緑土なす きみ抱きて大地に還る

ryokudonasu kimi idakite daichi ni kaeru

緑土なす きみ抱きて大地に還る
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神39
  • 萌×24
  • 萌3
  • 中立0
  • しゅみじゃない5

11

レビュー数
5
得点
220
評価数
51
平均
4.4 / 5
神率
76.5%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
リブレ
シリーズ
単行本
発売日
価格
¥1,300(税抜)  
ISBN
9784799732939

あらすじ

◆誰もが認めるWEB発BLノベル屈指の傑作がついに書籍化!◆
王族に死をもたらす〝王室病〞にかかった今世王レシェイヌ。
王族命の家臣一族「灰色狼」は足弱も王室病に感染することを怖れ、無理やり隔離する。
「看病したい」と足弱がどんなに抗っても、今世王と灰色狼の意志は揺らがなかった。
だが、今世王の病を知って、ラセイヌの支配に野心を燃やす男がいた。
大臣カゴノオ家の長子アルゲは卑劣な手口で、灰色狼たちの手から足弱を拉致する。
足弱を想い病と闘う今世王、監禁された足弱、命を賭けて王族を救おうとする灰色狼の運命は!?
WEB発BLノベル屈指の傑作、ここに完結!
【書き下ろし】今世王と足弱、灰色狼たち……彼らのその後を描く「祝詞(ほぎごと)にて若葉に命ずる」を収録!

表題作緑土なす きみ抱きて大地に還る

今世王(レシェイヌ),異能持つ最後の王,26~27
足弱(ラフォスエヌ),今世王の庶子の兄,36~38

その他の収録作品

  • 祝詞にて若葉に命ずる
  • あとがき

評価・レビューする

レビュー投稿数5

どっぷり。

1冊目を受けて、よりドラマティックに展開する続編。ボリュームのある作品ですので、(特に前作では)ちょっと冗長かな?と感じるところも正直あったのですが、今回は伏線を回収したりしつつお話的に盛り上がりました。

ただ、時折顔を出す軽めの表現(文体)は、笑ってしまいはするのですが、個人的にはせっかくこの物語世界に浸っているのに現実に戻されてしまうような感覚もありました。終始かための文体できっちり描写してくれる方が好きかな。(これは、あくまでも個人的な好みです)

「WEB発か〜」と期待しないような気持ちも最初はあったのですが、読んでみてよかったです。時間的なゆとりのある時にどっぷり読むのに適した物語でしたよ。

0

ピュア兄上が良い

面白かった!何と言ってもこのボリュームが神です。読みでたっぷりで夏休み読書にピッタリ。では腐った読書感想文書きます。

とは言ってもこの分厚さで二段書きの量なので上巻の後半には「このエビアレルギーの話必要?」とかちょっと思ってしまったのですが、下巻で納得。結構重要エピソードでした。他にも後から色々伏線がきいてきて、読みながらワクワクさせてもらえます。文芸作品並みにストーリーが壮大で、BLのお楽しみもたっぷりつまってて何ていうか・・・映画化してほしい。エロいので一般上映絶対無理なんだけどそれくらいドラマティックです。

キャラクターは受けが文明から遠い山奥で育った(でも教育は受けている)36歳ピュア兄上(童貞)。攻めは金髪碧眼美丈夫の25歳弟君。異能の力を持つ王族で近親相姦でしか性交できない(でも同性間はあり)という変態・・いや特殊な一族です。

そんな二人のでこぼこカップルなんですが、兄上がとにかくピュアで可愛い。素朴で人を罵るような言葉を知らない。見た目は地味で年相応というか山奥で苦労して育ったので年上にすら見えるんですが人としての品格があり、出会った人々を魅了します。エ続きッチの声が相当色っぽいらしいです。

弟は見た目も王としての資質も完璧ですが、兄上の前ではただの獣です。待てのできない犬です。二人のエッチは終始兄弟で「ここではやめろぉ!」「兄上えええ!ハアハア・・・」って感じで微笑ましいです。下巻では弟が不治の病にかかり、兄にうつさないために二人が会うのを我慢して手紙での交流をするのです。その内容が泣けて感動するのですが、奇跡的に病が治り、どんな感動の再会をするのかと思いきや・・弟は嫌がる兄をいきなり畑で犯し、馬車で犯し、寝室で犯し・・・と精力絶倫です。本当に残念な性格のイケメンなんだけど・・嫌いじゃないです。王族と一般人のハーフのお兄ちゃんは体が持たなくて大変そうです。

他にも王族を侮辱されるとブチ切れる灰色狼という種族がいたりしてとっても面白いお話です。時間がたっぷりある時にぜひ読んでみてほしい作品です。

1

大いに涙

王室病…この病気のせいで多くの王族が亡くなり1人残されたレシェ。 まさかその病気にかかってしまうとは?! そのせいで2人が離れ離れになってしまうシーンとか、その間に起こる謀反で傷つけられる足弱に涙。 その後本当に2人が抱き合えるまでの期間もつらかったな。 レシェの気持ちに応えようとするも、やはりどこかで引っかかる足弱が自分を王族と認められてよかった。 もっともっとレシェに甘えればいいのにそれができないところが読んでて切ない。 こればかりは足弱の人柄もあるから、すぐにとはいかないだろうけど、今までの分すごく幸せになって欲しい!

2

愛の奇跡

前作に比べるとこちらの方が波乱な展開です。

死の病が発症したレシェイヌ。
自分亡きあと兄が最後の王族として利用されずに暮らしていけるよう整えようとするレシェイヌの心情や、感染予防のため看病することもできない足弱の慟哭が伝わってきます。
会いたくても会えない二人の書簡やどんどん悪化していく病に涙涙です。

それでも足弱が泣いてばかりじゃなくて、藁をもつかむ思いで提案した方法が面白かったです。
レシェイヌや側近たちの受け取り方や『喉がやったーやったー、舌がきゃっほー』に笑いました。

その後の王座を奪おうと画策する大臣との戦いを乗り越え再会を果たした二人に拍手を送りたくなりました。

幼い王族の庶子が行方不明になった事情やその後の推測が明かされます。
育ての親の残したものが偶然発見されたのには驚きました。
発見のいきさつはレシェイヌの愛の暴走の結果というのがらしいという感じです。

足弱が自分は本当に王族なのかという疑問や居所の定まらない想いに結論が出ます。
いろいろなことを乗り越えて心から結ばれ、これから二人寄り添って生きていこうという想いが重なって行く続きというのがよかったです。

4

前作が面白かった方は!

前作の「黄金の王と杖と灰色狼」では、どうも好き嫌いがハッキリ分かれたみたいです。
私の勝手な印象ですが、キャラクターにのめり込んで、些細なエピソードだったり、ちょっとした言動に至るまで楽しみたい方にはたまらない作品だと思うのです。しかし、しっかりとした構成で、ストーリーの完成度が高い作品を求める方には物足りないんじゃないかと・・・。今作も同じ雰囲気なので、前作で合わなかった方は止めておかれた方が無難だと思います。

しかし、前作で萌えた方にはとってもお勧め!前作の平和さはどこに行っちゃったの!?と言いたくなる程、次々と波乱の展開です。
レシェイヌは「王室病」に倒れ、ラフォスエヌは王位を狙う野心家(でも小者)に攫われと、ハラハラドキドキさせてくれます。
もう、離れ離れになりながらも、互いを想う二人が切なくて切なくて(T-T) ここに来て、一気に話が動きました。
そして波乱を乗り越え、やっと本当の意味で結ばれた二人。ラストの幸せな二人の姿にはホロリときました。よくぞここまでたどり着いた…!

「こう来たか!」と驚くネタバレなんかもあり、とても面白かった2冊目です。二人の寿命続きの違いを思うと、またちょっと切ないですが。
前作が面白かった方は、間違いなく楽しめると思います。

6

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