あかま日砂紀さんのレビュー一覧

非BL作品

傀儡奇談 小説

椹野道流  あかま日砂紀 

まさかのプチ猥談まで飛び出して?!

天本が出版社のパーティで当ててきた招待券で正路と小一郎の三人?でテーマパークに行くことになった敏生。
そこで彼はかつての事件で関わった二人の女性と再会する。
当時高校生だった彼女たちはしっかりと成長していた。
しかし、そのうちの一人が何か事件に巻き込まれているらしく……

司野だけじゃなくて正路までレギュラー化しすぎててびっくりした。
もう作品繋がってますっていうレベルを越えてるよね。…

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そして僕は恋をする 小説

和泉桂  あかま日砂紀 

ついていけなかった

主人公がマイナス思考すぎて、ついていけなかったです。
「見返りなしで誰にも優しくされたことがない」という流れ者のヒモ生活をしていた受けです。
でも攻めに出会って「始めて見返りなしで優しくされた」みたいなことを書いてるんだけど、セックスはしてるわけだし(セックスも相手から与えて貰ってる気分になってる)、今までと同じじゃないのかな…と。
やたらマイナス思考で「下心があるに違いない」「弄ばれてるに違いな…

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非BL作品

尋牛奇談 小説

椹野道流  あかま日砂紀 

どんどん繋がる

雑誌の読者クイズの問題にするため、昔の森は昔の自分の写真を探していた。
そんなとき偶然みつけた美しい木製の箱。
かつて父親が大切なものをいれるのだと言っていた小箱から出てきたのは、まだ元気だった頃の母の写真と、一枚の絵だった。
その裏にある父親の意図は。
誘導されていると知りながらも、前に進むため絵と写真の謎を追う森と敏生だったが……

前回で司野レギュラー化?とか思っていたら正路まで…

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非BL作品

抜頭奇談 小説

椹野道流  あかま日砂紀 

シリーズの壁を越えて色々繋がる

過酷だった前回の事件の傷を癒すために、旅行の計画を持ちかけた森。
そんな時にタイミング良く現れたエージェントの早川に二人は温泉旅行を送られる。
「今回はまったくの仕事抜き」そう言って下呂温泉へと出発した一行だったが。
事件が彼らを放っておくはずもなく……
たどり着いた旅館で出逢ったのはかつて事件で関わり合った妖の骨董屋、司野だった……

今までにもちょくちょく出てきていた司野さんが、う…

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非BL作品

海月奇談(下) 小説

椹野道流  あかま日砂紀 

そして下巻です

行方不明になったままの河合と重症を追った早川。
さらには龍村まで負傷し、敏生もまた誘拐されてしまった。
どんどん過酷になっていく情況にちらつく父親の影。
森は真実をもとめてかつての恋人が育ったという孤児院を訪れるが……

そして明かされる衝撃の真実。
あっちもこっちも大変なことになりすぎてハラハラと気が気ではありませんでした。
小一郎!小一郎がっ!!

河合さん。
あーいうひと…

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非BL作品

海月奇談(上) 小説

椹野道流  あかま日砂紀 

他シリーズとのリンクも見所

いつもと変わらない日常。
仕事のため天本家を訪れるという早川と河合のためにいつものようにご馳走を用意して、森と敏生は二人を待っていた。
不安に駆られた敏生は小一郎を伴って二人を探しに行くが……
近所の公園、そこで彼らが見つけたのは重症で倒れている早川と、無惨にひび割れた河合の丸めがねだった。
果たして河合はどこに行ってしまったのか。
しかしこれはまだ怖ろしい事件の始まりに過ぎず……

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非BL作品

焔炎奇談 小説

椹野道流  あかま日砂紀 

見えなくても残る強い思い

本シリーズは人気のミステリー小説家にして裏の術師と
蔦の精霊の血を引く攻様の助手のお話です。

かつて攻様の父とともに仕事をしていた人物を探すお話と
攻様の友人の仕事場で起こる怪奇現象を解決するお話で構成。

攻様は父に対するトラウマを払拭して決別する為、
父の過去を知る人物を探しています。

今回組織のエージェントより
民俗学者であった父のフィールドワークに同行していた人物が…

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非BL作品

人買奇談 小説

椹野道流  あかま日砂紀 

久しぶりにまたこのシリーズを読み始めました

人間と精霊の間に生まれた敏生が行き倒れていたところ、売れっ子ミステリー作家の天本に助けられ、その後面倒を見てもらう事になります。
天本は霊障問題を扱う「組織」に所属していており、追儺師としての仕事も請け負っている事が分かるのですが、敏生は天本の助手になり依頼があった事件を二人で解決していくことになります。

この作品が発売された頃に一度読んだことがあるのですが(たぶんシリーズ2~3作目辺りま…

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ここより永遠に 小説

ひちわゆか  あかま日砂紀 

面白いっス

ひちわゆかさんには珍しい、朱雀だの蒼龍だのが出てくる陰陽モノなお話です。
でも、あとがきに書いてある通り難しい設定などは一切なくて、フツーに楽しく読めました。
やっぱり好きな作家さんだなァ、ツボついてくれるなーと、再認識です。

受けも攻めも高校生です。
受けが攻めに一方的に別れを告げるシーンから話がはじまります。
いきなりの別れに呆然としながら学園生活を送る攻め。
追いすがるのはみっともないが、…

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