円陣闇丸さんのレビュー一覧

夜天の情事 小説

遠野春日  円陣闇丸 

過去作から新作書下ろしまで

情熱シリーズの番外編短編集、商業誌しか読んでいない人には嬉しい内容に、
そして、同人誌まで網羅している人には再録で懐かしさを、新たな書下ろしで
満足感を得られる内容になっているようです。

遥と佳人の番外編の他にも、宗親と織の番外編も収録されています。
個人的には宗親の織に対する扱いは許せない部類なのですが、そんな宗親の
本心を露土している内容で、情熱シリーズには傲慢で不器用な男達が多…

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夜天の情事 小説

遠野春日  円陣闇丸 

新規ファンとしては嬉しい番外編集

つい最近「情熱」シリーズのファンになった身としては、
このタイミングで番外編集が出たことはとても嬉しいです。
ただ、収録作はムービック版とほぼ変わらないようなので
すでに旧版を読んでいる方々には物足りないかもしれません;

新しく収録されたのは以下の三編です。
・ドラマCDブックレット掲載のSS:「Repose」「海辺にて」
・書き下ろし「金魚の舞う夜」(約10頁)


10代…

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きみがいなけりゃ息もできない コミック

榎田尤利  円陣闇丸 

天才と何とかは紙一重?!

原作の小説はまだ読んでいなくて、漫画から読んでみました。
えっと、なんと言いますか。
鳩子の事あたりが、いまいちよくわからなくて。
読んでいて、ちょっぴり不完全燃焼な感じが残りました。
小説の方を読んだらわかるのかな?
お話は、と~っても面白いと思いました!

二木は子供のころから甘えん坊さんで、東海林に色々とおんぶしまくっていて。
昔から東海林の身体の絵を描きまくっていたくらい、…

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恋襲ね 小説

小林典雅  円陣闇丸 

百合百合しい…

考えてみたら、BLで時代モノってそう数は多くないと思います。
で、コレは閨(ねや)小姓モノ。
閨小姓というのが存在したかどうかはこの際、どうでもよろしいのでありまして、
色気したたる絶世の小姓・鮎之介が、殿様付のお小姓になるわけですが、
まず、お殿様に差し出す前に、エロエロしいお床の教育を受けるのであります。
これがなんともエロティック!
さらに、現・殿さまの愛人である先輩小姓となんと…

3

きみがいるなら世界の果てでも 小説

榎田尤利  円陣闇丸 

今回の主役は…

 相変わらずのルコちゃんの部屋、少し目を離しただけで惨状になってしまう中、出張から帰ってきた東海林は、ルコちゃんとお風呂に入っているときに、足を滑らせてしまうのです。それだけではなく、ぼや騒ぎ、東海林の兄の忠告など、このお話では東海林にかなりの試練が待っています。

 ルコちゃんの高校時代の先輩である甘利と一緒に住むようになってからも、確かに東海林と暮らしていたときよりもいい暮らしなのに、なぜ…

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情熱シリーズ連続発売記念 Premium Book(表題作 湘南古屋敷奇縁) 特典

佳人強し(笑)!!

メインは遥×佳人カップルのお話でしたが
私の好きな東原カップルも勿論登場!!

最後まで読んでいくと、なるほど~こういう繋がりになるのか?!
と、思わずビックリ(笑)なストーリーでした。

2人して、久々に遥の知人のもとへ訪ねた帰りに車が急に故障して…
唯一近くにあった屋敷へ電話を借りに訪ねた。
そして管理人の好意で1泊させてもらうことに…
人ん家なのにやっぱり2人はラブラブでし…

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情熱シリーズ連続発売記念 Premium Book(表題作 湘南古屋敷奇縁) 特典

佳人は

佳人は、さすがだ。
組長の愛人をやっていた過去は伊達じゃない。
一見、堪え忍ぶ健気な美人と見えても、手放しちゃいけない物は、しっかり離さない。

小説パートは本文42p
大まかに、A、B,C、3つのパートで構成されている。
A:もう隠居している遥の昔の知り合いに招待されて、鎌倉まで来るまで出かけた二人。
遥の連れ合いとして受け入れられ、遥の過去も少しずつだが知って、幸せをかみしめる佳…

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Voice or Noise 1 コミック

円陣闇丸 

何受けといえばいいのだろうか、これ萌え!

動物と会話ができる物理学者と、愛犬の様子がおかしいと相談に来た中学生
のおはなし。
二人だけと話せるおしゃべりで知性豊かな黒猫のアフトが絡んできて…。

ほのぼの日常系&シリアスファンタジー系なんですが、
中学生の成長していく様子や(現在大学生)
ファンタジーでの伏線もきちんと引かれていて読み応えがあります。
2巻からはラブ話の割合もどんどん増えてきますしね。

カプに関しては、…

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SASRA(4) (表題作 第7回(大正編)) 小説

Unit Vanilla  円陣闇丸 

ついに現代へ

サスラもようやく?あっとゆうまの4巻です。
ティティの贖罪の旅もようやく終わりを迎えます。
罪を犯したときの姿のまま年をとることも声も出せず食を楽しむこともできず死ぬこともできず
自分のささいな嫉妬から二人の恋人たちを無限の輪廻へおいやってしまった
罪を背負い恋人たちの出会いと別れを傍観と手助けを繰り返す。
手助けできても恋人たちの最終はいつもつらいものに。


大正
関東大震災…

2

SASRA(3) (表題作 第5回(インカ編)) 小説

Unit Vanilla  円陣闇丸 

旅にでました。

うぅぅ。巻を増すごとに切なさが膨れ上がってゆきます。
やはり日本が舞台だとより感情移入がしやすくて苦しくなります。


書き下ろし
インカ帝国に侵略するものとされる側今回も敵同士であり、やはり2人が契る、いや契る前から別れが目に見えているんですがそれでも幸せを一時でも掴みたくて切なくなります。

ホルス神に愛されたアケトの生まれ変わりリカルドと蓮のあざが生まれかわっても現れるセシェン…

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