葛西リカコさんのレビュー一覧

美しい彼 小説

凪良ゆう  葛西リカコ 

本当に彼は美しいのか

ランキングを見て、購入を決めました。
長期間、ランキング上位だったので、かなり期待して
ドキドキして読み始めました。

読後の感想としては…
後半にいくにつれて、まあまあ良くはなったけど、
前半は、もう最悪。

後半の良さを補いきれない
最悪の前半でしたね。


タイトルは「美しい彼」。
彼とは、神々しさもある清居(受け)が「彼」です。
でも、彼は本当に美しいんですかね…

15

美しい彼 小説

凪良ゆう  葛西リカコ 

信仰に似た恋と、神様の心のうち

BL作品に限らず、個人的に大なり小なり「いじめ」がテーマになっている作品には手が伸びにくいです。
どんなに上り坂でハッピーエンドになったとしても、辛かったあの頃の記憶は決して変わらないし、いじめという事実を当人の成長の糧として描かれるとどうしてもモヤモヤが残ってしまいます。
しかしながら本作品は、凪良先生もあとがきでおっしゃられていたように、そういった部分がどんよりした印象になりすぎないように…

13

美しい彼 小説

凪良ゆう  葛西リカコ 

ちょっと評価を迷いました。

凪良先生作品は嵌まれないこともあるので、評価が高いこの作品は読むか否か迷いました。
この作品は、最後まで読んで良かったな~というのが先ず。
ただ、序盤から頻繁に登場する「アヒル隊長」
皆さんのレビューを読まないまま、知らずにこの作品を読んでいたら…
攻めが障害を抱えていたり、イジメられてたり
攻めの平良が攻めだとは、序盤では分からないかな?
私は受けだと思って読んでました最初。
鍵に…

2

CRAZY FOR YOU 美しい彼 amazon限定ショートストーリーペーパー 特典

読みごたえあった

このアマゾン特典ペーパー、表裏びっしりで、分量的にも満足感があるし、何より、二人のお互いを愛する気持ちが、大きすぎて、重すぎて、うざくって、幸せ。
ところで、平良くんは将来っていうか、大学出たら何になる、どんな職業に就くんでしょうね。
このまま、清居専門のカメラマンになって欲しいような、
いっそのこと劇団のお手伝いに巻き込まれて、役者デビューとかしちゃってもらいたいような、
そんな未来をい…

6

美しい彼 小説

凪良ゆう  葛西リカコ 

彼も人間

あらすじの「スクールカーストLOVE」に、いい意味で裏切られた感じ?
「絶対君主への信仰が、欲望に堕ちるとき」っていうより、「絶対君主への信仰が欲望を昇華させすぎて、彼も人間だということを全く忘れてしまったような相手を、いかにして落とすか」っていうお話だった。
平良の妄信的な愛は、奉仕することだけ、奉仕することを赦してもらうだけで、それ以上を求めるなんて絶対あり得ないと完結してしまって、実のと…

7

美しい彼 小説

凪良ゆう  葛西リカコ 

ストーカーなのにいじらしい。

多感な時期に平良から寄せられた、信仰にも近い一途な想いは、清居にとってもまた重要で必要な存在だったということに、当の本人たちはまったく気づいておらず。高校卒業後に再会したときからは平良から清居に視点が変わって、美しい清居の内面はけっこう天然ということがわかったり、平良はもうどうしようもなく信者だし、どこまでもすれ違う二人が面白くて一気に最後まで読んでしまいました。
気になったのは小山君の気持ちの…

9

孤独な犬たち 小説

愁堂れな  葛西リカコ 

すべてが哀しく愛おしい。

切なくもどこか愛に満ちたこのお話。
読み終わったあと、本を眺めて放心してしまいました。


プロローグから話は始まり、そこでは誰かが『愛』を語っている。
「たとえこの身が滅びようとも、この愛を貫くことができるだけで僕は幸せなのだと──。」
そんな言葉があり、本編へと入っていった。

両親はすでに他界し、兄弟二人で寄り添い生活をしていた日々が、あっけなく終わった。
アパートを爆破さ…

1

美しい彼 小説

凪良ゆう  葛西リカコ 

五ミリの隙間には

高評価が続いている「美しい彼」ですが、私、手に取るのに非常に躊躇っていた、後ろ書きの煽り文句がございました。
「スクールカースト」でございます。
ああ、もしも片方がカーストの頂上で、片方が底辺だったら。今や遠き昔の出来事として、処理されている私の昔のトラウマが喚起されてしまうのではなかろうか?
結論から申します。その通りでございました!
1話目の「美しい彼」が痛い、痛い。クラスで浮きまくっ…

12

『ひかげの薔薇』書き下ろしペーパー 特典

何をするわけでもないんだけど…甘い

ある意味放置プレイ?!…(^^;)

本編書下ろしその後…
今まではお互いがそれぞれの事をしてた訳だけど
週末を急に過ごす事になった2人。
陽は今まで通りダラダラと過ごしているのですが
攻は何をするでもなく、そんな陽を向かいに座って眺めてるだけ。
とにかく攻はそんなことだけでも本当に嬉しくて幸せらしい。
それに耐えかねて攻を誘うのですが…

本当に初々しいカップルを見てるみたい…

1

ひかげの薔薇 小説

鹿住槇  葛西リカコ 

こっちの方があってるかなぁ

本編は既読なので書下ろしのみ

挿絵がひたきさんから葛西さんに変更されてます。
本編読んだときは別にひたきさんのイラストで違和感なかったのですが
葛西さんの線の細さの方が、
よりこのストーリーのキャラには合ってるような気がします。


今までは土日の週末だけ本宅に戻る攻でしたが
子供が寂しがって父親との時間が欲しいというので
金曜の夜から本宅へ帰るようになった。
それに対して…

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