緑土なす きみに捧げる花の名は

ryokudonasu kimi ni sasageru hana no na wa

緑土なす きみに捧げる花の名は
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神43
  • 萌×28
  • 萌3
  • 中立2
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
3
得点
258
評価数
56
平均
4.6 / 5
神率
76.8%
著者
みやしろちうこ 

作家さんの新作発表
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イラスト
user 
媒体
小説
出版社
リブレ
レーベル
シリーズ
緑土なす 黄金の王と杖と灰色狼
発売日
ISBN
9784799741368

あらすじ

結婚が決まり、喜びあふれる今世王に愛され続け、音を上げぎみの足弱。
足弱の体のために愛の行為は中四日あけて、と今世王と家臣「灰色狼」たちで決めるが、
今世王はとかく我慢がきかず、足弱も彼に甘えられると弱い。
そんな蜜月のある日、自分の寿命が今世王より短いことを知った足弱は、
動転して姿をくらますことになってしまう。
今世王は愛しさと切なさで胸を一杯にして、足弱を迎えに行くが…!?
 
書き下ろし長編の他、王族命の家臣団「灰色狼」の連作やuser先生による描き下ろし漫画も収録!

表題作緑土なす きみに捧げる花の名は

今世王(レシェイヌ),異能持つ最後の王
足弱(ラフォスエヌ),今世王の庶子の兄

レビュー投稿数3

3巻目きたー!!!ネタバレありますから、気をつけて。

緑土なす 3巻目 きみに捧げる花の名は とうとう発売されました!!

喜び、感謝、感激、どう言い表しましょうか。
発売が告知されるも、延期となり、ほぼ一年待っておりました。先生、出版社、その他もろもろ
ありがとうございました。本日、読了しました。

イラストのuser先生の漫画(よかった~!)から始まり、短編や特典ペーパーのお話など
きらきら輝くようなお話がたくさん詰まっています。
なかでも、「きみに捧げる花の名」は、ウェブにもない書き下ろしのお話。(必読ですぞ!)
ふとしたことから、今世王と自分の寿命の違いを知った足弱。動揺していたところ、
山から滑落して、川に投げ出されてしまう。(す、水難が~!)

通りかかった商人に声をかけられ、別宅に連れられる足弱。
ちなみにこの商人さんはセハさん。大事なことは背の高い筋肉がついた男性が好きなこと。
悪いやつじゃないんだが、のちのち王都から追放されてしまうのです。

当然、足弱も背が高く、筋肉ついてる。髪型も洗練されて見目が良い。(灰色狼のおかげですな)
セハさん、ストラーイク!キュピーン!とばかり、足弱にロックオン。
さらに、弟がいることも聞き出してワクワク。(それ、今世王ですから・・・)
特別のお部屋に足弱を入れ、とある寝巻も着せつける。ちょっと探り入れようかなと夜を
想像してウキウキ。同意のない性行為ダメ、ゼッタイ!と思いますが、かわいそうなヤツ。

はい、すぐに今世王が迎えにきました。灰色狼たち、とある理由で激怒。
助けて、普通にもてなしていれば、降るような褒美があったでしょうに、
セハさん、不憫なやつ。でも庶兄の兄上さまに不埒な思いを抱いたとなれば、
誰が許しても今世王+灰色狼は許さないでしょう。
王都にいれば、何も知らない純粋な足弱がセハさんに感謝してしまうので、王都追放と
あいなります。
で、でも、すんごい好みの男を見ることができたよ(震え声)。
うずまく黒髪が豊かな将軍、青嵐さんです。灰色狼のなかでも際立って背が高く
男前。当然セハさん、一目で愕然、メロメロ。(せめて今だけは喜んどけ)

可哀そうなヤツなんですけど、彼にはとある大罪が。スケスケ。
そう、ムフフな夜を想像して、スケスケ寝巻を足弱に着せつけていたのでした・・・。
灰色狼、それを見て激怒。今世王は別の意味で激怒。兄上に透ける寝巻を着せるのは
自分が最初でないといけないと大怒り。
仕方ないですよね・・・。せめて追放された先で好みの男がいるとイイネ・・・。

みやしろ先生、シリアス重厚ななかにも、こういう小ネタを挟んでくれるのが
楽しく、面白いです。ちなみにオマエ草ネタもあってうれしかった。
足弱にオマエ草をすすめられた今世王は高速で首を横にふっていました(笑)。

他にも載せられたお話に感想を書きたいところですが、このくらいにしておきます。

とっても面白かった!願わくば、さらなる続きをと思ってしまいます。
この二人+灰色狼のお話をまだまだ、もっと読みたい。

1巻の頃とはちがう足弱の気持ちの変化に感極まる今世王に私が感極まりました。
良かった、良かった。

灰色狼になりたいけど、なれないであろう私ですが、これからも二人を、見守りたいです。
先生、ありがとうございました!

18

大満足!

緑土なす、待ちに待った3巻目でございます。
延期に涙した皆さん、ようやくお目にかかれましたね!!
冒頭はuser先生による繊細な書き下ろし漫画から始まります。短いページの中に可愛らしい兄上さまと麗しい陛下が描かれています。ぜひご覧になってください。

さて今回、丸々一冊上下巻の続きというわけではなく。
webで公開されていた番外編10話、特典ペーパーやフェア小冊子での作品が5話収録されております。
どちらも加筆修正されており、見応えしかありません。特に心躍ったのがノベルフェア2017スペシャル小冊子「剣術稽古の雅な成果」の加筆です。
小冊子では描かれなかった兄上さまの騎乗位がたっぷり描写されております。――兄上さまの!騎乗位が!!拝見できますよ!!!

書き下ろしは8話。
中でも第一話から第十話(一部webでの番外編あり)の大量書き下ろし「きみに捧げる花の名は」必見です。
ホヘスさんやお弟子との植物調べや兄上さまが寿命の差をしっかり認識したり、拉致監禁性的行為強制未遂、兄上さまによる陛下へのお誕生日サプライズ等々盛り沢山です!
不穏な文字がちらほらありますが兄上さまはご無事です。陛下も幸せを噛みしめてます。可哀そうなのは欲望に忠実すぎた材木商のセハとその他数名。
余談ですが王族を邪な目で見たら極刑とのことなので皆さんお気を付けくださいね。私は手遅れです。
正直、一時的とはいえ兄上さま行方不明の事態は待ち望んだ展開で、今回とてもとても楽しめました。陛下、申し訳ありません。

他国の王が登場する「幻獣の王」、ワンさんが再登場する「ワンからの報告」、長官の心中が語られる「<灰色狼>の追想」等々、胸が弾む書き下ろしばかりでしたが、中でも印象的だったのは「<群青>と殉死の話」。
こちらは十六歳の陛下と灰色狼たちの様子が語られる書き下ろしです。王族を亡くしたった一人、孤独の王として君臨する若き陛下と生涯を捧げた主人を失った灰色狼の姿は、涙なしでは見られません。王族と灰色狼たちの深い繋がりや大国ラセイヌを治める王族の使命の尊さを改めて理解しました。


本当に最初から最後まで大満足の一冊でした。
実は期待していた陛下と兄上さまの結婚式がなかったことから、4冊目があることを(勝手に)確信しております。
みやしろちうこ先生!どうか王族方と灰色狼の行く末をまだまだ見守らせてください!

13

まるで宝箱のような一冊

前の2冊と比べると今作は命の危険にさらされることも無く(兄上様が川に落ちて行方不明にはなりますが)穏やかに、安心して、いかに兄上様が皆に愛されているかが伝わってくる素晴らしい作品になっています。
また、一冊まるまる一つの長編ではなく、短編と中編のミックスなので気軽に読み進められました。とはいえ随所に感動ポイントがちりばめられているので、ちょくちょく涙腺がゆるみました。
兄上様の今世王を想う気持ちも書かれていたり、灰色狼さん達それぞれの視点でのお話も書かれていたり盛りだくさんの宝箱のような一冊でした。

11

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