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8/9(合計:87件)
みやしろちうこ user
麗音
ネタバレ
前作に比べるとこちらの方が波乱な展開です。 死の病が発症したレシェイヌ。 自分亡きあと兄が最後の王族として利用されずに暮らしていけるよう整えようとするレシェイヌの心情や、感染予防のため看病することもできない足弱の慟哭が伝わってきます。 会いたくても会えない二人の書簡やどんどん悪化していく病に涙涙です。 それでも足弱が泣いてばかりじゃなくて、藁をもつかむ思いで提案した方法が面白かった…
王朝最後の王族×天然で純情素朴な庶子 以前WEB小説として楽しみました。 長いお話なので、加筆修正された書籍化版をじっくり読んでみたくて手に取りました。 独特の世界観の中で孤独な二人の王族が心を通わせていくまでの日々の積み重ねをじっくり見守っていく長編のお話です。 ファンタジーらしい壮大なストーリーや波乱に満ちた展開を想像すると期待はずれに思うかもしれません。 王族にだけ感染する…
ぴれーね
前作の「黄金の王と杖と灰色狼」では、どうも好き嫌いがハッキリ分かれたみたいです。 私の勝手な印象ですが、キャラクターにのめり込んで、些細なエピソードだったり、ちょっとした言動に至るまで楽しみたい方にはたまらない作品だと思うのです。しかし、しっかりとした構成で、ストーリーの完成度が高い作品を求める方には物足りないんじゃないかと・・・。今作も同じ雰囲気なので、前作で合わなかった方は止めておかれた方が…
たまゆまま
あまりに「緑土なす」にハマり過ぎてしまい、このまま読み潰すんじゃと心配になって買った二冊目についていたペーパー、「〈星〉大いに語る」。 もう語ってよ!!灰色狼の皆、一人一人大いに語ってほしい! もう私は、灰色狼の面々の、この王族に対する忠誠が大好き過ぎて仕方がないのだ!! 足弱がホヘス顧問官に植栽について教えを乞うために失礼のないようにと、王族の衣装を一式、身に着けた姿が灰色狼にとっ…
syoppo
ムーンライトノベルで過去1位を獲得していたことから読み始め、薦められた事もあって最後まで読破した感想です。 一言で言うと「王族・執着・平凡・悲劇」要素を詰め込んだ超がつく王道ファンタジーです。どれも人気要素なのでそれらのジャンルが好きな人はハマると思います。 WEB公開されているBL小説には王族を絡めた異世界ファンタジーは数多くあり、「平凡が王族に囲われて受難」はその中でもド王道の為、好き…
雲眠
何度でも、大好き、愛してるという惜しみない言葉。 血族しか愛せないレシェの足弱への想いが狂おしいほど切なくて、胸が締め付けられます。愛に満ちた手つきが優しくて泣けてきます。 この作品が書籍化になることをどれほど待ち望んだことか。リブレさんありがとう(*^^*) この作品に灰色狼の存在は欠かせません。王族至上主義な忠誠心がすごく素敵。とくに兄付き侍従と王付き侍従のお互いの主張はクスっと…
けもけもぱぷ
おもしろいか、おもしろくないか、の二択であれば、おもしろい ですが、萌えるか、萌えないか、の二択だと、まったく萌えは感じなかったです ひじょうにざんねん まさしく、萌えつぼが違う この一言に尽きます ネット小説どくとくの熱さ、じょうねつのようなものは感じました かきたくて、かいているんだ、というきもちがつよくつたわってくるというか、思い入れたっぷりにかいているんだろうな、ということ…
本編でポウが「王室御用達」の木片を、<温もり>から受け取った後のことが描かれています。 ポウとその妻シュエは三人の幼い子供を抱えて、貧しいながら兄夫婦の助けを借りて、小豆団子を作り売って生活していました。 ポウは本編でもわかる通り、甘味・小豆団子に並々ならぬ拘りを持って作っていることが、こちらでも丁寧に描かれています。 しかしそれが結果に結びつかず、兄夫婦の助けもあり、何とか生活…
もりり
この作品はムーンライトノベルズで出会いました。以前はオヤジ受けに食指が動きませんでしたが、この作品のおかげでいまではオヤジ受けも大好物になりました。レシェ(攻め)の足弱(受け)への愛がいたるところでだだ漏れで二人が出会ってからはとにかく悶えます、悶え苦しみます。足弱やレシェの苦悩や二人を取り巻く環境に胸が痛くなる時もあり、読んでいるうちに二人が幸せになって欲しい気持ちでいっぱいになります。 主人…
最初は表紙に惹かれた。 何だ、この物凄く力の入った表紙は!と、思わず買っていた。 読んでて感じたことは、作者のこの作品にかける思いやエネルギーを物凄く感じたこと。 エネルギーが凄くて、読む手が止められなかった! レシェイヌは3歳で不運な運命に巻き込まれ、王族として大事にされる身分なのに、厳格な老人に拾われ山奥で育ってきた。 老人がなくなると、一人その粗末な小屋でずっと生きてき…