はらださんのレビュー一覧

やじるし コミック

はらだ 

前・後半で雰囲気が変わる

前半の各話は最後に「なるほど!」という落ちがあり面白かったのですが、BLとして萌はしませんでした。
後半のお話は少し笑えて読みやすかったです。(ラブコメっぽい)私は後半の方が好きです。

人によってかなり好き嫌いが分かれる作品だと思います。

0

ワンルームエンジェル コミック

はらだ 

今のところ、今年ナンバーワン

泣いた。
泣きました。




喪失の痛みの先を描いたところが凄いなって思いました。
失ってもなお与えてもらったものの大きさに生かされている姿とでもいうのかな。

私は谷川俊太郎さんの「あなたはここに」という詩の
「ほんとうに出会った者に別れはこない」
「あなたとの思い出が私を生かす」
という一節を思い出しました。

あの詩に綴られた二人の関係も「愛」だと思うんです。

9

やたもも 2 コミック

はらだ 

胸を引き絞る慟哭と、八田ちゃんの清廉なまでの愛情に涙。

八田ちゃんが良い男過ぎて涙。涙です‼︎
八田ちゃんに寄生しているだけでは駄目だと一人暮らしを始めたモモですが、
会えば抱き潰さんばかりに盛ってくるのは相変わらず。
毎度毎度、喘ぎ声が煩いと隣人から壁ドンされる始末。
文句を言う筈の隣人の栗田くんは、行き掛かりでモモたちに関わる事になる。
ロクな生き方をして来なかったモモにとって。彼は初めての友達になって行く。
この2巻では、モモと絶縁状…

5

ワンルームエンジェル コミック

はらだ 

切なくてあたたかいお話です。

わーい!はらだ先生の今回の本分厚い〜!!くらいの軽いテンションで購入したのですが、まさかのボロ泣き…。
深夜3時から読み始め、結局読み終わったのは4時30分を過ぎてました。涙で字が読めなかったので、妥当な時間ですね(?)

こちらのお話は変愛に収録されていた 「止まり木」のリメイク作品です。そちらも拝見しておりましたので、あのお話からこんな風に広がるなんて予想外でした。
悲しくてやりきれな…

6

やたもも コミック

はらだ 

汝、獰猛なまでにこれを愛す。愛おしさは、とめどなく。

私も!私も!
ビッチ受けがそんなに得意では無い。なので、本作も一読して、そっとして置いた作品の一つ。
沢山BLを読んで、戻って来ると、スルスルと読めたりする。
変わったのは私の嗜好か。時代の気分か。はらだ先生の作品群はそういうモノが多いように思う。

八田ちゃんは面倒見が良くて、優しくて、倫理観のちゃんとした男ではあるんだけど、
ド淫乱のモモが引くほど、体力を消耗し切るほど、超絶絶倫で…

5

ワンルームエンジェル コミック

はらだ 

心が壊れてしまいそうな時に

何をやっても上手くいかない。足掻けば足掻くほどドン詰まりになる。
どうやったらこの悪循環から抜けられるんだろう…。
そんな時にあえてこの作品を読みました。
思ったよりシュールな展開。
謎かけのようなストーリー。
予想よりもだいぶ口の悪い自称・天使と、人生どん底の幸紀の奇妙な同棲生活。
ふたりのやり取りが可笑しくて、泣き笑いしつつ読みました。

生きるってなんだろう、幸せってなんだろ…

10

にいちゃん コミック

はらだ 

ダイバーシティとは何か。

多分、他の何人かの「しゅみじゃない」評価をした方達と同様に、最初一読した際は、まさしく「しゅみじゃない」評価をしたかったのだと思う。
はらだ先生の衝撃作は、一度寝かせて。半年くらい経ってから再読すべきかもしれません。
私の様なビビリーは、そうして耐性を身に付けてから、再読すべし。

さて。最近すごいな、と思ったことがある。
幼ないお子さんを持つお母さんが、「幼稚園や小学生の教師になる様な…

8

やじるし コミック

はらだ 

残り5分の1が好きです

話題のはらだ先生作品を一気コンプリート買いしたのですが、、巧いのは分かるけど苦手です。
小説の丸木文華さんに通じるものがある。キャラが怖い。好きになれない。
レビューを書きたくてもネガティブな言葉しか出てこないから書けない。
「やじるし」は読み始めて「無理~、もうこの作家さん無理~。ランキングですっげえ評価が高いけど無理だわ、、怖いよコレ。こんなんやだ、、」
と、でもお金払って買ってるし、…

1

ワンルームエンジェル コミック

はらだ 

やっぱり読んでよかった

何度も本屋で紙本を手に取りながら、紙と電子どちらにするか悩んでやっと電子購入。
エロなし?BL?など話題沸騰で、
あらすじなどは知らずに読んだ方がいいとの複数情報だったこともあり
毎日あがってくるレビューは見ず先ほど電子購入してやっと拝読しました。

読後感の素晴らしさはもちろん、まだ繰り返し読み込みたい逸る気持ちでいっぱいです。
深い!何よりも温かい気持ちに満たされる…ほんと読んでよ…

6

やじるし コミック

はらだ 

衝撃のエポックメイキング作品。

再読してみると、最初読んだ時の衝撃度はやはり下がる。
それもその筈、既視感があるのだ。これは全ての下衆BLの礎。
はらだ先生以前、以降とで世界がガラリと変わってしまったとさえ、言えるかと思う。
衝撃のエポックメイキング的作品群だと思う。

うさんくさい笑顔で近付いて来る下衆、「やじるし」
利用しているつもりが、感情を絡め取られてしまうのは、下衆の方なのだ。
カチリと Enter キー…

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