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里つばめ
クリボウ
ネタバレ
胸にしみる、たわいない瞬間。 表紙の真っ直ぐにこちらを見据える高校生と少し遠くを見つめる大人。 帯には立ち入り禁止的に張られたような若草色のテープに「後悔」「先生」の文字。 買わずにはいられないでしょ(笑) 退屈気味な高校生×そんな時代を通り過ぎた大人目線を保とうとする教師。 ふたりが徐々に気持ちを重ねていく姿が柔らかいトーンで描かれています。 高校生の拓真(攻)は校内での喫煙を化学教師の高…
roseーlily
これとか、最近読む作品にオヤジが増えてきた気が? 特に好きなシチュエーションは同級生とかで、長い時間をかけて恋に成熟する話なんですが…。 以外と、自分の許容範囲が広いことを知りました。 年の差、突っ走る少年、翻弄されるオヤジ、結構好きみたいと気づかされた作品の一つでした。 そうかあ、年齢とか関係ないんやなぁ、と。 ようは、一途に好きとか、突っ走る恋とか、変えられていく過程が好きなんや…
茶鬼
作者さんの初単行本。 1冊まるっと、この高校生と先生のお話で綴られるからじっくり感があります。 そこにあるのは実になんでもない日常の高校生活で、 熱に目覚める高校生が若さゆえの情熱をぶつけ、大人な先生がそれに対してクッションのように程よい硬さとやわらかさで、ニュートラルな姿勢を見せる点が、大きなヤマや波乱万丈のドラマティック展開はないものの、動と静のバランスで見せているような感じがします。 …
あむり
「801 AUTHORS 108」で特集を組まれているのを読み、 作者さん、作品名を知ったのですが、デビュー作とのことです。 教師生徒という設定と表紙も空気感があって素敵で、迷わず購入しました。 さめた高校生が、 くたびれた飄々とした先生に惹かれていってしまうというものです。 ただ今の迷いで、男しかも、先生を好きになっただけかもしれない。 けど、この思いは、自分でもどうにもできない…