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9/17(合計:164件)
木原音瀬 糸井のぞ
よんよん
ネタバレ
感想まじりのレビューなので、いきなりネタバレしています。 お気をつけください。 ………………………………………………………………… 年をとった夫婦がこんな状態になっているのをよく見る。 数十年ぶりの同級生との再会の場面にも。 同級生の場合 たった数年の歴史が一生の中で貴い思い出になったりもする。 自分の気持ちの中の恋の相手は歳をとらない。 年収も地位も関係な…
糸井のぞ
詩雪
読み逃していた一冊。 表題作はあとがきによれば、この続きとしてまだまだ先のお話が用意されているようです。表紙のような雰囲気を予想しながら読むと、ん?という感じではあるけれども、私は好きです。読者は、彼らのわからなさそうでわかる、そんな感情そのものを楽しめると思います。 作者のあとがきもワクワクする楽しみのひとつ。 ところでこの本は、一つ目の作品『君の喜ぶ顔がみたい』が...いやもう涙…
雲絶間姫
BL作品の攻めとして、絶対やっちゃいけない過ちを、村上は犯している。 一生に一度の本気の恋を、女としてしまったこと。その時点で、本作は通常のBL作品の枠組みから大きく逸脱してしまっている。本作における女は、当て馬でも噛ませ犬でもなく、あくまで本命、なのである。主人公が恋するに値する相手として、容姿はもちろん内面まで、終始一貫して申し分ない描かれ方をしている。不幸と不運が重なって村上が大荒れし…
M+M
表題作より「君の喜ぶ顔がみたい」の方が長いですし、最初に収録されているので、読んでいて「あれ?」と一瞬なりました。 没落した貴族というので、昭和初期とか思いきや、パソコンが登場して不思議な感じがしました。ほんと、この作者様の作品は、嬉しい方に予想を外してくれます。あまりちゃんとしたハッピーエンドの作品って印象がないのですが、これは書き下ろし「ある晴れた日に」まで読んで、ほっとしました。 …
ぐるっと回って、すとんと落ち着いた。 そんな感じの作品でした。 途中参加の榊だけが、新しく仲間入りしたというくらいです。 チャコと別れて橘高や榊とくっつくわけでもなし。 橘高はかけがえのない人。でも恋人じゃない。 橘高、チャコ、榊、旬之助。信太郎にとっては、みんなそれぞれ違う別の立ち位置というのが、個人的に共感できました。 この人、一人が傍にいてくれたら自分は生きていけるという…
この本、まさかこんなに泣きながら読むことになるとは思っていなかったのですが...はぁー、読み終えた今とってもほかほか気分で満たされています。 とあるきっかけで、ひとつ屋根の下共同生活をすることになったゴロウ(容姿はショーモデル・ニートらしいのですが作中あまりそう見えないのがよい)&ジロ(ちっちゃいリーマン・実は"次郎丸"しかも名字)。ふたりでの毎日は、特別なにかが起こるで…
bonny
ずっと前に読んで、なんかインパクトのあった話があったよなと思って読み返したらお宝発見でした。三作の短編と、中編に満たない表題作が収録された、糸井のぞさんの初コミックス。個人的に美しいBL作品として雲田はるこさんの「あなたには言えない」「だいだい色に溶けあう」の短編連作を一つの完成形としてとらえていたのですが、「婚前旅行」はそれとはまた別の切り口を見せてくれました。 「婚前旅行」を含む他二作に…
とびおちゃん
木原先生の作品は何本か既読なので、こういう切ないとか心が痛むような表現には慣れているつもりだったのですが、コミックになり絵が付いたことによって7年間一人の男に想いを馳せて未だに忘れられない男と、人気者でコミュ力が高くて彼女がいて、しかしある出来事が重なり落ちぶれていった男。 それがコミックになったことによりかなり形を成して読者の心を抉ってきます。 他の方のレビューであらすじは何となく掴…
イサヲ
この作品、発売されたのを見逃してて、やっと読むことができました。 なるほど、ゴロウとジロでゴロウジロか~。 そしてパラっと開いて、まさかの4コマ!とびっくりしたけど、それとはちょっと違った。 こういった日常ものって、力量がわかるなあといつも思ってしまうけど、糸井さんはさすがですね。 二人の出会い方からして面白いし、しっかりと人情モノになってるし。 大福みたいなジロさんがどんどんかわいく見…
クロアチアが舞台なのかー。糸井さんのこの、ふわわわっと描きなぐったようなタッチがものすごく合っています。彼氏に逃げられたアキの元に、女を探しに来たらしき若く美しい男。自分を庇って頭を打ち、一時的な記憶喪失になったその男は、幼児がえりしてしまい、アキが面倒を見る羽目に。まったく別々だったパズルのピースが集まってきて一枚の大きな絵になる感じで、ページを捲る手が止まりませんでした。この小さな美しい街で、…