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表題作海月奇談(上)

天本森・推理小説家兼術師
琴平敏生・天本の助手で精霊の血を引く少年

あらすじ

消えてゆく。いちばん大切な人たちが。闇を切り裂くネオ・オカルト・ノヴェル最新刊! 「それから……滑り台の近くに、これが」 そう言って敏生(としき)の差しだした物を見た瞬間、胃の捻れるような感覚が天本を襲った。 それは河合の丸眼鏡だった。無惨に罅(ひび)の走った薄いレンズ。まるで河合自身の身に同じことが起きたとでもいうかのように。事実、河合に同行していた早川は、重傷で倒れているところを発見されていた。 だが、これは発端にすぎなかった。さらに怖ろしい出来事が天本を待ちうけていた……

作品情報

作品名
海月奇談(上)
著者
椹野道流 
イラスト
あかま日砂紀 
媒体
小説
出版社
講談社
レーベル
X文庫ホワイトハート
発売日
ISBN
9784062556873
3

(1)

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萌々

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中立

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趣味じゃない

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レビュー数
1
得点
3
評価数
1
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

他シリーズとのリンクも見所

いつもと変わらない日常。
仕事のため天本家を訪れるという早川と河合のためにいつものようにご馳走を用意して、森と敏生は二人を待っていた。
不安に駆られた敏生は小一郎を伴って二人を探しに行くが……
近所の公園、そこで彼らが見つけたのは重症で倒れている早川と、無惨にひび割れた河合の丸めがねだった。
果たして河合はどこに行ってしまったのか。
しかしこれはまだ怖ろしい事件の始まりに過ぎず……

ある意味河合さん編スタート。
久々の上下巻とオールキャラ登場にわくわくしてたら物語はどんどん苦しい方向に。
仕事の途中奪われた掛け軸をめぐって開かれた『組織』の査問会。森は敏生と離れ早川を助けるための闘いに挑みます。
とここでまた他シリーズ(妖魔なオレさまと下僕な僕)キャラ、司野さん登場です。
今度は森とコンタクト。
超俺様キャラの司野に圧倒され気味な森がおかしかった。
なんか人に命令される森って新鮮でした。
正直若干キャラかぶってる?と思っていたけれどこうやって見るとそうでもないかなあ。
やっぱり年の功といいますか、司野の前では森の余裕のなさがよく目立つ。
まあ情況が情況だから仕方ないってのももちろんだけど。

あああ、ここで終わるのね!!
上下巻苦しいです。
早く続きを読まねば!!


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