中毒者続出! モンスター級WEB発BLノベル、、待望のオール書き下ろし続編は二人の結婚式に至るまでの物語!

緑土なす 天から降る黄金の花弁

ryokudonasu ten kara furu ougon no kaben

緑土なす 天から降る黄金の花弁
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神26
  • 萌×21
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

93

レビュー数
2
得点
134
評価数
27
平均
5 / 5
神率
96.3%
著者
みやしろちうこ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
user 
媒体
小説
出版社
リブレ
レーベル
シリーズ
緑土なす 黄金の王と杖と灰色狼
発売日
電子発売日
価格
¥1,300(税抜)  
ISBN
9784799750933

あらすじ

足弱との結婚式を来年秋に控え、準備に余念がない今世王と、王族命の家臣団「灰色狼」。
足弱は温かく、くすぐったい想いで日々を過ごしていた。
そんな折、近隣のセイセツ国で「王室病」に似た病が発生。
その病にオマエ草が効くとわかり、足弱はセイセツ国へ栽培に行くか迷う。
一方、今世王は一時でも離れるのを惜しむものの、足弱の望むことは自由にさせてあげたいと考えるが…!?
足弱の誠実、今世王の懐深さと激怒、灰色狼の献身。
待望のオール書き下ろし続編は、黄金の花降る二人の結婚式に至るまでの物語。

【人物紹介】
今世王(レシェイヌ)/ 「兄上がお可愛らしくて我慢の限界だ」
千年続くラセイヌ王朝の最後の王。国土を緑豊かにする異能を持つ。
孤独のあまり弱っていく一方だったが、足弱に出会って力を取り戻し、ひたすら愛を捧げる。
足弱とは、一年後の秋に結婚式を挙げる約束を交わしている。
足弱(ラフォスエヌ)/
山奥で野人のように暮らしていた男。
今世王の行方不明の庶子の兄を探す国家事業で上京し、発見・保護される。
長く自分が王族だと認められずにいたが、今世王の溢れる愛と、証拠が見つかったことにより、自覚。
今世王を愛することを自分に許すこともできた。
灰色狼/ 王族のありとあらゆる世話をし、王族に尽くすことを生きる喜びとする家臣一族。

表題作緑土なす 天から降る黄金の花弁

今世王(レシェイヌ),異能持つ最後の王
足弱(ラフォスエヌ),今世王の庶子の兄

レビュー投稿数2

4巻目、きました!素敵な表紙とタイトルです!!

「緑土なす 天から降る黄金の花弁」
美しいタイトルですね。そしてイラストのuser先生のイラストが美麗です。
1巻目のこちらに背を向けた足弱を腕に抱いて、張り詰めた眼差しで見やる今世王。
それも物語の始まりを感じさせる素晴らしい挿絵だったのですが、4巻目にして、揃いの衣装に身を包み、身を寄せ合って笑顔を浮かべる二人。そして天から舞い落ちる黄金の花。

結婚式おめでとう~~~!!!もしや降りしきる黄金の花は、お二人の結婚を祝う民、そしてファンの具現化では!?

まずはワンさんの結婚式がありました。そして別の日の外出において、民のご婦人たちの話を小耳にはさんでしまいます。
ずばり新婚さんの若奥さんがいるようで、毎晩3回以上、励まれているようです・・・。毎晩3回以上は普通じゃない、すごい精力、新婚だからというご婦人達の漏れ聞こえてきた声に足弱は「新婚さんになったら、毎晩なのか!?3回!?」とガクブル((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル。

自分にそんなに応えられる体力はない・・・と思いなやみますが、慎み深い足弱が侍従にそのようなことを相談できる訳もなく、一番相談しちゃいけない相手、結婚相手の今世王、新婚さんの旦那さん、精力絶…(おっと灰色狼に怒られます)に相談してしまい、感激した今世王にがっつり食われました。
1日1回だぞ?頼むぞ?と願う兄上さま。可愛らしかったのでしょうねえ。兄上さまはガチの必死だったのですが。

そんなほのぼの話から一転して、今世王の治める大国ラセイヌの周辺にある小国セイセツ国に流行り病がという報告が飛び込んできます。
そして足弱が作り出す薬草が効くのではないか・・・という話も。
それを聞いて、薬草づくりに励む足弱ですが、自分がその国に行き薬草を現地で育てれば、より新鮮な多くの薬草を多くの人に届けられるのではないか・・・と思うようになります。

しかし、最愛の足弱を、二人の王族のうちの一人を国外に出すなぞ、今世王+灰色狼は承諾しません。

ですが、結婚式の前に足弱の憂いを払い、足弱の気持ちを優先したいと今世王は決断し、国境近くに二人で赴き、薬草の大規模栽培をすることになったのでした。

王族の異能。今までも語られてきましたが、ここでもその力を発揮。
足弱が種をまき、王族二人で祈り、緑をなす力を注ぎました、翌日には薬草がふっさふさ。
すごすぎます。しかしすごいのは、まだまだこれからですよ。異能さんすげー。

国境近くでたくさんの薬草を育てました。しかし、それでも悪化する人々、そして病に苦しむセイセツ国王妃の話が漏れ聞こえます。
セイセツ国王都に、王妃の見舞いに、より近くで薬草を育てたいと願う足弱。
そんな足弱に、一人はダメ、二人なら良い、王でダメなら退位するよ!と堂々と述べ、困らせたりしながらも、「腕を長く伸ばして」足弱の想いに寄り添おうとする今世王。

今世王は国境にとどまり、足弱はセイセツ国王都に向かいます。
別れ別れになった二人。ここから二人の書簡の往復がはじまり、二人の心の内、お互いへの気持ちが切に綴られ、それがとても良い。
しかし対比するように、人の欲、救いを求める気持ち、ラセイヌの王族にこの国をもらってもらえば良いんじゃない?いっそセイセツ国の王様になってもらえば良いんじゃない?と王都ひいてはセイセツ国から足弱を出さない、帰国を阻もうとする謀略がうごめき始めます。

ああ~!病に動揺していたとはいえ、そんな事をしたら今世王と灰色狼たちが!

ここから灰色狼たちの激怒、激怒を超えた憤激を体現した今世王の姿があります。
はい、体現してしまいました。自分にできる限りを尽くした兄上さまを追いかけ回すセイセツ国軍に対する憤激。
黄金の人形はセイセツ国軍の兵どもを叩き伏しました。まさに一騎当千。

その美しくも猛き姿。巨大な異能の力をふるう今世王。王族たちが、優雅に享楽に耽り、舞楽を楽しみ、文化の花を咲かせてきたのはこの巨大な力を眠らせておくため。まあそれが良いですよね、爪も牙も愛しい同族を抱きしめるときには不要ですもの。

しかし今世王のこの姿は美しかったです。
力をふるい口もきかなくなってしまった今世王は足弱が、なんとか元に戻しました。多大な足弱の夜の負担がありましたが。夜が大変すぎるそうです(笑)。

後日談を書くとあほうな事をしでかしたセイセツ国は即時降伏。セイセツ国王は後手に縛られた姿で恭順を示しますが、大国ラセイヌの王族に対する言語道断たる謀略は決して許されず断交となりました。

ようやくラセイヌ王都ラヌカンにもどった二人。
季節は秋。二人の結婚式です。これはもう読んでいただくしかない。あれこれ書けず、良かった良かったと寿ぐのみ。
さまざまな儀式。一番はラセイヌ王族典に二人の結婚を書き記した時のこと。ラセイヌ王族の歴史に二人の名前が記されました。なんと感慨深いこと。
伴侶レシェイヌ。伴侶ラフォスエヌ。

ここで終われば感動的なんですけど、スケスケを書きたいです。すみませんっ!
今世王やりおりましたっ!初夜の閨において、足弱に黒い刺繍でできた肌が透ける寝巻きを贈りました。「ここできたかっ!」と某商人さんを思い浮かべ。
しかーし、みやしろちうこ先生はもっとすごい!今世王も黄金の刺繍でできたスケスケ寝巻きをっ!!着 ま し た!!!
足弱の感想を書きます。「薄いから目のやり場に困るが、おまえくらい堂々としているとなんでも似合う」だそうです。
きっと足弱の前で、ドヤ顔でモデル立ちしているに違いない・・・と想像。

編まれた黄金のなかの白い体が浮かび上がるようだったという美しい記述。
さぞ見応えがありますでしょうねえ。そう王族は優雅であるだけでなく、性にも素直に開放的なのでした。
王族謹製スケスケ芸術的寝巻きとかあるに違いない。

他にも思わず爆笑してしまうネタがあるのですが、これはお楽しみのために書きますまい。

13

語り尽くせない!

緑土なすシリーズ、待望の四巻目!
副題からしてもう素晴らしいの一言です。user先生の表紙も二人の表情や衣装、色合いどれをとっても美しい…。

webでこちらの作品に出会い、BL小説で一番といっても過言ではないほど大好きなシリーズの完全書き下ろし、しかも続編が拝めるだなんて、書籍化された当初は考えてもいませんでした。
ほんっっっとうにみやしろちうこ先生とuser先生、ご担当者様、出版社各位に深く御礼申し上げると共に、シリーズを盛り上げて下さった紳士淑女の皆様と固い握手を交わしたいです。
生きていて良かった…。

さて今回も大ボリュームの二段組みで、大変読み応えがありました!
冒頭はワンさんの結婚式から始まり、兄上さまからワンさんたちに贈られた結婚祝いもお披露目されます。
これが秋の終わり頃のことで、来年に行われる兄上さまと陛下の結婚式の準備が進む中、灰色狼一族に見守られて王族二人仲睦まじい時間を過ごすある日、他国で王室病に似た病が猛威を振るっているという一報が届き、その病に兄上さまのオマエ草が一定の効果を発揮するとわかり事態は大きく動き出します。

身近な人が病に倒れる苦しみを知っているからこそ、何かしたいと行動を起こす兄上さま。その願いを叶えようと心を砕く陛下。
二人の心情が丁寧に描かれ、尽きることのない二人の愛がより一層深まっているのがよくわかります。

そして今回、陛下だけは怒らせちゃいけない、と身に染みて思いました。
とんでもねぇとは思っていましたが本当にとんでもねぇ異能ですね、本気出した陛下は。
読みながら何度も狼たちを激怒させる人たちに対して、それは止めた方がいい、なんでそんなことしちゃうの!?、どうなってもしらないよ!と思っておりました。しかし陛下が罰を与え始めたあたりから、どうかもうそのへんで…そのくらいで…と同情してしまうほど陛下は容赦なかったです…。
陛下が激怒する事態は、常に優秀な灰色狼たちが兄上さまに付き従っていたのでそれほどヒヤヒヤすることなく収束します。

そして!待ちに待った!お二人の結婚式!!
めっちゃ良かったー!二人が身に着ける衣装とか装飾品とかの描写は本当に読み応えしかありません!
二人が、血族へ結婚を報告するシーンが特に良かった。兄上さまの台詞は、なんかじーん…とこみ上げてくるものがあって、つい涙が…。ここ是非読んでほしい。
お披露目の場ではラセイヌの国民になった気持ちで「万歳!バンザーイ!」とつい叫んでしまうほどおめでたいシーンでした。
ここのuser先生の挿絵も本当に素敵で!いやどの挿絵も素敵なんですけど、細かい衣装と表情が本当に素敵なので皆さん見て!絶対見て!

新婚初夜は言わずもがな、これまでと変わらずエロはどれも濃厚です…が!今回は兄上さまが!ついに!お一人でします!
良かった~、翌日のオマエ草も合わせてすごく良かった~。川で慰めていたあの兄上さまが…。これも陛下の愛ある行為のおかげですね。
皆さん気になっていたであろうスケスケもありますよ。スケスケも。

今回新しい狼たちが何人か登場するのですが、本当に素晴らしい名前だなぁといつも思います。彼らが選んだ役割にぴったりで、もう狼たちの名簿が欲しいぐらい彼らの名前が好き。そんな中、あの人の名前も判明しました。めっちゃ似合うな、というのが正直な感想です笑
王族のためなら己の命さえ惜しくない彼らの献身ぶり、今回もしっかり堪能させていただきました。特に印象に残ったのが<水明>さんの「一日、半日、数刻であろうと」という台詞。前後とあわせて読むと、本当に心震えます。大好きな言葉です。

予想もしていなかった緑土なすシリーズの続編、今回も最初から最後まで楽しませて頂きました。
そんな今作のベストオブかわいいは、侍従の真似をして枕をちょっと直す<朝霧>さん。貴方です。
……。可愛くないですか!!?元将軍が!現将軍をおちょくって遊ぶ<朝霧>さんが、侍従の真似してご満悦な顔してるんですよ!?可愛いくないですか?!!

最後の最後に登場したあの人や異彩放つ北原の民族だったり、何だか気になる描写がたっぷりあって続編を期待せずにはいられません。三巻の侵入者の件もあることですし、これはひょっとしたらひょっとする??
みやしろちうこ先生!どうかどうかよろしくお願いします!

20

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