もう一度会えたことは、別に特別な運命じゃない――

星を手繰る

hoshi wo taguru

星を手繰る
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神26
  • 萌×211
  • 萌6
  • 中立0
  • しゅみじゃない5

--

レビュー数
8
得点
192
評価数
48
平均
4.1 / 5
神率
54.2%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
フロンティアワークス
シリーズ
ダリア文庫(小説・フロンティアワークス)
発売日
価格
¥630(税抜)  ¥680(税込)
ISBN
9784861348204

あらすじ

仕事・彼女・家を同時に失った昂は、「星を見たい」と衝動的に北海道ヘ旅立つ。そこで偶然再会したのは、高校の同級生で、昂の持ち物を盗んでは新品と交換していた男・鴇沢だった。
卒業式の日に告白されて以来、一度も会わなかった鴇沢と、成り行きで1ヶ月だけ一緒に暮らすことになる昂。10年経っても変わらない、鴇沢の一途すぎる想いに気後れしながらも、次第に離れがたく感じ始め――。

佐竹ガム、デビュー作! 紀伊カンナの初bl小説イラスト!!

表題作星を手繰る

鴇沢旭日、昴に長年片思いしているバーテンダー
築島昴、仕事・恋人・家を一度に失った青年

評価・レビューする

レビュー投稿数8

北国が舞台ですがほっこりさせられます

初めて読んだBL小説がこの『星を手繰る』でした。佐竹ガム先生のデビュー作だと知ったのは読み終えたあとで、そもそもは紀伊カンナ先生の表紙イラストに惹かれて買いました。いわゆる表紙買いですね(笑)

とても雰囲気が良い作品で、BL初心者の私にも楽しめる作品でした。健気な鴇沢のかわいさも然ることながら、昴の心境の変化も丁寧に表現されており、二人の物語の行方が気になって、休憩を挟むことなく一気に読み進めてしまいました。他の登場人物たちもやさしい人ばかりで、二人を取り囲むやさしい世界に癒やされます。

(受け攻めが思っていたのと逆だったので、最後の最後で悶えひっくり返ってしまいました)

0

何度も読んでしまいます

すごく優しい気持ちになれます。
自然と涙が出てくる感じで、人を愛するということについて、改めて考えさせていただく機会を得ました。
鴇沢の行動の一つ一つから、昴への愛が伝わってきて、うわぁぁぁぁぁ・・・ってなります(笑)
顔のニヤケが治まりません

0

遠い地での再会モノ

クライマックスにベッドシーンはあるものの、個人的には「雰囲気BL」のカテゴリに入れたくなる作品でした。どう頑張っても27歳(前後)に見えないイラストも気になってしまった…。表紙イラストの時点では高校生のお話だと思ったぐらいなので。

高校の同級生同士の再会モノです。主人公の昴に高校時代からずっと片想いしている鴇沢と、当時から鴇沢の気持ちを知りながら…卒業式の日には告白までされたものの、鴇沢の気持ちには応えられなかった昴。現実から逃げるように向かった北海道で鴇沢と偶然再会した昴は、鴇沢の10年間変わらぬ想いを知って戸惑います。けれど湧き上がる優越感や独占欲――この気持は一体なんだろう? 一ヶ月という同居生活の間、心を探り合うように近づく二人のお話です。

相手が自分を好きだからって同性と簡単に恋愛できるわけない、と昴が思うのは自然で、とても納得できました。だからこそ後半の急な展開が腑に落ちませんでした。この二人の感じだとセックスまであと1年ぐらい掛かりそうなのに。弱っていると恋したくなるものでしょうか…。

評価は「萌」と「中立」で迷って「萌」です。読後にデビュー作と知って驚きました。焦れったい描写や会話だけで進む場面が多い気もしますが、全体的にはクセがなくて読みやすい小説でした。

2

周りを気にせず読めました。

とても良かったです。
クセのない文章で読みやすく、ページ数多めの作品かと思いましたがすぐに読み終えることができました。

キャラクターも良かったです。
攻めは主人公のことをとても好いていて、ちょっとストーカーのような行為もしていますが気持ち悪さが全くありません。むしろ一途さが伝わってきて胸がキュンキュンしました。
受けの方も、ただ攻めに愛されるだけの子ではなくて、しっかりと自立して自分の意思を持った子で良かったです。いわゆる「受け」感は少なく、普通の男性、という感じでとても好感が持てます。

ラストの方が少しうるっときました。
タイトルからも分かる通り、星が重要な要素となっているお話です。ロマンチックですがクサくはなく、こころがほっこりしました。

紀伊カンナさんの可愛くて綺麗なイラストも物語の雰囲気に合っていて、とても良かったです。

そして個人的に嬉しかったのが、挿絵の入れ方です。
私はBL小説はまだ読んだ冊数が少ないので、もしかしたらそんなに珍しくないのかもしれませんが。
挿絵をページ一面に載せるのではなく、挿絵の周りにぐるりと余白があるんです。
すると、本の小口のところに黒い線が出来ないので、一見 挿絵があるとわからないんです。
私は電車やバスの中で本を読むことが多いのですが(もちろんブックカバーはつけています)、
「いい年した大人が挿絵入りの本を読んでいる」と思われるんじゃないか、BL小説を読んでいることがバレてしまうんじゃないか……といつもドキドキ(ヒヤヒヤ?)しています。笑 (私が気にしすぎなだけかもしれませんが!)
この本はそんな心配をほとんどせずに読むことができたのでとっても嬉しかったです。

4

もう一歩!

表紙買い。
デビュー作だそうですが、そういったのを感じさせないスマートな文章です。
癖もなく非常に読みやすいので、するするとページが繰れてしまうのも好印象でした。疲れてる時はあまり考えずに素直に読める文章がいいので、そういった気分の時には最適な1冊だと思います。

内容は再会もの。
高校時代の友人同士だった2人が、10年後、偶然北海道で再会し、なりゆきで受が攻の家に居候する……と、まあ割とありがちな展開ではあるんですが、この攻が非常に私好みでよかったです。
弱気ストーカーなんですが、粘着質な感じがしないので、ホラー執着があまり得手ではない私でも楽しく読めました。
当人からしたら、それこそ気持ち悪いというような行動の数々なんですが、それでも攻が妙に爽やか君なので気になりません。寧ろ可愛い。
受も受で絆され系かなと思いきや、蓋開いてみたら意外と積極的で強引!
襲い受も大好物な私には、それだけでご飯が美味しく頂けちゃうという展開でした。

ただ少し残念だったのは、北海道や山口といった地方を舞台にしているのに方言が一切出てこない点。
方言BL大好物なので、結構期待してた分、残念な気持ちになりました。

1

あたたかで穏やかな話

エロやドラマティックに特化したお話ではないのに、ゆっくりと穏やかに流れるような文章が素敵。
日常感のあるBL小説としてかなり好みでした。
紀伊カンナ先生のイラストがこの作品の持つあたたかさに彩りを添えてくれます。
心を落ち着けて休日にお茶でものみながら、そのおともに是非。

1

静かな夜におすすめの一冊

 私事ですが私の商業BL小説デビューの本です。
 濡れ場の描写もほどよいので初めてBLを読む人にも読みやすいのではないかと思います。挿絵も作品の世界とマッチしていてとてもよかったです。
 ストーリーの大筋は高校の頃の同級生である昴と鴇沢が北海道で再開して…というもので、全体的にすっきりしています。出てくる脇キャラも一人ひとり個性があって面白い人が多いです。すっきりしない行動をとるキャラクターもいません(しいて言うなら昴の彼女くらいかな)。本当に初めての人向けだなあと思います。
 2人でプラネタリウムを眺めるシーンとか、鴇沢の家で夜を迎えるシーンとか、二人の高校生時代の回想とか、1シーン1シーンに透明感とか涼やかさがあって、その雰囲気を絶妙に挿絵が引き立てています。
 2人が進展する流れも自然で、昴も鴇沢も…よかったね…という感じです。昴は結構男前というか普通の男の子というか、とにかく他の小説などでよく見る可愛い感じの受けではないので、それもまたかわいくてよかったです。
 最後になりますが本当にこの本で商業BL小説デビューできてよかったなあと思います。佐竹ガムさんは作家買いしたい作家さんの一人になりましたので、新刊が…待ち遠しいです…! また昴と鴇沢みたいなすぐにはくっつけなさそうな2人をしあわせにしてほしいと思います。

1

ラストはうるっときました

イラストに惹かれて購入。
紀伊カンナさんはBLだと挿絵はやってなかったんですね。意外。

高校の同級生の再会もの。
物静かで自信ナシな攻と、外面はいいんだけど性格悪めな受…なので、最初はこの2人進展するのか!?ってかんじでしたが、2人の距離が近づいていくのがすごく丁寧に書かれてて好感が持てました。
攻のストーカーっぷりは、たしかにきもいんだけど(笑)、一周回ってかわいく思えてきます。だんだん応援する目線になってました。
みんなが羨むようなハイスペックの攻に愛されて、嬉しくないわけないよねーと思うのですが、「そこに甘えてる自分はずるい」と自覚アリな受。「なんで俺なんだ?」とちょっと呆れながらそれを受け入れて答えを出してく様子がじれったくもあり、その分自然なので納得して読めました。

星が一貫してテーマのひとつになっていて、お話とイラストの雰囲気も相まってよかったです。

6

ココナッツ

ほのんさま

初めまして、ほのんさま(*^^*)
購入しようかどうか迷っていましたがなかなかレビューのつかない作品でしたので、助かりました。
ありがとうございました☆

この作品が収納されている本棚

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