井戸ぎほうさんのレビュー一覧

MUNDANE HURT 小説

木原音瀬  井戸ぎほう 

これはこれで

今回もアイタタタなお話でしたね(ー_ー)
受がボロボロすぎてちょっとかわいそうに見えてしまった。
や、すぐ調子のりそうな子だからこのくらいでちょうどいいのかどうなのか。

金持ちな環境で幼少~少年期を過ごし
大学生になってから、まさかの転落人生。
金さえあれば何でも手に入るし、たいていの事は思い通りになると
思っていた。
しかしそれは持っているから思えた思考。
全てを失ってしまっ…

7

MUNDANE HURT 小説

木原音瀬  井戸ぎほう 

終わり方が消化不良

評判通り受け(西崎)はクズでした。
自分の酷い素行は忘れて、自分が一番不幸な被害者という救いようのない思考です。
家族の死など可哀想な部分もあるのですが、努力する姿勢が全くなく、悪いことはすべて人のせいにする性格には呆れてしまいます。

ただ、お母さんにリップクリームを買いに戻ったり、お兄さんに謝罪の手紙出したり、クズになり切れない一面もあったように思います。

一方の攻め(長野)は真…

9

MUNDANE HURT 小説

木原音瀬  井戸ぎほう 

いつもとはまた違う角度で胸をえぐる木原節

メンタルが弱ってる時に読むと余計にやられる気がします…。
今までは痛みと同じくらいなにかしら深く刺さる感情を与えてくれる木原作品が大好きだったのですが、これはもうひたすらにクズだし痛い。
胸にグサグサくるストーリー展開を期待して読んだので、神評価にします…。

イラストが井戸ぎほうさんなあたりでもっと心構えをして読むべきだったかもー。
作品の雰囲気には合っててよかったです。

8

MUNDANE HURT 小説

木原音瀬  井戸ぎほう 

さすが木原作品

これは困った。精神的身体的に疲れている時に読んではならなかった…cold hurtの初見時、ショックから半年以上経ってからやっと飲み込めた あの作品以来の爆弾でした。先生の作品だからなぁ と予想はしていたのですが思った以上にメンタルブロウ喰らい、まだ感情を消化できずにいます。因果応報 当然の結末なんです…幸せなBLを求める人には絶対お勧めできないのが木原作品 という位置付けを私の中で強くしました。…

5

夜はともだち コミック

井戸ぎほう 

最後まで絶対読んでほしい

井戸先生の本は表紙の吸引力がすごいですね。

中身もすごいです。あまり暴力表現が得意ではない私ですが、ときどき「痛い!」と思いながらも一気に読んでしまいました。

落ち着いたテンポで進む話と漫画の雰囲気が独特の良さ。癖になります。
殴る蹴るが苦手なことを差し引いても、セリフ回しのセンスに魅せられてとても楽しめました。

どんな結末が待っているかは、この作品に関しては特に、ぜひ読んでそ…

3

MUNDANE HURT 小説

木原音瀬  井戸ぎほう 

ひたすら痛くて血生臭い

前半1/3は二人の高校時代の話、これがちょっと退屈でした。
残り後半は現在と過去が入り混じった話で、とにかく痛い!痛い!血生臭い!の連続でした。
西崎が乱交でボロボロにされるのを皮切りに、ひたすらヤクザにボコられます。
ボコられた後は長野の甘い介抱、そしてまたヤクザにボコられ…と交互に展開していきます。
このボコられシーンがかなりキツくて読むのが止まってしまうのですが、やっぱりラストが気に…

6

MUNDANE HURT 小説

木原音瀬  井戸ぎほう 

あとがきまでしっかり読まないとね

酷い。主人公の受がクズ過ぎるというレビューばかりですが、なるほどクズ過ぎです。最後まで良いとこ無しのクズなだけの男でした。
ストーリー展開はまるっきり馳星周の小説の如く、主人公が自滅ボブスレーに乗っかって選択の余地なく地獄のゴールへ一直線というものでした。もちろん馳星周よろしく最後の最後まで酷いほどに救いがない。
ハピエのかけらもないBLってどうなんだろうと思いますが、あとがきでちょっとだけ救…

10

MUNDANE HURT 小説

木原音瀬  井戸ぎほう 

清々しいまでのクズ

久しぶりの木原さんの新刊でしたが、色んな意味でキツイ話でした。
精神状態がいっぱいいっぱいな時に読んだので、あまりの容赦なさに途中で投げ出していたのですが、少し回復して何とか読み切ったという感じです。

率直に言えば好みの話ではありませんでした。
基本的にクズ野郎が攻でも受でも楽しめるのですが、このクズ受はクズ中のクズで、もう一体どうやってこのクズさを表現して良いのか、的確な言葉がみつから…

10

MUNDANE HURT 小説

木原音瀬  井戸ぎほう 

クズクズ可哀想! と思い読んだらやはりクズ

木原音瀬先生、相変わらずだな。読後の感想はそんなところでした。
安定のゲスい受け×不憫攻め。どこまで進んでも平行線、というか反発もあり。
でも一ミリでも方向が変われば、いつかは2人の思いが交わる…。でも木原作品はそこまで書いてくれないんです。
ビーボーイから出版されているのはどれもこれも、いえ、ビーボーイに限らずどれもこれも心が痛くなる作品ばかりの木原音瀬先生ですが、コレクターとしては読まね…

11

MUNDANE HURT 小説

木原音瀬  井戸ぎほう 

クズにもどこかに救いはあるのか、とは思ったけれど…

レビューを見て好みじゃない展開と結末だとはわかっていても、木原作品ということとイラストに惹かれて読んでしまいました。
カバーイラストは、どこのレーベルかと思うような今までにない絵で特にビーボーイノベルズらしくなくてちょっと驚きました。
二人の性格や行いからこの二人はこんな顔こんな雰囲気というイメージ通りでした。

ストーリーは想像通りのものだったのですが、やっぱり私は最後に幸せになれるのが…

8
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