yocoさんのレビュー一覧

聖邪の蜜月 小説

安西リカ  yoco 

光差す

『聖邪』というタイトルが目を惹きました。
漢字としては真逆の意味を持つ組み合わせですよね…?
清らかなのか、禍々しいのか、どういう意図で『聖邪』としたんだろう、と。

そのアンサーも含めて心打たれる作品でした!
すっっっっっっごい良かった(;/////;)
(良い作品に出会った時に感情表現する語彙が私の中にはコレしかなくてもどかしい)

ちなみに私はファンタジーだと理解するのに何度…

6

「聖邪の蜜月」Amazon限定SSペーパー「冬の贈り物」 特典

感無量のSSです

Amazonで購入すると貰える特典SSになります。
本編のネタバレ要素があるので、そちらの読了後にお読み下さい。

私はレビューを書くのに大変時間がかかるので、特典類は特筆したい事がある時だけ書かせて貰ってます。
それでこちら、二人の後日談になりますが、余韻の残るなんとも優しくてあたたかいお話なのです。
ああ、アシュの成した事は、確かに実を結んだのねと。
じんわり涙が出てきちゃう感じ。…

4

聖邪の蜜月 小説

安西リカ  yoco 

一途な聖獣に涙…

めちゃめちゃ泣いてしまいました。
ダークファンタジーで重めの仕上がりになっています。

絶滅寸前の聖獣×聖職者の慰み者になっていた青年。
ただの恋物語に終始していないところが素晴らしかったです。

聖職者達に弄ばれて幼少期を過ごしたアシュ。
現実に甘んじず、虎視眈々と脱出の機会を狙っていたアシュが、逃亡中に拾った卵から生まれた聖獣・サージと共に新たな運命に身を投じていくストーリー。

6

騎士と無垢な罪人 小説

和泉桂  yoco 

七騎士の使命は、護る価値が無い王に命を捧げることだった

yoco さんのイラストがとても素敵です。
御伽噺風の、盗まれた魔力を取り戻す旅だけど、
実は良く生きる為に一番大事なものは何?と主人公が心の旅をする物語。

七騎士は、特別な存在で、国民の憧れの的。
でも七騎士の家に生まれたイサールには、魔法の力が発現しない。
どうやら、父の後妻(妾)が盗んで消えたらしいと分かる。
魔法の力を取り戻す為に、父の後妻と義弟を探す旅に出る。

イサ…

3

聖邪の蜜月 小説

安西リカ  yoco 

世界はこんなにも美しい

こちら、受けが育てた子供に執着されて食われると言う、子育てものになります。

これ、普段の甘くて可愛い安西作品を想像してると、あまりに痛くて切ないので悶絶する羽目になると思うんですよね。
世界観もかなりダークなので、読者を選ぶとも思います。
ただ、めちゃくちゃ心を揺さぶられる深い愛の物語なんですよ。
特に終盤、もう涙が止まらなくて。
すごい作品だと思う。

人間の醜い部分がこれでも…

27

えとがみ-干支神- 小説

犬飼のの  yoco 

続編が待ち遠しくて再読

続編まだですか。いや、急かすつもりではないのです。。
ただ、ここに続編を待ち焦がれる読者がいることをお知らせしたくて。
ファンレターを書く文才がないので(レビュー読んだら文才無いのバレバレ)。

瞬と百艶の幸せな日々も、翠綺のその後も読みたいですけど、この世界観で描かれるお話が読めることを楽しみにしています。

他の神様の事も気になるんですよね。「えとがみ」ってくらいですから、まだまっ…

2

ロイヤル・シークレット 小説

ライラ・ペース  yoco 

ロイヤル…

まるでファンタジーの世界に飛び込んだような設定ですが、読んでみると現実に寄せていてとても楽しめました
皇族にゲイがいたら、まさにこんなかんじになるんじゃないかと思うほど現実的で小説だからこそ表現できる細かい設定…
宮殿とかでてくるんですが、脳内再生しながら読むとロイヤルな気持ちになれます笑

リバとは知らず読んでしまったのでリバ地雷の方は要注意です
ただ、リアルなゲイカップル感があるので…

4

BLアワード2020記念冊子 コミック

はらだ  ヨネダコウ  ときしば  那木渡  じゃのめ  腰オラつばめ  倉橋トモ  本郷地下  水田ゆき  奥嶋ひろまさ  犬居葉菜  凪良ゆう  嶋二  池玲文  CTK  あがた愛  蔓沢つた子  楔ケリ  ナツメカズキ  市川けい  まさき茉生  吾妻香夜  鈴丸みんた  座裏屋蘭丸  南月ゆう  一穂ミチ  木原音瀬  キヅナツキ  重い実  yoco  高崎ぼすこ  小東さと 

制作秘話や、裏話好きなら買うべし

BLアワード2020記念冊子買ってよかった。裏話大好きだから。
内容盛りだくさんだったので、全部は書ききれない。

[印象に残ったところ]
[作中に別作品のキャラが紛れ込んでいる]や、[関係がうまくいかなくなってから服装と髪型が適当になっている]など気付いてなかったなー。
先生方に聞く作品の見どころシーンを
もう一度意識して読み返したいなと思えた。

はらだ先生を構成する三作品に『…

1

花降る王子の婚礼 小説

尾上与一  yoco 

一途な受けが良い

自分の運命に争うでもなく、かと言って流されるのでもない。
運命を受け入れ、そして与えられた地と環境で健気に生きる二人の恋が良い。
脇役というには主要な登場人物の面々、動物たち、植物と全てに愛情たっぷりに書かれた作品で読んでて先生の思いに胸が熱くなる。
続編、スピン希望です♪

4

えとがみ-干支神- 小説

犬飼のの  yoco 

巡る季節の色々を楽しめる作品

料理教室の講師が主人公の「料理男子の愛情レシピ」
の読了後に続いて、「干支神」を読みました。

犬飼先生は料理教室に通っているだけあって、料理のコツや、美味しそうな日常食のメニューが作品中に登場するのが、楽しかった。
例えば、焼き肉を巻いたおにぎりなんて、味付けの説明まであるので、たべたくなるだけじゃなく、作ってみたくなります。

里の人に忘れられて、半壊寸前の祠には、干支神の伝承があ…

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