ヤマシタトモコさんのレビュー一覧

薔薇色の人生 小説

木原音瀬  ヤマシタトモコ 

こんな愛があるのか?

神、一択。それしか言えない。
弱く流されやすい性格の成れの果て、前科3犯でシャブ中のモモと、偶然モモの自殺を止めた真面目警官、浜渦論(ロンちゃん)。
この2人の馴れ初めはモモの酷い八つ当たりの強姦。そのまま脅して関係を続ける。そして2年、3年、4年…
モモの、自分がロンちゃんに相応しくなくて、でも別れられなくて、それなら一度でも役に立って死にたいって思う気持ち、胸に刺さる。
人と人の結びつ…

13

薔薇色の人生 小説

木原音瀬  ヤマシタトモコ 

登場人物が凄く愛しい

この作品大好きで、付箋貼ったりよれたりと、人に貸すのが恥ずかしいくらいボロボロになってしまってます。
物語を総括して言うならば、まさにタイトルの通りです。

どんなに取り柄のない人間でも
どんなに病気や身体が不自由でも
どんなに外見不細工でも
どんなに年を取っていても
どんなに性格が悪くても
どんなに狡くて卑怯でも
どんなに強引で自己中心的でも
どんなにしょうもない人間でも

6
非BL作品

さんかく窓の外側は夜 3 コミック

ヤマシタトモコ 

面白すぎる

うわ~、どうしよう。
っていう位おもしろいです。はい。

相変わらず飄々とした冷川さんと、そんな彼に良いように使われちゃってる三角くん。
けれど、冷川さんと一緒に除霊の仕事をしていくうちに、冷川さんに対して徐々に心を許していく三角くんの気持ちの変化がとても良い。

仕事の上でも、そしてプライベートでも、三角くんから近づき、冷川さんや霊的なものに対して自分から理解しようとするようになった…

7
非BL作品

さんかく窓の外側は夜 3 コミック

ヤマシタトモコ 

今回も色んな意味でゾクゾク…

うぁー…相変わらず冷川さんと三角くんのあのやりとりは…エロイー((ノェ`*)っ))タシタシ!!!
でも2巻の時よりは控えめかなー…?

それにしても三角くんが冷川さんと出会うまでの孤独感を思うと切ない。
他の人には視えないものだから怖くても「こわい」という思いを吐き出すこともできなくて一人ネットで「幻覚 症状」とか検索しているのがもう…(´;ω;`)ブワッ!!!
なんでこんなヤバそうな…

2
非BL作品

さんかく窓の外側は夜 3 コミック

ヤマシタトモコ 

薄気味悪い…

霊のような、邪悪な何か。漫画として「絵」でかなりはっきり描かれているのだけど、何故かいわゆる「Jホラー」のように「気配」でその怖さが染み込んでくる。
目で見ているのに、感じているのは肌の方で、知らない内に鳥肌が立つような。
BL的には、まだ(まだ!)何も始まっていない。それこそ「気配」だけ。「匂い」だけ。それでも何かが漂っていることには違いない。甘くなく、どこかぞっとするような他者との繋がり……

2
非BL作品

さんかく窓の外側は夜 3 コミック

ヤマシタトモコ 

ちょっと物足りない??萌えが。。

前巻のドキドキヒヤヒヤ感があまりに鮮烈だったので、ちょっと期待値が上がり過ぎていたかもしれません。
私の察しが悪いのか、何を示唆しているのかよく分からない場面も多く、謎だけが残りました。
相変わらず主人公は良い表情だし、お相手との掛け合いはエロスを感じさせるのですが、お相手の意図があまり読めないせいか、執着心にドキドキさせられるという場面が少なかったのが物足りないと感じる要因でしょうか。
と…

1
非BL作品

ヤマシタトモコのおまけ本 コミック

ヤマシタトモコ 

2005-2015のおまけが1冊に

小冊子や販促ペーパー等をほとんど持っていない者としては、10周年記念としてこの本を制作していただいたことはとてもありがたかった。それらが一冊にまとまって販売に至る、というのがまず凄いことかもしれませんね。いやぁ大変満足です!私のようにおまけの類をゲットされていない方なら、コミックスを隣に持ってきて再読しながら楽しめる一冊だと思いますよ。後半半分に収録されている『サタニック・スイート』の未発表ネーム…

3

スニップ,スネイル&ドッグテイル コミック

ヤマシタトモコ 

時間軸シャッフルで物語に入れません

日常の断片を切り取りシャッフルさせて、過去・未来の時間軸がいったりきたりしているのが私には難解でした。
物語に入りこめたかなーと思うと、全然別の場面に連れていかれて集中力が途切れるというか…
映像・小説より漫画に適してる表現手法だと思うし、何度か読みこめば面白さがわかってくるのかもしれませんが、ストーリー的に読み返したいと思えるところが私には感じられず…
読後感になにも残らなかったので評価は…

2
非BL作品

ヤマシタトモコのおまけ本 コミック

ヤマシタトモコ 

10年分の「おまけ」、詰まってます

2015年にデビュー10周年をむかえられたそうで。ヤマシタ先生、おめでとうございます。
それを記念して発売された、今までの作品の「おまけ」をまとめた『ヤマシタトモコのおまけ本』ということで興味を惹かれて手に取ってみました。

BL、非BL関係なく、ほぼ全部の作品の特典ペーパーや小冊子、販促ペーパーが収録されてます。
BL以外のコミックは特典ってあまりついてこないのでしょうか?全体的にBL…

4

薔薇色の人生 小説

木原音瀬  ヤマシタトモコ 

不器用な二人の可愛いお話

前科もちで家族も家も失った百田と百田の自殺を食い止めた刑事(論ちゃん)のちょっとアンバランスな恋のお話でした。

モモちゃんはとにかく優しい。
自分に自信がないけど論ちゃんに嫌われないように必死に更生し、論ちゃんの役に立ちたいとちょっと無茶もしちゃうくらい、論ちゃん一筋。
不器用だけど憎めないおじさんです。

一方の論ちゃんは、恋愛経験もなく、とにかく人付き合いが下手。
真面目な公務…

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