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川琴ゆい華 みずかねりょう
さくこ
ネタバレ
事故により昏睡状態になり6年後に目覚めた、というとそれで問題が解決したように思える。けれど実際にはそこからは別の問題が起こるのだという現実が突き付けられた。 考えれば中学生の時から昏睡していたら知識も精神も成長していないのだから、すぐに年齢相応の社会生活を過ごせるわけがないのだ。本人はそこからリハビリと現在のギャップに苦しむ。 それを傍らで支える受けも自分に何ができるのか悩んだりして苦しむ。そ…
川琴ゆい華 yoco
雀影
何度出会っても、必ず恋に落ちずにはいられない。 逃げ出した恋を、もう一度やり直すタイムリープのお話。 別れの悲しみを避けるためには、出会っても、恋しても、恋人同士にならなければいい。 そんな決意の元で送る2回目の、2年前の自分。 でも、どうしても、恋に落ちるのは止められず、、、。 「何度出会っても恋に落ちる」とか「万華鏡の核」とか、いろいろモチーフはすごく胸キュンで切なくてロマン…
羽衣詩
なんで昔の恋愛をタイムリープをしてまで引き摺るのか、真実とは何か、徐々に垣間見えてきて、結果的には最後に一気に種明かしでしたが、なんとなくその結果がわかってたその感じが自分的には良かったです(意味不明ですいません) あまり好かなかった点から言うと、受けの子が余りにも早く吹っ切れすぎてしまい、これじゃあ過去の二の舞じゃないの?再び恋愛しないっていう決意はなんだったの?っていうことでした。個人的には…
川琴ゆい華 小鳩めばる
マキヲ
偶然が重なり、コールボーイと身分を偽って片思い中の先輩・大宮とセックスしてしまった主人公・梗が、大宮本人に会社の後輩とバレてしまったことから二人の微妙な恋人ごっこが始まるーーというお話です。 ちょっと期待しすぎたかも。あらすじと冒頭の数ページには結構ワクワクしたんだけど。「中立」か「萌」か迷って「萌」です。 大宮は最初から最後までイイ奴だなぁと素直に思えたのですが、本編では梗という男性…
はるぽん
ニューヨークで働く由弦(受け)には、かつて訳も分からぬまますれ違って別れた年下の恋人・慧太(攻め)がいた。その想い出が鮮やかすぎて今も恋ができないでいる由弦のもとに、霊体となった友人、絢人が現れる。絢人は、これから由弦をタイムリープさせる、大学時代に戻って慧太との恋愛をやり直すように、と告げる。次に目覚めた時、由弦は大学生に戻っていて…。 タイムリープものです。SF用語ですが、タイムスリ…
川琴ゆい華 蓮川愛
M+M
表題作と後日談的ショートの2作品が収録しています。 「恋は思いがけず」は、友達だったはずが恋人同士になってしまう大学生同士の話。「まままならい恋でも」は二人のバカップルぶりが可愛らしい話でした。 琥太郎(受け)が単に天然で箱入りというだけでなく、リビダアニア共和国からの帰国子女という設定が面白かったです。髪にキスは「エッチしたい」とか、あちこちで出てくる話が異文化交流のようで楽しかった…
川琴ゆい華 陸裕千景子
表題作と、ショート続編の2作品収録されてます。 「恋は賢者の愚行」 題は「恋は愚か者の知恵であり、賢い者の愚行である」というイギリスの詩人かつ評論家からの言葉から取られたもので、それになぞられてます。 生真面目な歯科技工士である十和(攻め)が賢者で愚かな行動をし、余り深く物事を考えない知明(受け)は愚か者で知恵を得ていくという話です。当事者でない筧先生が冷静な分析により話されたのですが、…
すみれ0401
最初からもうお話に引き込まれ、取り込まれて後戻りできませんでした。 一気に読まずにはいられない・・・そんな作品でした。 2人はどうして離れてしまったの? 何故由弦はニューヨークにいるの? 絢人に何があったの? ・・と、のっけから気になって、知りたくて・・・ 口絵や挿絵もある種眩惑的な雰囲気があるし、由弦がタイムリープ中に感じている違和感や不思議な感覚が、絵からも文章からも読み手の私…
川琴ゆい華 北上れん
表題作と、15ページ短編の2作品が収録されています。 初読みの作家さんですが、コミカルで面白かったです。 「北上れん画により素敵に見えますが、この左の男↑、変態ですから!」の帯どおり、北上先生のイラスト効果もあり度合いが薄まっていましたが、それでも高晴(攻め)は変態で、頼朋(受け)のストーカーでした。あっさり爽やか変態でしたが、汚物ネタ苦手な方はちょっと注意した方が良いかもしれません。吐し…
川琴ゆい華 桜城やや
gamis
長~い間積み本になっていたのですが、最近オヤジ攻に魅力を感じていまして。 そういや積んであったよね?と底から取り出してきました。 ……ズルい変態オヤジ、でも仕事にストイックで意外に一途、という最強の組み合わせで、なんでもっと早くに読まなかったのだろうと悔いるものの、今オヤジ攻めが自分の中でアツいこともあって、今読んだからきっとよりいっそう楽しめたんだろうなぁと。 『隙間フェチ』という…