ワンダー・ボーダー

wonder boader

ワンダー・ボーダー
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神126
  • 萌×265
  • 萌31
  • 中立13
  • しゅみじゃない13

--

レビュー数
34
得点
996
評価数
248
平均
4.1 / 5
神率
50.8%
著者
上田アキ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス Qpaコレクション
発売日
価格
¥660(税抜)  
ISBN
9784801960480

あらすじ

5年前に別れた元カレ・和秋と偶然再会し、飲みに誘われた洋春。
もう吹っ切れたつもりだったのに、和秋の何気ない一言に翻弄されまくりで……。

お互い恋人がいるにも関わらずホテルに連れていかれ、
突っぱねても悪気なくけしかけてくる和秋に、ずっと蓋をしていた想いが溢れてしまう。
ダメだと理解しつつも、ついに身体を重ねてしまうが――…。

過去に置いてきた恋が、再び動き出すーー。

「あの時 手離さなきゃよかった」
天然無自覚沼男x引きずりソバカス男子のフクザツ再会ラブ
ダメなのに惹かれてしまう自分を止められない、本能レベルの恋。

表題作ワンダー・ボーダー

八代和秋(元彼・マンション隣人・在宅ワーカー)
八嶋洋春(雑貨ショップ店員)

その他の収録作品

  • ワンダー・オーバー(描き下ろし)

レビュー投稿数34

梅雨晴れのハッピーエンド

読み返しました。

初めて読んだ時、これはもうよっぽど読み返すことは出来ないだろうなあと思ったのを今でも覚えています。物語が厚く、キャラクターの人間みが深ければ深いほど起承転結の「承転」がどうにも不穏になってしまって、今作は正しくそれだったからです。

洋春の今彼である夏朗さんがあんまりにも「いい人」で、いい人すぎて引きずるんですよね。このお話の中で切り捨てられてしまった人がいるのを知っているから、すごく好きなお話なのにリピート出来なくて。

スピンオフとして「オーバー・スコール」が出たことでようやく全ての物語が完結してくれて、やっと安心して読み返すことが出来るようになりました。
今から初めて「ワンダー・ボーダー」を読む人は、悪いことは言わないからスピンオフ「オーバー・スコール」も一緒にレジに持っていった方がいい。

さて、物語としてはわりとよくある再会ものですが、そこに三角関係としてメインのうち片方(受け)に「非常にいい人」な今彼がいる、という最高にして最強に悩ましい設定。未だかつてないほど順風満帆なカップル、珍しい「メインの攻めが間男」になるタイプのお話です。つまり物語に出てくるメイン2人の絡みは8割浮気描写だと言うこと。確かに浮気メインの話になってしまってるのですが、不思議なもので凄く純情で純愛。
正直、和秋の性格や立場、振る舞いは好き嫌いが分かれそうなのですが、一貫して彼はずーーっと洋春のことをただ好きなんですよね。そして洋春もまた葛藤しながら流されて抱かれて、あんなに良い彼氏がいて最低だと思う人もきっといる。でも、洋春はそれこそずっと、本当に長い間蓋をしていただけで、和秋のことがただ好きだった。このお互いへの矢印のブレなさがあるから、こんなにも爛れたストーリー展開なのに切なさと純愛を見せるのだと思う。

何度も言いますが、今作はスピンオフを横に置いてやっと何度も繰り返し読める良作になります(個人の見解です)。スピンオフまで合わせれば、文句なしにハッピーエンドが約束されます。

なんたって上田アキ先生の長編ですから。全てはそこです。

0

攻のセリフにキュン

とにかく攻が魅力的です。こういう人を天然たらしというのでしょうか。二人の再会から受の気持ちを中心にストーリーが進んで行きますが途中途中ではさまれる攻の描写がたまらなくて胸キュンに襲われます。何度も繰り返して読みたくなってしまうセリフの言い回しと絵柄。そして男らしい二人の恋物語が大好物なわたしにはとても嬉しい作品です。受の彼氏がスピンオフされている続編もとても気になっています。

0

こういう話好きです

「オーバー・スコール」読む前に再読しました。

和秋が好き嫌い分かれると思いますが、私の好きなお話でした。なんと言っても和秋に抱かれる洋春のとても気持ち良さそうな表情に萌えました。

5年の間に自分をとても大切にしてくれた夏朗さんとの付き合いを守ろうともしてたけど、嫌いで分かれた訳では無い相手が隣室に住んでてそれは無理だと思いました。

夏朗さんからのメールに咄嗟に思った事が答えなんですよね。和秋と再び恋人になれると思っていない段階で、きちんと夏朗さんに別れを切り出して良かったとも思いました。
何となく察していたと話して泣く夏朗さんは優しすぎる。まだ「オーバー・スコール」読んで無いので、どうか幸せになりますように!

そして和秋に元カノが殊勝なおまえが気持ち悪いって見事な蹴りを入れていて、それも個人的に好きでした。

思ったより和秋が洋春に執着していたことにも萌えました。お互いに恋人がいるのに再会して再び燃え上がる恋は大好物です。

0

すっきりした気持ちで読めた

こちらの作品のスピンオフ作品である、オーバー・スコールを読んだうえでこの作品を読みました。
高校時代に好きで好きで仕方なかった恋人に卒業して遠距離になるからという理由でいきなり振られて、心の整理ができないまま蓋をして、夏朗さんの優しさで安定して過ごしてたけど再会したら心も体も蓋したままにできなくなっていく過程がしっかり描かれているなと思いました。和秋ほんとひっどい男だと思うんですけど、こいつ……ほんとに本心言ってるし、ほんとに洋春のこと好きなんですよね。洋春にとって夏朗さんには愛情はあっても恋ではないんですよね。ですが、これ……おそらく先にオーバー・スコール読まずにこちらを読んでいたら怒り狂っていただろうなと思います。BL的には性的な部分刺激してくる和秋のようなキャラめちゃくちゃいいんですが、私個人の好みとしては夏朗さんのような優しくていい人が好きなので……高校生同士若かったからとか言葉足らずでとかわかるんですけど、ほんと好きなら今度こそ離すんじゃねーぞ!
それはそれとして、NTRはNTRで興奮してしまうので作品としてとてもよかったですし、今回スピンオフで夏朗さんの幸せも見届けられるようになり、福利厚生ばっちりの手厚い作品になってすごくよかったです。
NTRとか浮気はちょっと……いう方もちょっと手を出しやすくなったのではないかと思います。

1

混ざり合わないはずの春と秋が……

上田アキ先生の作品の中で、
これだけ未読だったんです。
発売時に購入したのに、
なんだか手をつけられていなかった本作……
ついに読んでみました^^;

春夏秋冬に関係する名前の登場人物が織りなすストーリー。
自分の整理のため、あらすじから書かせていただきます。

洋春と和秋は高校時の恋人同士ですが、
和秋の上京を機に一方的に別れを切り出されています。
納得できない洋春ですが、
結局その程度だったのかと受け入れるしかないまま、
5年の月日が経ってしまいました。
そして現在、洋春には夏朗という優しい恋人がいます。
ある日、職場で偶然、和秋と再会する洋春ですが、
和秋の隣には、冬子という恋人がおり……


和秋と再会した洋春は、
誘われるままにその日のうちに再び関係をもってしまいます。
流されてしまう洋春ですが、
ずっと和秋を忘れられなかった気持ちが根底にあるので、
理解したくはないけど、
仕方ないのかな……とも思いました。

むしろ分からなかったのは和秋の方。
感情が読みにくいキャラでした。

一時は夏朗を選ぼうとする洋春が、
夏朗から来たメールに対して〝なんだ、夏朗さんか〟
と思ってしまいハッとするシーンが……TT
もう説明はいらないってくらい、
洋春の気持ちをハッキリ示してくれました。
上田先生の素晴らしい表現力ですが、
同時にとても切なくもなりました。

夏朗に別れを切り出す洋春と、
優しく受け入れる夏朗さん(泣)
夏朗さんが、もっと嫌なやつならよかったのに……
とさえ思います。

そして、和秋もまた冬子に別れを告げるのです。
この冬子もいい子でしたね。
心から、幸せになってほしいと思いました。


春と秋は隣り合わないし、交わり合わない季節です。
合い入れないからこそ、憧れるのかもしれません。


私は、なぜか夏朗さんに感情移入してしまったのですが、
夏朗さんと和秋の差って、
洋春を取り返す勇気と独占欲があるかどうかだと思うんです。
その点で、和秋の方が行動力と自信があったのだと思います。


洋春と和秋は本能で惹かれ合う二人です。
もうお互いを手放すことはないでしょう。
他人を傷付けてまで得た関係なのだから、
絶対に幸せになってほしいと思います。

そして、いつか夏朗さんと梅雨彦のお話も読んでみたいものです^^
頑張れ夏朗さん!


0

なにこれ

とても不愉快な作品でした。

0

現時点最高の浮気(というか本気)BL

浮気モノですよ!!
王道にはなり得ないけれど、このテーマでしか描けない面白さや切なさがあるので結構需要はあるんじゃないですかね??個人的にはあらすじ買いするくらいには好き。でも、ドロドロしすぎるのはちょっと…という方には朗報です。

爽やかです。
なぜならお互いのパートナー(つまり浮気される側)の人間性が素晴らしいから。
ラストの夏朗さん(受の今彼)の菩薩対応。詰る・許す・怒る・諦めるという直列回路な反応ではなく、包み込んで受け止める、あるべきものの場所へ返してあげるような浄化の言葉に救われます。

それでも浮気ですから色々ズルくない?とか順番違くない?などは多々あります。
ただ、それがこの作品の味として生きて、わざとらしくなくラブ度とリアリティを上げている。この性格のこの二人なら生まれ変わってもこの状況にならざるを得なかったんだなという説得力を持たせている。

ひょうひょうとしている(ように見えちゃう)攻に翻弄されて悩み苦しんでいる受の姿に大変萌えました。全編悩んじゃってます。
逆にこの子の行動が引っかかる、イマイチ好きになれないという方はこの作品を楽しむのには少々キツイ構造かもしれません。
浮気でさえなかったら相当甘々ですけどね。

深い愛と人間らしさ、どうしようもなさを描きながらスタイリッシュかつ爽やかに仕上げるという妙技。
今まで読んできた中で最高の浮気(というか本気)BLでした。

2

気持ちって頭で考えてもコントロールできないことありますよね

恋が落ちたら で上田アキ先生を知って本作読みました

幸せなお話なんですけど、なんだろう
BLファンタジー感があるのに読後辛さが残る

春と秋は幸せなんですよ
夏と冬にもきっとステキな出会いがあると思えるんです
なのに、何故か辛い

これがこの作品の魅力なのだと思うのですが、裏切りながら自分が傷付く、本心を見せられず相手に委ねることで試す、初めから本命になれないと分かっているけど離れられない、定番のオンパレードになる、心理描写が秀逸すぎるゆえの読後の辛さがきつかったです

春と秋はこれから、ほんとに幸せになれるんだろうなと理解できるけど、となりに越してくる偶然がなければ、春は夏と、秋は冬とちゃんと幸せになれたのかな‥

考えても仕方ないですが、個人的に秋より夏が好きなので、彼が幸せになったのを見届けたかったです

2

浮気はNGだけどキスや愛撫が色っぽい

honto 電子限定漫画4P
修正…白塗り
カバー下あり

0

良い漫画を読んだ満足感!

「恋が落ちたら」が好きだったので作家買い。期待通り神評価です。

BL漫画、身体から入ったり強姦めいてたり、ハーレムや周りに妙にアプローチ受けたりっていうのは多いけれど、浮気ってあんまりないよなぁ、と最近思っていたところでした。
地雷の人も多いからでしょうか。

洋春のそれは完全に浮気ですからね。夏朗さんはとてもとても良い人です。夏朗さん目線のBL漫画だったとして「大切で可愛くて同棲したいと思っている恋人がいる。だけど最近様子がおかしくて…」って展開は絶対泣く。夏朗さんが洋春にしっかり愛情注ぐ5年を描いた後の別れなんて絶望のストーリですよ。あーあ

天然無自覚沼男 和秋は、序盤特にいや〜な感じです(双方付き合ってる相手がいると分かっているのに軽くラブホ誘ったり)。ですが、自分の良くないところと、洋春を苦しめているところに気づいて、直していくキャラクターにするところが上田先生すごい。

上田先生、やはり漫画が最高にお上手です。
電子書籍だったのですが、ラストのベランダ喫煙シーンはおそらく見開きですよね。こういうところが紙に勝てない。
でも、電子書籍限定おまけ漫画4ページがものすごーくよかったので、神評価付けてる方には特に読んでいただきたい!このネタは皆さんに読んで欲しいから、電子限定おまけじゃない方が良かったと思うほどです。

以下もやっと点
すごくどうでもいいところですが、飲み屋でオムライスって珍しいな。オムレツではなく。

※電子書籍
白抜きですが、エッチシーンの色気は損なわれていないかと。カバー裏有り

2

この作品が収納されている本棚

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