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神話や伝承を読んでいるような世界観が印象的な作品でした。
幼い頃の出来事がきっかけで神の領域に近づけないアスラと、生き神として崇められてきたミルザ。
アスラの前では普通の人でいられるミルザが惹かれていくのも自然で良かったです。
二人の距離が縮まる一方で、生き神としてこの地に残ることを選ぶミルザ。
離れることを覚悟しながらも「魂を連れていってくれ」と想いを伝え合う場面が切なく…
蛮王という言葉から暴虐な王を想像していましたが、破天荒ではあるけれどとてもからっとした性格で、付き合いが長くなればなるほど憎めないような、案外本質的には誰からも好かれるタイプの王なのが、いい意味でイメージを裏切ってくれました。幼い頃から他人を救うために自由を奪われてきたミルザを外の世界に連れ出してあげてほしいと切に願いましたが、彼にとっては今の生活も切っては切れないもので。2人なりの着地点が見つ…
