トジツキハジメさんのレビュー一覧

double suicide コミック

トジツキハジメ 

まさしく、偽りなし

食人欲に苛まれている大学生の弟・桂(けい)と、母親と年の離れた弟が大切な、外交的で爽やかイケメンのサラリーマンの兄・栖(さい)の、血に翻弄されたガチ兄弟の共依存ストーリーです。
参考までに書くと、自傷他傷、手首を切っての流血、皿にある血をスープのように飲んだり、キーキャラクターの女性が死んでしまったり(自殺)します。

「人を食べたくなる」感覚から逃れるために、菜食&菓子パンを食べて…

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カナさん コミック

トジツキハジメ 

楽屋の落書き

レビュータイトルは一番好きなシーン。

居酒屋バイトのヒロセくんがカナさんと出会って、あっという間にカナさんはいなくなってしまう。それからのお話。

カナさんの置いていったテレキャスを弾きたくてカナさんのバンドメンバーに教えてもらう。
バンドマンになってヒロセが変わっていくわけでもなく、淡々とした日々で、そんなお話の最後の落書き。
こういうのってトジツキさんにしか描けない気がする。

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徒然 コミック

トジツキハジメ 

マンガと恋と変人と

中古の紙で購入しましたが、電子化したらお布施のつもりで買いますw

かなりお気に入りの作家さんで、全部揃えたいのに電子がないんですよね。
リサイクルも良いことですがお布施したい(大事な事なので2回)

力の抜けたタイトルと中身も大した事は起こっていない毎日。

これがクセになる。ずーっと眺めていたい。

そういえば表紙のエアドラムwスネアどこいった?
バンド関係のネタは薄めだけ…

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蝶尾 コミック

トジツキハジメ 

天才とは99%が発汗であり残りの1%が霊感である

レビュータイトルは収録作のエジソンの言葉w


蝶尾

和装はあまりお上手ではなさそう。
ですが、金魚鉢の作画が良いです。
初めは水が描かれていたのにお話が終わる頃には水面が消えている。
ただの省略だろうけど、金魚鉢の中と外が反転しているような感覚に。
ストーリーも相まって好きな人は好きだろうな。


ロザリオス

扉絵が先生らしい。
ちょいダサのCDのジャケみたいな…

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double suicide コミック

トジツキハジメ 

安心したものの

なかなか電子書籍化されてこなかった作家様の作品群。BL作品は全て紙で所有しているので今回ももちろん紙で購入したけれど、もうBLは描いていないんじゃないかと思っていました。嬉しかったし驚きました。

相変わらず匂っている作風で、作者様の死生観がテーマに組み込まれているところはなんとなく安心した感じも。さりげなくオシャレなイメージもやっぱり好みで、でも、なんとなく物足りない…っていうのが一読した感…

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蝶尾 コミック

トジツキハジメ 

まるで魚にでも

◾️蝶尾
オカルトとも違う不思議な雰囲気で好み。それぞれの職業がまたいい。作家の社会との接点て少なくしようと思えば極端に少なくすることも可能ですから。造園屋のセリフもビジュアル共々いい味を出している。

◾️ロザリオス
◾️笹野雷火 秋津大貴(ひろき)
二人の姿勢の違い、雷火が猫背で下から伺うように大貴の顔を覗くのが印象的

◾️アトリエ
◾️征矢青吾 駒澤
おっさんて若い子を見…

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神隠し寮奇譚 コミック

トジツキハジメ 

渋谷裏原

久々にトジツキ先生の御本を読みました。電子が出るまでに10年…出してくださって感謝。当時はこのタイプの絵柄の作家さん結構いたんですけど、今は殆ど見なくなりました。絵には流行があるなぁとしみじみ。
BL色は薄いです。となってくるとオカルト方面の濃さに期待するけど、それも一般漫画と比較しちゃうとちょっと物足りない。傘の女を白王丸があっさり消してしまうところは心惹かれました。描かれていない面白い設定が…

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double suicide コミック

トジツキハジメ 

「なるほどね」と思ったのはあとがきでだった

もう タイトル買いに決まってるじゃないですかぁ ←なのに積んでたw
病みしか感じなかったんですよね そのタイトルに

【合意心中】【 心中自殺】

しかも帯には「兄貴を、食べたい。」

カニバみたいな帯なのに カニバじゃなかった

別にがっかりしたわけではないのだけれど ←実はがっかり
基本節操なし エロもグロもオールオッケー
なので帯で期待値あげることもしばしば

で …

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double suicide コミック

トジツキハジメ 

女子の描写は好きだった

 掴みは面白くて、ここからどういう風に物語が展開していくんだろうとわくわくしながら読み進めました。結論からいうと、この作品に萌えや愛をあまり感じることができなかったかなと思います。終始淡々とした雰囲気を貫いていたことは気になりません。キスやセックスの描写がないことも。ただ、桂が栖に向ける感情が私には理解しきれませんでした。

 愛の薄い執着だけでも萌えた作品は多々あったけれど、この作品ではその…

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蝶尾 コミック

トジツキハジメ 

形にならない想い、いろいろ

短編集。

「蝶尾」
表題作はBボーイズ好きのトジツキ先生にしては珍しい感じの和の趣き。
そして、非常に幻想的な作品です。
主人公は、中年の作家。
一緒に住んでいるのは、「蝶尾」という品種の金魚の…化身?
作家の幻影ではなく(なぜなら第三者にも見えている!)、逆に蝶尾が作家を閉じ込めているかのよう。

「ロザリオス」
お互い教会に通っていた幼馴染。1人は信心を続けて、1人は…

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