ペット→新妻、お仕えラブ

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表題作ペット愛玩業

冷徹な大企業の御曹司 古沢直也
ペット愛玩業バイト 鈴村時紀・17歳

その他の収録作品

  • 新妻愛玩業

あらすじ

家族のいない時紀の仕事は、ペットとなって派遣され、触れ合い可愛がられてご主人様を癒すこと 写真を見てひと目で好きになった新しいご主人様・直也にご挨拶した時紀は、制服のウサ耳&ウサしっぽ&ウサ手袋を誤解され、Hなことをさせられてしまって!? 無理やり襲われたのに、冷酷で人を信じないご主人様なのに、なぜか嫌いになれない……心を溶かしてさしあげたい!! けなげなペットの献身ラブ、花嫁昇格編つき
(出版社より)

作品情報

作品名
ペット愛玩業
著者
バーバラ片桐 
イラスト
城たみ 
媒体
小説
出版社
アスキー・メディアワークス(角川グループパブリッシング)
レーベル
B-PRINCE文庫
発売日
ISBN
9784048682602
3

(9)

(2)

萌々

(0)

(5)

中立

(0)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
2
得点
25
評価数
9
平均
3 / 5
神率
22.2%

レビュー投稿数2

かわいいウサギ男子ペットはいかがですか?

ペット派遣業といえば、榎田さんの「ペットラバーズ」のシリーズを思い出しましたが、あちらが大人な雰囲気なら、こちらはかわいらしいシンデレラストーリーのようです。

親の暴力で、施設に入れられて愛を与えられずに育った時紀は、愛がほしくて、人々に癒しを与え、愛情を受けることができるペット愛玩業のバイトをしています。
片や派遣先の直也は、両親の離婚に、仕事人間の父親からは満足な愛情を与えられなかった為に、愛情を必要ないとし、拒否している冷酷な仕事人間です。
大企業の御曹司だけに、数々のお見合いがあるにも関わらず、女性を仕事の一部としか見ず、断られ続ける為に、自分の育て方を間違ったと反省した父親の依頼で時紀が派遣されることになったのです。
初めて写真を見た時から、時紀にとって直也は何故か特別な御主人さまだったのです。
初めての対面の日、サプライズだったこともあり、ウサギのコスプレで三つ指ゆいて出迎える時紀を、その手の派遣と勘違いした直也はいきなりフェラを強要する傲慢さを見せます。
いらないという直也に、激しく喰い下がり、なんとか一カ月の契約を取り付け直也の家に同居することになりました。
時紀のサービスは家事はもとより、身の回りの世話、風呂の世話から添い寝まで!
いくら今まで年寄り相手の派遣だったとはいえ、それは勘違いも生むでしょうと思うのですが、直也はそんな時紀に癒されていくようになります。
そしてバスルームでのいきすぎた悪戯に傷つく時紀に、直也は反省すると共に、意識するように。
そんなある日、新たなお見合いの話が出て・・・直也の従兄の働きで、二人は気持ちを確かめ合うことができたのでした。

しかしね~直也の求愛の言葉が「新妻になってくれ」ですよ~
ちょっと古臭いかな?とも思いますが身よりのない時紀ですから、最後まで面倒をみるということで、この言葉だったのかな?とも思います。
そして「新妻愛玩業」では時紀はとうとうお嫁さんに!!
ウエディングドレスまで着てしまって、直也の父親立会の元結婚式挙げてました(ビックリ)

時紀の年齢が17歳、淫行ではないのか?と少し心配してみたり・・・
結婚といってもきっと養子縁組でしょうから、年齢制限は関係ないか?と安堵してみたり
かわいいウサギの設定ですから、、とはいえ、時紀の服装がいつもショートパンツというのがショタ風味満載です!!

いつもエロエロのバーバラさんが、こんな甘甘のシンデレラストーリーも書かれるのか、と少し驚きでした。

4

ウサギコス

しょっぱなからウサギコス。
耳にグローブに尻尾といった三種の神器に特に感慨も無さげなのに
早速フェラさせる直也…。
勘違いとはいえ真っ先にそれってどうかと思うけど
直也の人間として歪な感じが出ている。

でも「ペット」って聞くとまあ、そっち方面に勘違いしてもしかたないかも。
コスでお出迎えだし、可愛い少年だし。
というか、タイトルだけみたときは
私も「ペット」=そういう仕事だと思ってました。
そういった話たまにあるし、
表紙絵とあらすじみて「あれ?違ったの!?」みたいな。

にしても、17歳なのに仕事を初めて2年目、
それにペットは住み込みってのに
「学校は?」「親は?」と思ったらなるほど、といった境遇。
そんな境遇からか愛情に餓え、
愛情を貰う事が出来るこの仕事が天職だという時紀。
そんな時紀に最初以外はあまり無下に扱うことはなく
だんだん癒され、惹かれていき
人間らしさを取り戻す直也がなんだか可愛い。

書き下ろしではすれ違いはあるものの遂にペットから新妻への昇格!
というか、「昇格」という表現に吹いてしまったw
それに直也、最初は対して気にもしていなかった
ウサギコスに激しく萌えてるwww
でも恥ずかしくて自分からは言い出せないというwwwww
しかし、そんな直也の気持ちを的確に読む時紀が
思ってた以上に大人で適度に手綱を握れてるのに私も萌えました。

1

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