上田アキさんのレビュー一覧

エンドスタートライン コミック

上田アキ 

『フロム・グリーンキッチン』の受け視点の話が収録。

『フロム・グリーンキッチン』で上田先生の心理描写のうまさに惚れまして、あらすじも読まずに作者買いしたのですが、思いがけず『フロム・グリーンキッチン』が載っていて驚きました!コミックスは攻めの晃太郎視点、この本の同時収録が受けの高野視点です。

最初の3編は廃校になった校舎をモチーフにした同じ世界観のオムニバス。

「エンドスタートライン」
新しい学校に移っても、馴染んだ旧校舎のグラウンド…

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フロム・グリーンキッチン コミック

上田アキ 

胃袋を掴む、心を掴まれる。

美味しい料理を食べて身体が温まっていくように、心もジンワリと温かくなっていくような、淡々とした優しい話です。

スーパーで惣菜を作っている晃太郎が、食べるのが好きなリーマン・高野の胃袋も心も掴む。
簡単に言えてしまうストーリーなのだけど、料理を作って料理を食べてって行為を通して、二人が知り合ったキッカケや距離が近づいていくのを丁寧に描いているので、二人の気持ちに寄り添いながら作品の世界に引き…

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来たる晴れかけの明日よ コミック

上田アキ 

大人同士のあまあま

過去から解放されて未来に向かっていく背景があり、

『はっ!』『ふっ!』からのおセッセへの流れが凄いいいです。

スピード感があり、暑さまで伝わってくるような。
二人の表情もよく、大人同士でガシッと絡み合うところ!!
身長は分かりませんが二人とも大きくて男らしいのに、あまあまなのが良くて。
時々そこからだけでも読み直しています笑

桜次郎さんが髪を結び直す場面があるんですけど、そ…

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フロム・グリーンキッチン コミック

上田アキ 

おいしそう

サンプルをみて購入しました。
いつも惣菜を買って帰るサラリーマンがいて、そのサラリーマンは自分が作った惣菜ばかり帰っていくので気になるようになった。
偶然だと思っていたが、次の日も自分の作った惣菜を買いにサラリーマンが来たのだが、目の前で売り切れてしまった。
自分の作った惣菜を必真剣に求めてきた彼に対して嬉しさを感じ、その次の日から彼に自分の作った食べてほしいと思うようになります。

偶…

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エンドスタートライン コミック

上田アキ 

失うことは、はじまるということ。

単行本「フロム・グリーンキッチン」の元となる作品が読みたくて購入。
↑こちらでほんの少しだけ足りなかったピースの欠片を読み、ぶわわ〜っと萌えが広がる心地いい快感(﹡´◡`﹡ )「フロム・グリーンキッチン」だけでも1つのお話として成立してたけど、こちらに収録されているのも大切な要素の1つで、合わせて読むと萌え増しでした。

また、表題作の廃校を舞台としたオムニバスストーリーがすっごく良かったで…

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フロム・グリーンキッチン コミック

上田アキ 

どこにでもありそうな現実味のあるお話。

ちるちるさんの作家インタビューで取り上げられていて、面白そうだなと思って手に取ってみました。前作『エンドスタートライン』は未読。


いい意味で、地味で、華やかさのないお話でした。
普通の人の、普通の恋。
派手な出来事も、ドラマティックな「何か」があるわけでもない。

でもそれがじわじわ来る。

スーパーのお惣菜屋さんで働くスタッフと、そこにお惣菜を買いに来るお客さんの恋のお話。…

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フロム・グリーンキッチン コミック

上田アキ 

品ある料理男子♪

大人っぽい作品だ~(´▽`)ノ
購読後の第一印象です。

スーパーの惣菜コーナーで働く晃太郎と、晃太郎が作った惣菜とは知らず、そればかりを手に取り通い詰める常連サラリーマン高野のお話。

本当に嬉しそうに自分の作った惣菜を手に取る高野の笑顔を見て、自分が料理を始めた時のことを思い出す。
少しずつ、少しずつ。惣菜をきっかけとして無理のない展開で二人の距離は近づいていきます。
ひょんな事…

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エンドスタートライン コミック

上田アキ 

作者の感性の豊かさが際立つオムニバス作品集

先日発売になった「フロム・グリーンキッチン」(以下、FGK)がすごく良かったので、元の読み切りが収録されているというこちらも買ってみました。
この読み切りが先にあったからこそ生まれたFGKだけど、結果的に収録コミックがバラけてしまったのがもったいなく感じますね。
こちらに入ってるお話もFGKに再収録してくれたら良かったのにな。

…ということで順番は逆になりますが、先に「フロム・グリーンキ…

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フロム・グリーンキッチン コミック

上田アキ 

2日目のカレーライスのような・・・

購買理由…名切さん(攻め)の容姿が好みだったので。
丁寧にスパイスから調合したカレーを、一日寝かせてから提供された様な(そして、もちろん美味しい)読後はそんな気持ちになりました。

心を掴まれた彼と、胃袋を掴まれた彼の甘酸っぱい恋愛模様が描かれています。舞台は主に、スーパーのお惣菜売り場。
名切さんと母親の日常が、時々 効果的に挟み込まれることによって自然と彼の人柄に惹かれていきます。

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フロム・グリーンキッチン コミック

上田アキ 

惣菜屋さんとサラリーマンのメンズラブ

スーパーの惣菜売り場で惣菜を作っている攻め。サラリーマンの常連客が、自分の作った惣菜ばかり買っていることに気づくが、あることがきっかけで言葉をかわすようになり…。


料理が得意な男子と食べる専門のサラリーマンのカップルです。
『エンドスタートライン』という既刊に収録されている読み切り作品の続編らしいです。そちらは受け視点の短編だそうですが、今作は攻め視点で出会いからが描かれているので、既…

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