栗城偲さんのレビュー一覧

俺の上司がベッドの中で 小説

栗城偲  南月ゆう 

バカ坊のスキルアップ

可もなく不可もなく、特別カワイイでもないけれど、これを言っちゃぁおしまいだけど、「ルビー文庫基準」でいい話。
主人公については思ったよりイイのだが、攻めに関する事については幾分~かなり、もうちょっと、と思う足りない部分があって、この活字の大きさとこの本の厚さでとどめるには仕方なかったのか、とそれが残念な部分ではある。
かといって、きっと詳しい説明が入ったからといって納得するだけで、物語的にどう…

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俺の上司がベッドの中で 小説

栗城偲  南月ゆう 

御曹司ちょっとニブイかも

会社の御曹司で跡継ぎでもある類家は営業課にいたが、仕事上のトラブルがあり、
思慮深さと忍耐力が足りないと言う事で社長でもある父親が
信頼していると言う企画事業部係長である二瓶との同居と職場異動を言い渡される。

あからさまな後継者としての横柄な態度はないものの、誰にも手厳しいことを
言われたりされたりしたした事がない類家は、父親の命令で渋々向った二瓶の家で
あからさまに迷惑がられると言…

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冗談やめて、笑えない 小説

栗城偲  元ハルヒラ 

顔面偏差値の言葉もキャラ設定も新鮮!

最近注目してる作家さんの一人。
今回のお話は、顔面偏差値が低い受という、キャラ設定が新鮮で、ストーリーもよく考えられていて楽しく読ませて頂きました。

内容はホストクラブオーナー•一夏×大学生でホストのアルバイトをする•友の年上攻&幼馴染もののお話。

地味で存在感の薄い友は、7歳年上の幼なじみ、一夏からだけ「可愛い」と言われ続けて育ちます。
母親をなくし、弟と2人暮しの苦学生の友は、…

1

裏を返せば…! 小説

栗城偲  梨とりこ 

よくわかんない。

なんだか設定がいまいちよくわからないお話でした…。SとかMの設定は必要なかったんじゃないですかね?
普通のノンケとゲイの恋愛ものとしてお話は成立したと思います。
むしろSMの定義(?)のくだりとかあんまり理解できなかった…。
普通のありふれた日常の中で起こる恋愛(でも男×男)で良かった…。
あと受けが攻めを好きになる過程がよくわかんなかったです。
というより、お互いがお互いのどこを好きに…

1

だけど、ここには愛がある 小説

栗城偲  笹丸ゆうげ 

お似合いのカップルです

ナルシストという設定に尻込みして買うか悩んだんですけど、買って良かったです。
そういえばすでにカップルになってる主人公の話ってだいぶ久しぶりに読んだかも。
始めは可愛らしいお話で微笑ましく読んでたんですが、後半はなかなか切なくて胸がキューンとなりました。
簡単に言ってしまえば、自分第一だった攻めが本当に一番大事なのが誰か気づく、ってお話なんですがとても面白かったです。

最初に受け視点の…

1

冗談やめて、笑えない 小説

栗城偲  元ハルヒラ 

友がステキ(笑)

おもしろかったです!
攻めの受けに対する態度って、計算かと思いきや天然なんですね( ̄O ̄;)
びっくりしました。さすが、元ナンバーワンホストなだけある(笑)
そして受け君の筋金入りのポーカーフェイスもせつなさを誘います。片思い歴15年はダテじゃないですねー(^_^;)

お話はほのぼのしていて、とても読みやすかったです。
当て馬の和田氏がちょいちょい仕掛けてきますが、受け君が芯がものす…

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不埒なおとこのこ 小説

栗城偲  鈴倉温 

帯にやられた!

「俺の舌、かみかみしたの覚えてない?」
という帯にやられました。この台詞どんな??と期待して買ったようなものです。

栗城先生の作品に出てくるオタクはいったキャラは嫌いじゃないです。
むしろ好きな方で。
ただ今回はちょっとオタク度が微妙で、正直中途半端で。
攻+受合わせたキャラ位が
栗城先生の作品にはいいのではないかと思うんです。
この作品はそういった意味で物足りないんです。

1

プラチナBOX2011 特典

ここに続きがn[g

こちらは、プラチナ文庫の全サ小冊子の感想になります。
他の作品は未読なので、いとう由貴さんの作品レビューのみ書いています。

※未読の方はネタバレがありますのでご注意下さい。


■いとう由貴「誘い」より


『happy happy day』


前回(セレクトフェア2011小冊子)のレビューに書きました弟(攻様)のキスマークのお話の続きになっています。

弟...

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追憶の庭 小説

栗城偲  梨とりこ 

祖父さん、なんという存在感。

栗城さんは密かに期待大だと思っている作家さんの一人である。
小冊子を手に入れるために、何でもいいから買った作品を読んで当たりだと思ったのが栗城さんだったり、たまたま目にして面白い!好き!と思った作品が栗城さんであったのが重なって密かに期待をしていたのだが、この作品はというとあまり私の中には引っかからなかった。

途中まではわくわくさせられた。
妻・三人の子供たちから縁を切られるほど嫌われた…

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不埒なおとこのこ 小説

栗城偲  鈴倉温 

まあ・・・覚悟したほど悪くなかった。

栗城さんは私にとってかなり当たり外れの激しい作家さんです。

こちらも、もともと年下攻(特に攻が学生で年の差)が苦手なこともあり、評価もあまりよくないしもういいかな~とスルーする気でいたんですよね。

ただ、先日の新刊『ぼくのすきなひと』がよかったので(もちろん私の好みにおいて)、その勢いで買ってしまいました。結果・・・思ったほど悪くなかったです。

最初からすごくハードル下げて…

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