城たみさんのレビュー一覧

おねがい、センセイ 小説

森本あき  城たみ 

悪くないラスト

文体が苦手でした。-て。止めを多用されるとイライラしてしまうタチなもので。。。

しかし、読み終わって、なかなかいいラストだったな、と思わせられた作品。

オヤジ受けが無理矢理、というたいへんおいしい設定。カラダの関係を迫りながらもべたべたにならないので気持ちが分からない。そして、ラストではっしと抱き合い愛を確認、みたいなお決まりの設定かと思いきや、映画のような余韻のある終わり方で、そこが…

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太陽と月の欠片 小説

いとう由貴  城たみ 

(;-ω-)ウーン…寧ろ初代皇帝の方が気になって仕方ない

フランス革命+ファンタジーって感じですかね。
因みにファンタジーっていうのは、受けのセフィルが神術(手の動き+呪文)を使えたり、神様降臨したりしてました。
うーん…期待していたいとうさんと違う…。

ぶっちゃけ主役2人よりも初代皇帝とか、ユーミル皇子の方が気になるんですが!
そう、むしろ神×皇子か神×初代が読みたい。
特に初代皇帝は不毛な土地から人々を救うためにアルガルト神と契約を交わ…

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キスはシャンパンの香り 小説

海原透子  城たみ 

コテコテの甘々

帯『二度と恋はしないって決めていたのに…』

コテコテのラブロマンス、アラン[攻]の口説き文句がもう甘い甘い、「シャンパンの泡の数ほどに君を愛する」を筆頭に赤面する位にゲロ甘の台詞を連発してくれちゃいます。
フランスの有名シャンパンメーカーのオーナーであるアランと、日本でそのシャンパンを売る為の仕事でやってきた会社員優[受]との甘い話。
優にはかつて好きだった男に裏切られた過去からシャンパ…

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ペット愛玩業 小説

バーバラ片桐  城たみ 

ウサギコス

しょっぱなからウサギコス。
耳にグローブに尻尾といった三種の神器に特に感慨も無さげなのに
早速フェラさせる直也…。
勘違いとはいえ真っ先にそれってどうかと思うけど
直也の人間として歪な感じが出ている。

でも「ペット」って聞くとまあ、そっち方面に勘違いしてもしかたないかも。
コスでお出迎えだし、可愛い少年だし。
というか、タイトルだけみたときは
私も「ペット」=そういう仕事だと思…

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太陽と月の欠片 小説

いとう由貴  城たみ 

パワー落ちてません?

ずっとこの作家先生は追いかけてきましたが
最近どうも付いていけません
「誓いの~」あたりからでしょうか
主人公の身代わりで死んでいく人間を気に止めないというのが
どうも納得できません
書いている人にとって「わかっていること」をスルーされても
読んでいる人には「わからないこと」の取り扱いが雑になっていませんか?
気になってしまうと、どうにも進めません
設定も面白いし、キャラも立ってい…

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花嫁宣言 小説

火崎勇  城たみ 

ヤクザの息子なのに何時の間にやら、優等生に?

普通ですね~・・最初の方は結構ポンポンとお話が進んで結構面白かったです・・・
熱血教師そのものの言い回しで、キャラ的には好きな受けですね・・で、相手は年下のもちろんクラスの受け持ちの生徒。しかもヤクザの息子という設定なんですが、蔦田センセーはあまりその事に拘りはないみたいなので、その辺がいいキャラですね。で、佐枝のに頼み事をされるんですが、その頼みが「恋人になってくれ」って事なのです。許婚と結…

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花嫁宣言 小説

火崎勇  城たみ 

お芝居だったはずなのに

今回はヤクザの組長の息子でダブりの高校二年生と
攻様の学校に産休教員として着任した新人教師のお話です。

攻様に頼まれた仮恋人が本当の恋人になるまで。

受様は大学卒業直前の三月に、
就職予定の公立の小学校から
廃校予定になったからと採用を取り消され、
新たな勤め先探しを余儀なくされます。

しかし、
押し迫ってからの職探しは困難を極め、
短期でも契約でも一般の会社でもいい…

1

ペット愛玩業 小説

バーバラ片桐  城たみ 

かわいいウサギ男子ペットはいかがですか?

ペット派遣業といえば、榎田さんの「ペットラバーズ」のシリーズを思い出しましたが、あちらが大人な雰囲気なら、こちらはかわいらしいシンデレラストーリーのようです。

親の暴力で、施設に入れられて愛を与えられずに育った時紀は、愛がほしくて、人々に癒しを与え、愛情を受けることができるペット愛玩業のバイトをしています。
片や派遣先の直也は、両親の離婚に、仕事人間の父親からは満足な愛情を与えられなかった…

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泡沫の華 小説

烏科ひゆ  城たみ 

ちょっと変わった遊郭もの

時代物と遊郭もののコンボ。おまけに、再会ものと来れば鬼に金棒!
受けが憲兵の捜査の目をかいくぐるために、花魁の格好をさせられるんですが、そのまま攻めとの絡みに雪崩れ込み、そのイラストが妙に萌え萌えでした。

10歳の頃に両親を亡くし、父の従兄弟である養父に引き取られ、従順でいましたが、結局そのことが、白須賀の人生を振り回しちゃうことになるとは、本人がいちばん気が付いてなかったみたいです。

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おねがい、センセイ 小説

森本あき  城たみ 

大人と子供の境界線

今回はニューロン分野にて天才児とまで言われる大学生と
森茉莉のエッセイが大好きなフランス文学の教授のお話です。

身体だけの関係から思いを自覚して恋人になるまで。

受様は森茉莉のエッセイが大好きな
フランス文学を学ぶ事が楽しくてたまらない大学教授。
対して攻様は高校生の時にニューロンの論文を発表して以来、
天才児としてあまたの大学や企業から引く手あまたの大学生です。

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