労が絶えないのね…

お隣さん同志として小学生の頃から仲が良かった羽守と緒方。
高校生になって緒方の母親の再婚をきっかけに引っ越して以来連絡が途絶えてしまっていたのに、10年以上経って仕事中に偶然再会したのをきっかけに付き合いが復活する。

そこから「実は昔から好きだったんだ~」って両想いの確認を、クライマックスではなく話の経過途中に持っていくって展開が案外新鮮だったかも。

サクッと両想いを認め合ってそれか…

0

狼憑きと夜の帝王 小説

犬飼のの  山田シロ 

舐めてやったらどうだ?

どっぷり犬飼ワールドにハマっている今日この頃。
今度は狗神使いのお話です。

さすがは犬飼さん。
普通なら狗神使いの主人公は獣を従えてかっこよく活躍!のようなお話になりそうなものの、この狗神使いはこんな呪いは自分の代で終わらせようとしています。
設定が面白い!

最初、御門の行動(憑いてる霊とエッチしちゃった)に関してはなにをしとんじゃい!と憤りを感じましたが…煌に一目惚れしてあえて…

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