尾上与一さんのレビュー一覧

アヴァロンの東 ~奇跡の泉・金~ 小説

尾上与一  央川みはら 

鍋釜

初めて読む尾上与一先生作品です。大変人気の先生だと知っていたのですけど、これが最初ではない方が良かったのかな〜とも思う。

◾️イグナーツ×ヨシュカ 騎士
騎士やら精霊やらが登場するタイプの中世ヨーロッパ風ファンタジーです。舞台背景は嫌いじゃないものの、どうにも作り込みが浅い気がする…BLだから、という理由でこの辺で満足しておくべきなのか、あるいはもう少し求めても良いものなのか。

主役…

4

花降る王子の婚礼 小説

尾上与一  yoco 

花嫁ものでも、やっぱり尾上与一さんだった

正直言って、この作家さんで花嫁?どんな話に!?甘々?
・・・と、思っていたらとんでもなかったという。
いやその、結果的には甘いんですが、ストーリィとして全然甘くなかった!リディルは命がけだし、グシオン王も・・・波乱万丈!
王を助けようとして、敵陣に突っ込んで、背中を切りつけて魔法円を回すシーンがド迫力。その後で王のそばで見守って、倒れるのが切ない。
またグシオンがリディルの為に、国に帰れと…

5

LoverS The 25th Anniversary Chara Label Anthology 特典

商業作品番外編集

Charaさん25周年記念の小冊子。イベント売り実施中ですが、後で通販されるとのことです。コミック18作品、小説10作品。神だなあと思ったのは5つほどでしたので萌2にしました。お好きな商業作品が多い方はご検討いただいても良いのでは。

以下読んだもののみコメント、長文すいません。小説は全部三段組。
2,3,4、19、23(マジ神)が神でした。

1.恋をするなら二度目が上等 木下けい子先…

3

さよならトロイメライ 小説

尾上与一  笠井あゆみ 

耽美

一気に読みたかったけど、最後少し残しました…。結末が知りたいようで知りたくないような無意識の葛藤があったからかもしれない。

デビュー作で心が折れて、暫くして『彼岸の赤』を読んでみて、やっぱり少し苦手だと感じていました。それから作者の作品に免疫がついて少しずつ読んでいるところで、本作にぶち当たりました。圧倒されました…!!

1945シリーズは未読で、おそらくそのシリーズ群こそが作者の本領…

4

恋愛を進めるにあたって 小説

尾上与一 

ファンなら買うべき

「キャラ文庫アンソロジー3 瑠璃」で気になってた作品でしたが、最近になって「初恋をやりなおすにあたって」を読んだ者です。

ちるちるさんでこちらの同人誌の存在を知り、コミコミさんで購入しました。

もう最高でした。二段組の番外編集で読み応え充分でした。

とくに「後退王の誕生」は最高でしたね。絶対にファンなら読むべきです。
敦也と雪の未来を知れて思わずジーンと来てしまいました。

1

初恋をやりなおすにあたって 小説

尾上与一  木下けい子 

流石の筆力でした

今まで尾上先生作品は時代背景とかあらすじで読んでて痛そうだなと思ってずっと避けていたんです。

でも「キャラ文庫アンソロジー3 瑠璃」でこちらの番外編を読んで、とても惹かれたのでフェア対象作品で評価も高かったので購入しました。

将棋に関しては一切知識が無かったですが、用語を知らなくても関係ないくらい面白くて雪の対局を緊迫感を持って読みました。

それから雪の抱えていた過去を知ってとて…

2

Chara BIRTHDAY FAIR 2020 C キャラ文庫創刊23周年記念バースデーフェア小冊子 特典

爆笑そして最高

三作品とも側から見たらバカらしいんだろうなと思うほど糖度が高かったです。


ネタバレ注意して下さい。


「初恋をやりなおすにあたって」

敦也と喧嘩をして雪が家を飛び出す場面から始まってます。
喧嘩の原因は雪が家に戻るまで書かれていません。
途中雪が将棋が強くなった思い出が語られてました。
30分足らずでの家出で頭が冷えた雪と、はちみつゆずティーを入れて懐柔しようと待ち構…

2

Chara BIRTHDAY FAIR 2020 C キャラ文庫創刊23周年記念バースデーフェア小冊子 特典

爆笑3編

2020年のキャラ文庫さんバースデーフェア 小冊子。3編入ってますが3編とも爆笑ものでしたので、神にしました。当たった感満点。

1.初恋をやりなおすにあたって番外編 「月夜と意地っぱり」 尾上与一先生
 受けのせっちゃんが負けず嫌いばりばりのプロ棋士。で番外編のタイトル見た時に
 「ああ、こりゃなんかやらかしたな笑」と皆さん思うと思うんです。
 そのとーり。
 敦也が佐賀から来てくれ…

1

花降る王子の婚礼 小説

尾上与一  yoco 

ベール越しのキス

体の弱い姉王女の身代わりに隣国に輿入れする王子リディル。
幼い頃からそれは決まっていて自分の力でどうこうできることではない。
のに、その運命を受け入れて、自分の命を差し出す代わりに国民と国王の命乞いをしようとする。

いやー、泣けました。リディルが健気すぎて。
王はそれはそれはリディルの輿入れを楽しみにしていて、待ちくたびれて、迎えに行っちゃうんです。
リディルは婚礼までは男だとバレな…

6

「碧のかたみ」出版社初回特典ペーパー 特典

小説と漫画の楽しいおまけ

『天の川の話』
のんびりした雰囲気の可愛いSSです。

常夏ラバウルで雨が降ったのは、7月7日の七夕の日。
織姫と彦星が会えないことを口にする六郎と、それを小馬鹿にする恒のやり取りがコミカルに書かれています。
ロマンチックなのか現実的なのかわからない恒の話がおかしくて、こういうところも魅力の一つなんだろうなと思いました。
なんだかんだで、六郎が恒にメロメロなのが分かります^^

裏…

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