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2/11(合計:105件)
yoha
342022
本当に素敵。 登場人物一人一人の心理描写が緻密に描かれていて、丁寧に感情移入してしまいます。 それぞれのカプの苦悩とか相手を思いやる気持ちとか、それでいて本能が恋心に襲いかかってくる感じとか息をするのも忘れて読んでしまいます。 行為の描写も、この方向に感情が動いたからこの行為になる。という感じで、普段読んでいるBLとまた違った文学のような感覚が味わえる作品だと思います。 個人的にはオマ…
ポッチ
ネタバレ
『さよなら恋人、またきて友だち』のユキ編。 4巻目に突入しましたが、まだまだ終わりが見えません。今巻も突き抜けたシリアス度を魅せる巻でした。 前巻で鳴海の行方不明になっていた弟・春人が見つかりました。 春人を見つけたのは、ルカ。 春人を探し続けてきた鳴海とユキの苦悩を知っているルカは、春人に鳴海に会って欲しいと懇願するが春人には彼なりの理由があって再会を拒む。 春人の思いを汲んだ…
ノーノーネーム
漫画としての完成度が非常に高い作品でした。 少年たちがきれいでかわいいのはもちろん、舞台である陰鬱な田舎の雰囲気が画面全体で表現されていてシンプルに漫画が上手いな〜と感動させられます。 ストーリーは廃校を防ぐために売春する少年たちのオムニバス。 個人的には兄弟のお話が良かったです。 弟ミツキは兄キヨと恋人同士になりたいのですが、毒キノコの幻覚でキヨから紡がれた言葉がとてもきれいでした。…
恵み
このオメガバース作品の中で一番苦手な要素があって個人的に好きじゃないです。その中でオウギがユキにカナエの過去のことで復讐をするなんてひどいと思った。前作でもクラスメイトの一人にもカナエのことでひどいことをしたのに懲りずに復讐するなんて本当にオウギはクズ野郎です。
もみじみも
同じ出版社の別の作品を探していたのですが、表紙と題名が気になりすぎて購入させていただきました。題名の通り、高校生たちが青い春を売る話です。 登場人物は限界集落にある高校の生徒達です。 住人の殆どが老人となった集落にある高校は、ある日廃校となることが決まりました。納得行かない生徒や、嫌がる生徒もいますが、そりゃそうだろうな、と納得したような生徒たちもいます。しかし、他校生だというのにそれ…
kurinn
1番下の枠外に「ゾンビ映画は癒しカテゴリ」とあるので、コミコミさんの特典ペーパーのタイトルがこちらだと思います。 そしてこちらの話が今の鳴海の心理状態だと思うと、なんだか情けない気持ちになりました。 本編でも1人だけ不幸の底に沈んで周りが見えていない鳴海、だからこそ真相に近づいていても見逃すのでは無いかと本編を読んでいて思ってしまいました。 こちらのお話で鳴海がルカに友達から借りた映…
初めて「さよなら恋人 またきて友だち」を読んだ時に、こんなに続くシリーズになるとは思いませんでした。 とても面白いんだけど、かなり読み手を選ぶ作品だからです。 余りに救いの無い展開の巻の時には、もう何度これで止めにしようと思いました。 ところがですね前巻辺りから凄く面白くなって来て、新刊を楽しみにするようになりました。 それは徐々に謎が解明して来たのと、人身販売組織に近付いて来…
chikakumaco
新作が出ている事を知らなかったので、慌てて既刊を読み返す。巻末に「宵越」の名が出ているものだから、結局、この物語の発端である「さよなら恋人、また来て友だち」から始まる5冊を一気読みする羽目になってしまう。全てが重いトーンで進むのと、それぞれの思惑は膨大なモノローグで展開されるので、ヘトヘトだ。ただ、読み返す度に新たな発見や、初読した際の自分の気持ちを思い出して、気持ちは新たになる。 オウギとカナ…
作家買い。 『さよなら恋人 またきて友だち』→『さよなら恋人 またきて友だち〜ロスト・チャイルド〜』→『さよなら恋人 またきて友だち-宮内ユキについて-』→『さよなら恋人 またきて友だち-宮内ユキについて-2』に続くシリーズ5作目。シリーズものなので前作未読だと理解できません。未読の方は前作を読まれてから、今作品を読まれることをお勧めします。 前巻はユキの過去編でしたが、今巻に入りストーリ…
カモミールおばさん
1巻で散々な重さを見せつけ、いろいろと考えさせられるオメガバ展開させてくれやがりましたが、2巻は2巻で別の重さがある。 救われてるんだけど、誰も救われない感。 SNSでネガティブな投稿読みまくった時の感覚に似てる。 カナエは、オウギと番ったことでクラスメイトやαを全員おかしくさせたフェロモンの異常体質から解放される。むしろ、フェロモンが生成できない体になっていた。2巻でのカナエは話題…