佐竹ガムさんのレビュー一覧

星を手繰る 小説

佐竹ガム  紀伊カンナ 

ストーカー攻め

「美しい彼」が好きな人などにオススメだと思います。
攻めにとって受けは言うなれば「推し」で、登場人物全員(受け本人含む)が推しと理解している前提で最初から話が進みます。
両思いになってからの話がほとんどないので、続編が是非読みたいです。

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星に捧ぐ 小説

佐竹ガム 

ヘタレで病的なまでに一途な攻め

ヘタレで病的なまでに一途な攻め・鴇沢が愛おしすぎる&超ツボで、この二人の行く末をもっと知りたいなーと思ってたら、amazonのアンリミで同人誌が読めると知り歓喜。

複数発行されていて、順序に戸惑うので記録。

「星をたどる」
鴇沢視点による高校生活のお話。
ぎゃあああ、鴇沢の思考回路が愛おしすぎる。

「さよなら探査機」
三年生の文化祭を鴇沢視点にて振り返っている。

最後…

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星を手繰る 小説

佐竹ガム  紀伊カンナ 

「昴」を軸に回る星

北海道在住の著者のデビュー作 だそう。 
紀伊カンナ さんの表紙が凄く可愛い。

地球から見ると、夜空の天体は「昴」を軸に回天しているように見える。
鴇沢旭陽の心の軸はぶれない、「昴」のまま。・・という意味だと思う。

高校で出会って以来、ずっと昴が好きで、それ以外は視野に入らない、混血美少年鴇沢旭陽の初恋が実るまでの物語。

昴は、天体観測が大好き。
主席で入学した昴は、トビキ…

2

星を手繰る 小説

佐竹ガム  紀伊カンナ 

暑い夏に。涼しくなるBL

 
イラストがあまりにも可愛らしくて、こんなんで本当に執着できるのか攻め!?と買う手を引っ込めては伸ばし…を繰り返しながら今回意を決し購入!
いや~~絵柄に慄かず買って良かった~~!!

冬の北海道のお話なので夏にピッタリかもしれません。
気分的にですが読んでいる間は体感温度が下がった気がします。(笑)

気になる執着ですが、なるほどちょっと行き過ぎた一途かな?程度。
受けの物を集…

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いとしい音のねむる庭 小説

佐竹ガム  あおのなち 

良い人が多い!!

すごく可愛らしくてカラフルな表紙だったのと、どこかで見覚えのある作者さんの名前だったのでお試し程度に購入させていただきました。

無口であまり友達のいない大学1年生の駒津椎と、誰とでも仲良くすることのできる大学2年生の千秋慈のふたりの同居生活の話です。

椎は大学内のベンチで図書館から借りた本を読んでいた途中、本に挟んでいた栞をなくしてしまい、雨上がりの湿った芝生の中を探します。妹からもら…

2

星を手繰る 小説

佐竹ガム  紀伊カンナ 

大大大好きな作品

「…俺が、お前に会いたくて見つけに来たんだ。」

タイトルに惹かれて購入した作品。
BL小説は初めてでしたがスラスラ読めました。まるで映画を見ているかのような感覚。

文章やセリフの表現がすっごく綺麗。素敵な言葉がこの1冊に沢山詰め込まれています。昴の心情変化もとても丁寧に描かれてる。
紀伊カンナ先生の繊細な挿絵がこの作品の雰囲気にぴったりでした。

この本に出会えて良かったなと思…

3

星を手繰る 小説

佐竹ガム  紀伊カンナ 

自分史上一番のいい執着攻め

攻めに神評価で!こんな可愛い執着攻めは初めてです!

高校の入学式からの攻めの長い長い片想いの物語ですね。
鴇沢がもうどうしようもなく愛しくてたまりません。誰よりも美しい容姿を持ちながらもそれ故に人見知りで孤独で。そんな中昴にきさくに話しかけられて。
鴇沢の中で昴への恋心がどんどん育っていきます。
高校卒業で告白して10年会えなくてもずっと好きで。たった一人の大切な人で。
高校時代こっ…

8

星を手繰る 小説

佐竹ガム  紀伊カンナ 

雰囲気が最高。


どこで見かけたか忘れましたが題名がなんとなく気になって購入しました。


最近ハラハラする本しか読んでなかったので、この本を読みながらこういう雰囲気の話いいな〜と思っていました。いい意味で穏やかな感じ。いつも読んでいるBLとはまた少し違う感覚でした。なんか、上手いこと言えないんですけど。心を落ち着かせたい時に読みたくなるような。


あとイラストの紀伊カンナ先生と雰囲気がバッチリあ…

7

星を手繰る 小説

佐竹ガム  紀伊カンナ 

あまりのピュアさに自分まで綺麗なものになったみたいな気になれます

電子書籍で読了。挿絵有り。

ちるちるの『誰も教えてくれなかった名作BL小説4選』という記事で気になったので購入。
いやー、ピュアです。
真っ直ぐです。
けれども、想いを押しつけないのです。
『旭日』なんていう強く輝く名前なのに。
自分の初恋は遠い彼方の思い出なのですけれど、あの頃の、楽しいばかりではなかったけれど、甘く切ないキュンキュンを思い出します。
心の洗濯をしたい時には最適…

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いとしい音のねむる庭 小説

佐竹ガム  あおのなち 

暖かく、あっさり。

全体的に暖かい作品で読みやすいです。
千秋の少しいきすぎた優しさと
千秋に出会ってからの、椎の心の変化が琴線に触れました。


ただ、「誰にも言えない秘密」を見られたあとの展開が
お決まりすぎちゃったかなというのが、少し残念。
あと、椎のトラウマの件が案外あっさり片付いてしまったので
もう少し掘り下げてもよかったんじゃないかなと思います。
そもそも「トラウマ」とありますが
何が…

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