可南さらささんのレビュー一覧

左隣にいるひと 小説

可南さらさ  木下けい子 

ヘタレ攻×男前受 好きなものは好き!

可南先生らしいピュアなラブストーリーです。
幼馴染み・片想い・再会
この3点セットは大好物です。
更に!ヘタレワンコと男前受というオプションまで付いておりました。
まさに萌えパラダイス!!

このヘタレ、名前は「生方」、アダ名は「天然王子」と申します。見た目良し・性格良し・目元の泣きボクロが色っぽい優男で御座います。

中学・高校、ずっと親友だった二人。
江沢(受)の左隣には、いつも生方(攻)がい…

4

ちゃんと待ってる(2) 小説

可南さらさ  西河樹菜 

ラブが足りないよ・・・

『ちゃんと待ってる』の続編。7年も経ってから出たことに驚きました。

今回は、貴一(攻)の過去編とでもいうべき内容ですね。家族(母親)との関係に力を入れ過ぎて、智幸(受)とのラブストーリーとしてはちょっとどうなんだろう、と思わなくはないです。

それでも、貴一が前巻よりは成長・・・したような。まあ言葉足らずはちょっとマシになったような気がします。というか、前が酷過ぎたんですけどね。

0

ちゃんと待ってる 小説

可南さらさ  にゃおんたつね 

等身大の恋。

可南さんは作品によってかなり好き嫌いが分かれるんですが、これは好きな方です。

大学の寮を舞台にしていますので、結局は淡々とした地味なストーリーです。大学生の等身大の恋。でも私は、それ自体がわりと好みなので、よかったですね。

智幸(受)のキャラクターが好きです。世話好きで健気で一生懸命。ちょっと子どもっぽい気はしますが、まあまだ10代と若いので。

しかし、貴一(攻)はダメでした…

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指先 小説

可南さらさ  蓮見桃衣 

清々しい・・・

可南さんでは、たぶん一番好きです(結構好きな作家さんですが、作品によって好みが分かれるんですよ)。

千里(攻)が高校生とは思えないくらいよくできた(もうでき過ぎなくらいの)子なんですよね。私、あんまり嘘くさいキャラクターってシラケてしまってダメなことが多いんですが、千里はなぜか大丈夫。好きですね。派手な設定がなかったからかな。優等生とは言っても、あくまでも普通の高校生でしたから。

2

no reason -恋に堕ちる- (表題作 no reason) 小説

可南さらさ  カズアキ 

ユズ、それでいいのか?

とにかく柚木(受)がよかったんですよ。天然記念物クラスのピュアな箱入りちゃん!

ただ、どうしても気になるのは、2人の過去。間違いなく一成のせいで、柚木は孤立してしまい、結果従姉の真弓としか付き合えないほどになったんですよね?それに対する反省が薄い!
もともと『好きだから』何でも許されるっていうのは、ちょっと違うんじゃないかと思うんですが、結果が重大すぎですよ。これは単に柚木の被害妄想ではな…

1

恋になる日 小説

可南さらさ  麻生海 

キライな攻。

親の再婚で義理の兄弟になるという、まあ黄金パターンなんですが、それ自体は別にかまわないんです。というより、どちらかと言えば好き要素です。

ただ、これはダメでした。何がって貴志(攻)です。私のかなりキライなタイプのキャラクターでした。十夜(受)も正直好みじゃないんですが、こちらは攻次第ではいくらでも(CPとして)好きになれるだろうレベルです。

こういう、自分勝手な理屈で強引にっていうのは…

3

セカンド・ラブ 小説

可南さらさ  陵クミコ 

盛大なるスレ違い

もうちょっと互いが相手を思いやって、
もうちょっと一言あって
もうちょっと素直になれたら
割と軽い感じのテンポにそれらが乗せられて展開していくんだけど
もちろん、エンドは上手く収まって結局はラブラブのバカップルなんだけど
そこまで行くための紆余曲折に、それぞれの気持ちや言い分はあるけど
やっとかよーーー!と言わずにいられない(ま、それだから物語が面白いんですけどねw)

高校の時、…

4

セカンド・ラブ 小説

可南さらさ  陵クミコ 

微妙なすれ違いが切ない恋心を募らせる

どれだけ言葉が足りない二人なんだろうと思わずにいられない同級生同士の
ながい恋物語ってお話でしたね。
真面目で堅物、そして愛される、好きになってもらえるなんて自信が育った環境も
あって全然持つことが出来ない受け様と、一見軽い感じの遊びなれた男に見られる
ちょっぴり傲慢系の強気な攻め様との学生時代から大人の現在まで身体の関係は
あるのに互いへの思いが伝わっていないもの同士の話で受け様視点で…

2

恋を知る日 小説

可南さらさ  麻生海 

本当の恋とは。。。

タイトル「恋を知る日」にぴったりな内容でした。
前半ではどうにも好きになれなかった将臣、健気すぎるぐらい健気な雪哉。
でもあることをきっかけに雅臣の性格が180度と言っていいくらいかわってしまい
逆にビックリ。(良い意味で)
それはやはり「本当の恋」を知ったからなんだけど。
「恋」を知ってからの雅臣はなんだかせつないですね。
これまでの自分の言動を考えると、いまさら「好きだ」なんて告白…

1

水に眠る恋 小説

可南さらさ  円陣闇丸 

イラスト含め色っぽく切ないです

可南さらささんは何作か読んだことがあって、結構好きな作家さんかも。のわりには好きな作家さんを挙げろと言われるとお名前が出てこない自分のなかで不思議な位置にいる作家さんです。・・・読んだ作品数が少ないからかな?これで多分3冊目くらい。
「刹那の恋」とかすごく切なく心が締め付けられるような感想をもったものです。

今回もすごく切なかった。

再会ものです。
受けが高校のときの裏切りを代償に…

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