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ある意味究極のクズ攻め

全巻通しての感想なので長いうえにかなりのネタバレです!

物語は、アドリアンがホームズ、ジェイクがワトソンのように紆余曲折ありながら事件を解決していきます。その中で、ホモファビアと取れる発言をしていたジェイクに倒錯的な趣向がある事が判明します。(倒錯的という表現は適当ではないかもしれませんが…)

それは彼がゲイ(バイ)であり、嗜虐嗜好があるということ。
ですが、ジェイクは刑事です。いくらゲイに寛容である国と言っても、偏見はあります。特に警察という特殊なコミュニティの中ではゲイである事は御法度。更に彼の父親、兄弟も警察関係者であり、絵に描いたようなエリート家系。きっと男らしく(敢えて表現させて頂きます)普通の男 であるように厳しく躾けられてきたんだと思います。エリートでありつつも、彼は誰に対してもフェアであり、自分に対してもとても厳しかったです。

彼は出世意欲も強いです。家庭環境や宗教の関係で、彼は普通の恋愛をし、幸せの家庭を築くことを夢見ていました。ですが、女よりも男が好きな事は抗うことが出来ない。それを抑える為に彼はSMクラブに通いつめ、昼間の自分と夜の自分のギャップに苦しみながら約40年間生きてきました。ですが、彼の40年間を真っ向から否定するように現れたのが アドリアン・イングリッシュ。アドリアンが既にカミングアウトしており、母親(父親は既に死別)に受け入れられています。ジェイクとアドリアンは真逆のような存在でしたが、価値観に大きな違いを感じていても、笑いのツボやお互いの空気感は誰よりもしっくりと馴染んでいて、たまに熟年夫婦(夫ベタ惚れ)か!とツッコミたくなるシーンがたくさんありました(笑)

アドリアンは心臓に大きな爆弾を抱えており、きっと長くは生きられないだろうと、常に死を覚悟して生きていました。父親の死が母にもたらした悲しみを見ていた事もあり(更に自分の病気で母を悲しませた事もあり)、彼は人と深く関わる事を良しとしてきませんでした。過去の恋人から根っからの独身主義と言うような表現をされていましたが、確かに パートナー になるだけは拒んでいましたが、彼は過去の恋人を本当に愛していました。5年付き合っていた恋人に心臓の病が原因で捨てられ、更に殻に閉じこもることに拍車をかけていたアドリアンの扉をこじ開けたのが、ジェイクです。

ですが、ジェイクは 普通であることを望み、同じ刑事である女性と結婚してしまいます。ジェイクの最低さはプレイボーイという意味ではなく、残酷と思うほどアドリアンに対して嘘をつかないという事です。普通の結婚をしたい。他のゲイを痛めつけたい。アドリアンと愛し合いたい。三つの欲求に忠実であり、それをアドリアンにだけには隠しません。アドリアンと愛し合っていた時でさえ、SMクラブ通いを止めなかったくらいですからね!まあ、アドリアンもそのへんは理解を示していたので、これは日本の恋愛と価値観の違いかな?と思う部分もあります。(浮気を快く思わないのは世界共通でしょうけど、それをどれほど許す許さないのラインの違いはあると思っています)

日本のように「今日からお付き合いしましょう」という遣り取りをしないので、お互い恋人同士かどうかなんて互いの認識によって異なり、二人の認識にも大きく食い違っています。アドリアンは二人が深く愛し合い求めあっていると心の底ではわかっていながら、身体の関係だけだと思い込もうとしている節があり、ジェイクは心も体もアドリアンと繋がっていると感じ、結婚してもこの関係が続いていくものだと思っていました。ですが、ジェイクが思っている以上にアドリアンは深く傷つき、そして二人は別れてしまいます。

マイノリティが生きにくいのは事実。彼の育ってきた環境を考えれば、普通の結婚をして出世街道を走りたいと願うことは、決して罪ではないと思います。これが同性愛じゃなくても、自分の出世や家庭環境を考えて、どんなに愛している相手でも、仕事を取って恋人と結婚しないカップルは同性異性国籍関係無くある事だと思います。そしてその愛した相手を手放したくないというズルい気持ちを持ってしまうのも、理解出来なくてもわからないわけではありません。男らしくスパっとアドリアンと切れるなら、彼はここまで最低野郎にはならなかったと思います。

この作品の主人公はアドリアンですが、1~5巻を通して、一番変わったのはジェイクだと思います。いい意味でも悪い意味でも。アドリアンは超絶頑固者なので、彼の性格を変えるのはたぶん無理でしょう(笑)それも、またアドリアンの魅力なんですけどね。頑固者で捻くれ者無自覚女王様気質の愛され者に、ジェイクが太刀打ちできるわけないんですよ。アドリアンも決して変わっていないわけではありませんけど…、ジェイクほどの変化は無かったと思いますが、5巻でアドリアンの心境の変化は、アドリアンを知る人からしたら、きっと劇的な変化だったのかもしれませんが。

私はクズ野郎は最後までクズ野郎で居て欲しい派なので、最後まで弁解することのなかった正直者の最低野郎のジェイクの事を、とても愛してやみません。そしてその最低野郎を嫌いにさせなかったのが、アドリアンの捻くれっぷりにもあると思います。ただ清廉潔癖の主人公ならば、ジェイクはそれはもう極悪人に映ったことでしょうが、アドリアンの毒舌っぷりが良い感じに塩梅に整えていたように思います。(あと、無自覚魔性っぷりにも)3巻でジェイクが「今度は誰だ?!」みたいな、(ジェイクからしたら)息をするごとに現れるライバル(笑)にヤキモキしていたのもとっても可愛かったです(笑)。ヤキモチ妬く数が多いのは今までもこれからもアドリアンより、きっとジェイクでしょうね!アドリアンだけそれに気付いていないんでしょうけど。

糖度不足してませんか?そんな時はこれ!

疲れた時とか何も考えたくないときに読むと最高。糖分不足が補われるような甘々具合。多少の受けの葛藤があろうと、受けは前向きなのでさらっとしてます。
執着も病的じゃないし、読むと元気になれる作品です。栄養ドリンクみたいなものなので、糖度不足じゃない時に読むと、攻めの口説き文句????????に口から砂糖が出るかも?????
物語とは関係ありませんが、ほかの作品とリンクしてるのがいいですね。どの作品も好きなので出てくるとほっこりします。相変わらずこのカップルもイチャイチャしてるな~~~って幸せな気持ちになれます。
あと、おじいちゃんとおばあちゃんがかわいくて好きです(笑)おじいちゃんが「米原くん」って孫の事読んでるの、すごくかわいいです…

傲慢攻めではあるけど少しもやもや

面白かったし買ったことを後悔してるわけじゃないけど、最初から最後までもやもや感が残ったかも……屑攻めや俺様攻めやS攻めは好きだけど、この攻め様は最後までそんなに好きになれなかった……
受けもお話自体も好きなんですけど、勘違いからの無理やりしかも謝らない!!!!!いやいや犯罪ですから?!っていう気持ちが最後まで残ったみたいです…
作品自体がもともとバットエンドものとかだったら気にならないんですけど、恋愛もので、傲慢攻め=犯罪OKはどうしても好きになれない…でも、話自体は面白かったので中立。何より受けの城山が好き…

ノンケ攻めってこういう事だと思う。

ノンケリーマンの頂点!!!!これぞノンケ攻め!!!!!!!!
しかも受けのほうが出来る男っていうのがまた……男としてプライドが刺激され、逃げ出すヘタレ具合に腹が立ちつつも、騙されて怒るのも正直当然だし、男としての妬みも理解できるんですよね……男として負けたくない!!!って思うのは当然だし、プライドなくなった男こそつまらない攻めはいないですからねえ。(プライドの置き所にもよりますが)
女性と付き合う描写があるのでNG出される方もいるかもしれませんが、私は登場した女性に大いに大いに同情しちゃうんですよね…BL界にいる限りあなたは幸せになれない!!!!!って。
攻めのグズグズ加減のイライラさえ平気であれば、ぜひ読んでみてください。本編完結後を描いた小冊子を読むとイライラも吹っ飛ぶのでぜひ読んでみてください!

強面ネコにめろめろ

数年前に購入しましたが、何度も何度も読み返したくなる作品の一つです。
かわいくて健気なだけの受けより、不器用で見た目がしっかり男の受けが好きなので、これは私の性癖ど真ん中どストライクです(笑)
見た目強面長身の男なのに、好きな男の前についてまわる様を想像してニヤニヤ。
強面ネコのかわいさにはまりつつも、とある事情で気持ちを受け止めれない攻めにはじれったさを感じつつも、日本BLあるある(事故にあう、誘拐される、庇って撃たれるなどなど)がありつつ、最後の番外編で、と~~~~~っても幸せな気持ちのまま読み終わりました。二人がイチャイチャするだけの本が欲しい…と思うほど、この二人が大好きになりました。
好きな小説を三つあげろ!って言われたら絶対あげる作品です。

新感覚BL。ホラーロマンス?!

自分で書いてて今んとこロマンス皆無だな…と、思いつつホラーなのになんかワードチョイスがいかがわしいし、いかがわしいけど怖いし、怖いけどクスっと笑えるし、BLっぽさあんまりないけどでもBLだし……さすがヤマシタトコモ先生。不思議ワールド全開です。
黒髪、眼鏡、長身、苦労性、いろいろ迂闊な主人公総受け(広域的に)具合最高です。もうちょっと警戒心持って!!!!って心配になっちゃうし、変人たちに囲まれてて大変そうだけど、実は一番まわりを振り回してるのは三角くんなのでは?とも思ったり…
登場人物すべての人が魅力的です。女性が出張ってくるのが苦手な方もいるかもしれませんが、私はアリアリです。むしろいい仕事してくれてます!!!!!!
ホラーのタッチにあった絵柄なので、なかなか絶秒に怖いオバケを描かれてくれますが、それを上回るストーリーの面白さに引き込まれます(私ははなこさんですら無理なほど怖がりです)

10DANCE 1 コミック

井上佐藤 

お色気むんむんのスポーツ漫画

BL・・・?いやBLなんでしょうけどBL・・・???????
どちらの「しんや」が受け攻めかわかってませんが、雄×雄のマウントポジションの取り合い!鈴木への杉木の無自覚溺愛具合にはキュンキュンします。鈴木も一見ちゃらそう(というかチャラい部分もありますが)負けず嫌いな上になんだかんだ素直で欲望にあらがえず、照れ照れしてるのがかわいいです。
いい大人の男が何してんだ…と思わなくもないですが、大人の男だからこそのプライドのぶつかり合いだとか、自分の価値観が崩れていくところとか、杉木の世間離れしたところに鈴木と一緒にやきもきしたりだとか、萌え要素も満載です!
競技ダンスの漫画としても非常にレベルがお高いです…これをBLの枠で括っていいのでしょうか?!
掲載雑誌が変わったのでBL要素は減るのかな…?と思いますが、エロがなくても色気はあるのでオッケーです!!!!!!!!!ムンムンです!!!!!

美しきエロティシズム

エロさにもストーリーにもどちらにも偏る事無く、むしろ両方のいい所を極めるところまで極めた作品だと思います。
絵の美しさはもちろん物語の構成、題材も素晴らしい…なによりエロい……
エロいけどエロ本にはならないエロさ…

NightS コミック

ヨネダコウ 

営業マン×整備士…最高です。

収録作品どの作品も素敵ですが、私はリプライが一番好きです。
営業マン×整備士、ノンケ×ノンケ、スーツ×作業服、黒髪受け、男前受け、鈍感攻め、大好きな要素満載で、ヨネダ先生作品でもしかしたら一番好きかもしれなぐらい大好きです。
営業マンのとあるセリフがなんとも言えずかわいいのがあるんですよ……
ぜひ読んでほしいです!

3Pものだからって敬遠しないで!

なんとなく表紙だけで内容をよく確認せず購入。まさかの3Pもので愕然。
無理やり系も苦手ですが、3Pものも苦手…
でも、買ったからにも一度は読んでみようと読み進め…

まず受けが健気!でも純粋培養な健気さじゃなくて、まったくの不健全な健気さ!
タケ→拾←ミネと思いきや、見る人によって変わるカップリング!!!!!
ミネは健気なんだけど、同情したくなるような健気さじゃなくて、執着的かつ楽観的だから多少無理されてても、かわいい…って済んじゃうんですよね。
タケと拾の間にはゆるぎない絆や執着はあるけど、恋愛要素が皆無なのがいいかもしれない。
拾とミネの関係が飼い主と猫で、タケとミネの関係が遠慮の要らない相手、拾とタケは精神的に二人で一人なんだよなあ。
誰かひとりでも欠けたら絶対長続きしないけど、互いが補ってるから続いている関係だと思います。
こんなに肯定的に3Pを読めたのは初めてで、3Pの苦手な子に勧めて見たら、その子もはまったから、苦手だと思ってる人もぜひチャレンジしてもらいたいです!!