緒川千世さんのレビュー一覧

カーストヘヴン 3 コミック

緒川千世 

とてもいいです、オススメです

自分で購入、発売当初から読み続けてたというわけではなく、1〜3巻を友達からオススメされて借り、一気に読んだ身です( ̄▽ ̄;)

一気に読み進めての感想…
全体的にみんなおかしいけど、どのCPも攻めたちがヤバい…(笑)
それぞれ方向性は違うけれど受けを自分のモノにしたい、いわば独占欲、というか…なんというか…?変な話ですがそれがかえって魅力的で、ゾッとするような話でも全く躊躇いなく読めました…

8

カーストヘヴン 3 コミック

緒川千世 

チョロインのゆかりチャン

一巻読んだ時から巽さんのカプないかなぁ、と思ってたのですが…。
今回の主役ですね。なんというか…やっぱり仙崎のキャラが好きになれなくて…刺青と丸グラサンメガネが…どこぞのKPOPアイドルか?と突っ込みたくなるというか…うーん…(T-T)

にしても巽さんドMすぎでしたね。緒川先生はヤンデレ率が高いですが、このカプ、ちょっとホラーチックっぽかったというか、狂気というか…先生の特徴である(?)た…

5

赤のテアトル コミック

緒川千世 

う~ん、病んでる!

『赤いくつ』といえば薄気味悪さと後味の悪さがなんとも言えず、それだからこそ印象的な童話ですが、緒川先生にかかるとどんな風に読ませてくれるのかな?とドキドキしながら手にしました。

出だしの葬儀のシーンから、最後の修道院に関わるあたりまで原作にわりと即しているにも関わらず、「う~ん、さすが…」という程の病みぶりに笑ってしまいました。

登場人物各々、赤い靴に踊らされているのですが、中でも群を…

8

カーストヘヴン 3 コミック

緒川千世 

 

奇人・仙崎×優等生の皮を被らざるをえない巽の巻
メインCPはほぼ進展なし、刈野×梓派は今巻飛ばしてもいいくらい。犬化プレイが少し (本番なし)
久世×あつむはさらに出番なし
番外編は梓をいつも虐めていたチビちゃんとその幼なじみで糸目のサディストCP

2

カーストヘヴン 3 コミック

緒川千世 

病み過ぎると、良くなってくる(笑)

精神的にも肉体的にも痛いシーンが多く読む人を選ぶ作品ですが、今回のメインカプが仙崎と巽だったこともあり、かなり肉体的な痛いシーンが多かったせいか、こじらせてる人が大好きな私でもどんよりした読後感でした。

とはいえ、巽を見ていると、痛いのも病んでいるのも突き抜けてしまうとなんだかむしろ清々しく、堕ちるとこまで堕ちたら楽しくなれそうな気がしたのも確かです。
自分の役割に縛られ人形のように生きて…

7

カーストヘヴン 3 コミック

緒川千世 

ドロドロ執着愛

カーストヘヴンの病んでるドロドロな世界観が加速してます。
カーストヘヴンの登場人物はみんながみんな誰かに愛されたい、認められたいと心の中で叫んでいて、人間の本能でもあるその気持ちが痛々しくてズシンときます。
私は基本メインカプに一番感情移入しがちなので、刈野×梓があまり進展しないのが生殺しのようで辛いです。。
刈野の本心が読めなさ過ぎて、萌えて良いのやら、ただの穿った見方なのか分からなくなっ…

1

カーストヘヴン 3 コミック

緒川千世 

混沌とした愛

作品自体は神評価をつけたい…。
けれども、混沌とした愛に気持ちがついていかないというか。
仙崎と巽の激情にただ圧倒されてされてしまった(´×ω×`)

3巻は1.2巻に比べてちょっぴり本の厚さが薄め。
アンソロ「屑」に掲載の【八鳥×ゆかりちゃん】の番外編も収録されてますヾ(*´∀`*)ノ

【刈野×梓】は1話のみ。
次へのステップになるのかな?緊張が高まる。
あつむと久世は脇で平…

9

カーストヘヴン 3 コミック

緒川千世 

相変わらず病んでいるけれど。

『カーストヘヴン』の3巻目。高校生たちが校内で「カースト」をつくり、その名のもと同級生をいじめる、というストーリーなので苦手な方もいらっしゃるだろうな。とは思うのですが。もう、大好きな作品なので3巻目を楽しみに待っていました。

という事でレビューを。ネタバレ含んでいます。苦手な方はご注意を。






3巻は、2巻の終わりで出てきた刈野の異母兄・巽と、転入生で頭のねじがちょっ…

5

王子の箱庭 コミック

緒川千世 

最新刊(赤のテアトル)と読み比べて気付くブレのなさ

緒川さんって振り幅は広いけどブレがない作家様だよなぁと、なんとなく昨日このデビューコミックを読み返していてふと思いました。
音楽ライターがライナーノーツなんかでよく「進化でもあり深化でもある」なんて褒め方をしたりするのを目にするけど、緒川作品もまさにそんな感じがします。

本作と「赤のテアトル」は、続けて読むと通ずるものが結構あって、分かりやすいところで言えば、2人の関係性だったり、その関係…

1

赤のテアトル コミック

緒川千世 

ピンヒールから礼拝靴に変わる愛

緒川さんは好きな作家さんの一人なのですが、振り幅激しい!
この作品も、読む人を選ぶなと。
人によっては地雷の山。
私もあまり気持ちよく読めなかったのに、萌が付いたのは、そこに愛があるから。

物語の中で、ずっとキリキリと張りつめられていた糸が、
弾けるように切れて至ったラストのような気がします。
突き詰めて読み込めば、そこに収まって良かったのか?とは思うのですが、これもありかなと。

5
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