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榎田尤利 町屋はとこ
ありC
ネタバレ
サガンの頑なさはあるしゅの罪とバツの構造ですよね。 これって実は日本人には馴染み薄い意識なんじゃないかって思うことが時々あります。 人を殺してしまった、という罪の意識は相当苦しいと思うけれども、 一方で不思議に思うことがあるのです。 自分が殺したと思っていたから恋愛を自戒してるわけですが、 自分のせいじゃなかったと分かったら恋愛してもいい? 相手は死んでしまっているから? 死んだ相手…
東雲月虹
シリーズ完結という事で、 ようやく一気読みしました。町屋さんのコミックスも含めて。 完結していないと、「早く次をー!!」ってなっちゃうし、 熱が冷めないうちにって感じもあるもので…。 そして、シリーズものだと読み始めるまでに 結構躊躇いを感じてしまうのですよ。 でも流石の榎田さんです!! 突飛な設定が無くても、 各キャラの個性がしっかりしているし、 よどみがない文であっという…
榎田尤利 湖水きよ
江名
Loveナシがよかった、という訳ではもちろんないですよ、 LoveナシだとBLにならないですしね。 でも、 なくても十分面白くて一気に読んじゃうだろうなぁ♪ そんな話の展開やテンポだと思いました。 「…エレベーターには、あなたを抜かして何人が同乗していましたか?」 「それぞれの特徴を覚えていますか」 「言ってみてください」 「根拠は?」 そんな始まりに、 なに?なに?な…
snowblack
完結編を読む前に、復習とばかりに読み返しました。 最初の巻。 実は原作者の榎田先生のお作は結構読んでいるものの、町屋先生の作品は初読みです。 こちらでは脇役の大人組カップル(橘高と目・サガン)が主人公の 小説「愛とは言えない」とコラボになっていて(個人的な好みは大人組の方♪)、 違う視点から読むとまた話に厚みが出るという、素敵な仕掛けの本です。 雪の降るクリスマスの夜に、アパー…
青海
面白かったです。特に主人公達の人物設定が。 榎田尤利先生のBLは、ファンタジーだな~と思うものが多いです。 登場人物があり得ない様な設定で、個性的で良い人ばかり。 そして、とっても魅力的なんです。 今回の二人とそれを取り巻く人々や世界観も、 非現実的で本当に魅力いっぱいで、一気に読みふけってしまいました(笑) CAS入社の二次面接の為に、鷹目は相棒となる予定の千里に会います。 千…
yukasasu
ノベルズ版も終わりましたね。 最初はコミックしか読んでなかったのですが、やっぱり「恋愛シリーズ」は両方読むと深さが違います。 橘高とサガンの学生時代からの腐れ縁や、サガンの抱える闇の深さ。 コミックではさらっと流されたエピソードの中にアダルトカップルだけのストーリーがありました。 最終巻ではみんなが過ちをおかしてしまった夜から、それぞれが自分の心に向き合います。 何があってもサガンの…
お互いに好きなのにすれ違って…。 この人ではないと気づいてるのに、そばにいる温もりにすがってしまう。このシーンは台詞ではなくモノローグで描かれているのですが、これが胸にぐっときて切なくて泣きましたー。 全員がすぐに間違いに気づいて、恋人にはなれないけれど、出会えた「友人」に感謝してるところはよかったな。 そこから軌道修正するには、淳平の病気や橘高の怪我という痛い思いをしなければなんですが…
榎田尤利 草間さかえ
面白かったです!! SMのイメージが変わったかも(笑) 私は特にSMには興味は無く、ただ榎田尤利先生の作品だというだけで読んだんですが。 正統なSM(?)って、もちろん変態的な嗜好なんだろうけど、 なんというか、例えばスポーツの様なちゃんとしたルールがあるんですね! 特にSはプロや調教師がいるくらいなんだ~と、感心する事しきり。 栄田は王からSの特訓を受けるんですが、それがまずは参考文…
カケテル
間違うことで初めて気づけることがある。 理性だけでは制御できない気持ちがある。 すれちがっていても今伝えなければ後悔する想いがある。 小説版の橘高さんとサガンさんも含め、 それぞれ別の人生を歩み、別のものを背負って生きている4人が、 ぶつかり合いながら離れては、またどうしても惹かれあう姿がもどかしくもあり 恋とはこういうものだよなという想いを起こさせてくれる物語です。 英と淳…
あむり
BL基準からしたら、普通に面白かったな~と感じました。 ただ、榎田さんだからという期待が、 良くも悪くも評価に影響してそうですね。 相性の合わない2人の事件ものということで、 どうやって2人の距離が近づいていくのか?というのが 面白ポイントですが、 個人的には、エリートな攻の性格がツボというか、注目ポイントでした。 榎田さん、どこまでエリートでおかしな攻に描き上げてくださるか!!…