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4/11(合計:109件)
yoha
みざき
ネタバレ
前作に引き続いてのレビューです。 てっきりユキは弟のカナエに対する贖罪として不特定多数の人間に抱かれていたと思っていたのです。 もちろんそれも理由のひとつではあるようなのですが、それだけでは終わらないのが"さよなら恋人"シリーズ。 なぜユキがパーティーを行なっていたのか?鳴海との関係とは? 謎だったユキの背景が、彼の息子・ルカとユキの視点から紐解かれていきます。 …
前作に引き続き読み進めています。 あれから3年後のお話。 大学生になった2人の幸せそうな同棲生活からスタート。 が、それで終わるはずがなかった。 むしろ前作よりも更に重たく苦しく、誰も彼もがぐちゃぐちゃに歪んでいる。 衝撃的な展開だらけなのに、なぜか読むことをやめられない本当に不思議な作品です。 ある日街中で、もう嗅ぐことのないはずのカナエのフェロモンを嗅ぎ取ったオウギ。 知らな…
有名作なのにまだ読んでいなかった作品のひとつでした。 続刊発売を機にまとめて購入。 今ではオメガバースと言えば、作家さまによって様々な組み合わせや設定が新たに生まれたりと、常に進化をし続けている生きたシチュエーションというイメージがありますね。 こちらの作品はオメガバースプロジェクト1から連載されていたとの事で、日本におけるオメガバースという設定の初期を築いた作品のひとつなのではないでしょう…
kurinn
前巻で鳴海の弟が駆け落ちをした所まで判明していたので、一気に解決まで行くのかなと思っていました。前巻に比べて薄いのが気になっていたら、ユキと鳴海の過去編でした。 ユキがカナエのヒートに当てられて襲ってしまった事を、父親に言い出せないままにカナエの妊娠が判明しました。 カナエが中絶を決めた事にユキはショックを受けます。それはユキの母親がカナエを産んだ時の話をしてくれた事が、ずっとユキの頭…
「ロストチャイルド」で何故ユキが乱行パーティーを仕切っていたのかという謎が解けました。 鳴海の攫われたオメガの弟のハルを捜す為に、人身売買を仕切っていた男の元にオメガと偽って潜入してたんです。カナエには堕胎したと偽ってルカを育てる為に協力したのが鳴海でした。その代わりにユキが鳴海を助けると誓っていたからです。鳴海はルカの為にユキにもう弟の件には関わらないで欲しいと言うのですが、ユキは鳴海の為…
オウギがカナエと同じ匂いがするベータと遭遇した事により、カナエが隠している秘密とカナエからフェロモンが消えた原因を突き止める事になります。 それがとても痛々しい事実に突き当たるんです。でもオウギは何も知らないより、カナエの秘密を知れて良かった思うのです。 ルカがもう一生カナエに会えなくなってしまった事に悲しむユキと、カナエをルカから奪った事に苦しむオウギが切ないです。 明かりの付…
chikakumaco
ああ、私は勘違いしていたのだ。前作を「ルカによる福音書」だと勝手にひとりごち、本作がユキの贖罪の物語だと思い込んでいた。 物語はそんな単純なものでは無い。思えば、絶対的な善という価値観がこの物語には無い。事の発端の物語にしても。オウギは愛するカナエの為に友達にクスリを使ったり、強姦をしたり。結構な罪を犯している。 オウギは男前で優秀な男だけれども、恋の為にはなんだってやってのけるという恐ろしい…
ポッチ
作家買い。 『さよなら恋人 またきて友だち』→『さよなら恋人 またきて友だち〜ロスト・チャイルド〜』→『さよなら恋人 またきて友だち-宮内ユキについて-』に続くシリーズ4作目。 『さよなら恋人 またきて友だち』の受け・カナエの兄のユキのターンの2作目にあたります。シリーズものなので前作未読だと理解できません。未読の方は1作目から読まれることをお勧めします。 シリーズ4作目ですが、今作…
ぶぶぶ
ユキの周囲の人物に関する過去のおはなしでした。 作者さんもあとがきに書いていましたが、 「まさか過去回想で一冊使うハメになるとは思わなかったよね...」 いやそれだけ重厚な物語なんだよなーということで私は満足です。 そして今回過去がたくさん描かれた分、 次は現在に戻ってストーリーが進むんだろうなと思うと、 不穏な空気もあるんだろうなと感じつつ、ワクワクします。
さーなーまー
① 内容は、エグ・グロ・苛虐・非道、 ヒドイものがたりです。 精神的にはおすすめできないです。 ② 一番重要なのは、 表紙絵詐欺(ひょうしえサギ) であることです。 表紙からして青春系なのですが、 これは表紙が内容にそぐわないです。 道徳的にも倫理的にもおすすめできないので、 読むべきではないと思います。 ③ エグい・ヒドイ・苛虐系のものを 進ん…