葛西リカコさんのレビュー一覧

美しい彼 小説

凪良ゆう  葛西リカコ 

後半滾りました…………!

若干ネタバレって人によっては思うかもしれないので、ご注意お願いします
攻めが好き好き大好き!みたいなじゃなくて、ねっとりと好きみたいなジワジワ来るタイプで最初は読み進めるの無理かもって思ってました。でも、後半での2人のすれ違いや、思いが段々とはっきりしてきて、常にキュンキュンしていました!とにかく可愛かったです!最高でした!

4

奪還の代償 ~約束の絆~ 小説

六青みつみ  葛西リカコ 

絆の強さ

『贖罪の絆』の最後の最後、ワケアリとしてちょびっと登場した二人が今回の主役。
繭卵を発見した実直な騎士リグと、繭卵のときに奪われ偽りの相手と対の絆を結んでしまった聖獣カイエのお話です。

慈しみ大切にしていた繭卵を奪われたリグ。
執念ともいえる捜索の結果、ついにその聖獣と出会うのですが…奪われ偽りの絆を結んだカイエは主に虐げられ、とても辛いめにあっていました。

本当の主であるリグと離…

2

Chara BIRTHDAY FAIR 2015 C キャラ創刊20周年記念バースデーフェア小冊子 特典

可哀想なラブラブ

好きな作家さんが三人揃ったこの小冊子。
手に入らず読めなかったのですが。
最近読めるチャンスがあり、楽しく読ませていただきました。
今は『美しい彼』しか本編を読めていないので、取りあえず「かわいそうな彼」だけを読みました。
他は本編を読んでからのお楽しみです。


※手に入らず読めなかった人の為に。
ここから、大ネタバレあらすじ書きます。
読む予定がある人は注意ですよ!

↓…

5

誓約の代償~贖罪の絆~ 小説

六青みつみ  葛西リカコ 

憎しみと愛

ヴァルとキリハの裏とも呼ぶべきこの『贖罪の絆』。
痛い。そして、哀しい。
何度も胸が苦しく、そしてやるせない気持ちになりました。

人の欲望はときに理(ことわり)を歪め、負の連鎖を生む。
読み終わって、この苦しみを一体誰にぶつけたら良いのかわからなくなりました。
皇帝?皇太子?ギル?でも、なんだか誰も責めることが出来ない。
リュセランだけでなくみんなが、哀しい運命に飲み込まれたのかも…

4

美しい彼 小説

凪良ゆう  葛西リカコ 

初めて購入したBL小説でした!

評価が高いのと、表紙の美しいイラストに惹かれ、
購入を決意しました!

スクールカーストの最底辺であるので、
平良の扱いはそうなってしまうのですが、
そこがとても切なくて切なくて。
どもりをいじらないであげて!と叫びそうでした。

最底辺ポジからの恋人ポジへの転換があるからこそ、
うまくいってよかった!という感動が増すのだとは思いますが、
自分は切ないシーンを引きずりすぎて、

4

忠誠の代償 ~聖なる絆~ 小説

六青みつみ  葛西リカコ 

王道な主役

モフモフファンタジーが大好きで、このシリーズも一気にシリーズ全巻集めたまではよかったのですが…なかなか手が出せずにいました、長くって(^_^;)
急に意欲が沸いてきて、モフモフワールドへ突入!です。

みんなに愛され、けれど決して慢心することなくまさに『理想の王子様』よろしく育ってきたヴァル。
けれど陽があれば陰もあるわけで…狡猾な兄のたくらみに呑まれ転落人生、けれど持ち前の正義感で物語の…

2

美しい彼 小説

凪良ゆう  葛西リカコ 

若干ネタバレあり

このBLがやばいにランクインしていたので気になって買いました!
初めて凪良ゆうさん手に取ってみたのですが読みやすくて非常によかったです。

キャラクターが今でに見たことがない独特さがあります
ストーカーと美人と一言で言ってしまえばそうなんですが、恋愛と崇拝の狭間の攻めの感情が緻密に描写されていてとてもよかったです。
スクールカーストラブとあらすじには書いてありましたが、私的には完全に受け…

13

世界の半分 小説

かわい有美子  葛西リカコ 

シリアス9割、エロ度控えめ。

あらすじを読んだ印象とはだいぶ違う、描写が美しい物静かなファンタジー作品でした。
攻めの王子の諦観ぶりが切なく、受けと出会って生きることにまた前向きになれて良かったなと思いました。
ただ、2人の関係性よりそれ以外のお話が多くて、物足りなさを感じました。
エロもかなり後半に来て少しだけという程度。
男だとバレてもアッサリと周りに受け入れられていて、拍子抜けでした。
かわい有美子さんは作者買…

1

世界の半分 小説

かわい有美子  葛西リカコ 

美しい

表紙が素敵過ぎて、葛西リカコ先生のイラストが素敵過ぎて手に取らずにはいられなかったです。

ため息が出るほど美しいと思います。
こんなに美しくて16才だそうで…。

カイがエルヴァンに恋するまではゆっくり進行です。
男だとバレないように頑張ってるけど、プロローグでバレてしまってる。

プロローグはカイがアイラと偽りエルヴァンの後宮にやってきて何日かたったあとの話。
エルヴァンが疑…

3

愛のマタドール 小説

華藤えれな  葛西リカコ 

父親世代の物語と併せて読むことをお薦めします

闘牛シリーズ2作目は、闘牛士×神父見習いで年下攻め。

攻めのユベールは、頂点に立った瞬間死ぬ、彼を愛した者は命を落とすとの予言を受けたいわくつきの闘牛士。
傲岸不遜ながら、生い立ち故の影ある佇まいにどこか儚さを感じさせる人物です。

受けの颯也は、元は日本で刑務官として働いていた人物。
少年鑑別所で知り合った青年が颯也に依存するあまり目の前で自殺してしまい、それ以来聖職者として禁欲生…

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