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表題作ワンダー・ボーダー

八代和秋,元彼,マンション隣人,在宅ワーカー
八嶋洋春,雑貨ショップ店員

その他の収録作品

  • ワンダー・オーバー(描き下ろし)

あらすじ

5年前に別れた元カレ・和秋と偶然再会し、飲みに誘われた洋春。
もう吹っ切れたつもりだったのに、和秋の何気ない一言に翻弄されまくりで……。

お互い恋人がいるにも関わらずホテルに連れていかれ、
突っぱねても悪気なくけしかけてくる和秋に、ずっと蓋をしていた想いが溢れてしまう。
ダメだと理解しつつも、ついに身体を重ねてしまうが――…。

過去に置いてきた恋が、再び動き出すーー。

「あの時 手離さなきゃよかった」
天然無自覚沼男x引きずりソバカス男子のフクザツ再会ラブ
ダメなのに惹かれてしまう自分を止められない、本能レベルの恋。

作品情報

作品名
ワンダー・ボーダー
著者
上田アキ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス Qpaコレクション
シリーズ
ワンダー・ボーダー
発売日
ISBN
9784801960480
4

(349)

(169)

萌々

(92)

(43)

中立

(21)

趣味じゃない

(24)

レビュー数
51
得点
1363
評価数
349
平均
4 / 5
神率
48.4%

レビュー投稿数51

ハピエンだけど…。

5年前に別れた元カレ和秋と偶然再会した洋春、お互いにもう別の恋人がいるのにまた関係を持ってしまい…。突然切り出された別れに無理やり蓋をした想いはそのまま胸の奥に燻っていて、忘れようとしても忘れられず他の幸せを見つけたつもりでも一瞬で過去に引き摺り戻されてしまう。和秋もまた洋春の将来を思って離れていたのだけど、再会から溢れ出した2人の想いはもう止まらなくて!
ハピエンで良かったのだけど、洋春の彼氏の夏朗が良い人過ぎて切なくて、手放しで喜べない感じが残った周りを巻き込む前に素直になれてたら…いやだからこそなのかなぁ。

0

きれいにまとまりすぎてる

浮気という状態でズルズル…はもちろん良くないけど、今カレよりも元カレの方に気持ちが傾いちゃったのは、まぁ仕方ないと思う。
感情の部分は理性ではどうにもならないこともあるだろう。

でも、今カレとの別れ話で「隠しておくのは卑怯だから」と浮気していたことを言うのは誠実というものをはき違えてると思う。
結局のところ、打ち明けることで自分がスッキリしたいだけ。
どこまでも自分のことしか考えられない人間なんだなと残念に思ってしまった。
(いや、浮気してる時点で「そう」なんだろうし、キャラクターの一貫性にむしろ感心するべきなのか?)

別れ話と罪の告白を受けての今カレの反応は、いい人すぎるし聞き分けがよすぎ。
この人は本当はどんな気持ちで何を思っているのか、彼視点で物語を読んでみたい。(と思ったら既にあった。「オーバー・スコール」読みます)

今カレとの出会い方含めて、あらゆるものが主人公たちに都合が良いようにキレイにまとまりすぎていると思う。
読者視点では、ストレスが軽くなる一方で物語としての面白みも薄くなってしまっている。
ドロドロするテーマならとことんドロドロしてくれたほうがいい。

1

浮気万歳って気になる

彼女持ち元彼と再会して浮気…今彼いい人なのに浮気。おい!ながされ侍め!なんだけど、この仕方ないさね〜って感じを下品にならずに描いていてさすが上田アキ先生、最高。
現実なら浮気で終わって痛い目を見ました、ってなるところをロマンスに仕立て上げるこの技量、巧い!
上田アキ先生の漫画で初めて読んだのが本作でしたが、なんてすごいえちしーんを描く先生なんだ!って衝撃を受けたのが今も忘れられません。絵が上手いからこそのこの臨場感というか、上品なのにしてる感がすごく伝わって…あら〜まあ…大変…です。最高です。

1

コイツめー!って思いながら読んじゃった

ずーっと前から表紙は見た事あって
気になってて買ったはいいけど積んでた作品。
面白かったです。

リアル。浮気ものです、元彼と焼けぼっくいに火がつく感じです。
元彼から振られて公園のベンチで落ち込んでる時に出会った夏朗さんと穏やかで優しい日々を過ごしてた洋春。
偶然にも自分を振った元彼、和秋が隣に引っ越してきた挙句、またもや心もカラダもかき乱しやがるんですよ。

てか、諦めきれない未練ある相手が現れてしまって今の幸せと元彼とで揺れるんだよね。
今彼の夏朗さんには何の不満もないしすごくいい人なのに、気持ちが元彼の和秋に向いちゃうんだわ。
どうしようもないね。
私は、こう言う時夏朗さんみたいな人の方がタイプだからなんでなんだよー!と思っちゃうんだけど、好きに理屈はないんだもんね。
私は、和秋そんな魅力に感じなかったんだ。
でも、2人がいいならそれでいいね。

なんか、夏朗さんが可哀想なので続編の彼が幸せになる話のスピンオフ[オーバー・スコール]を早く読みたいと思います。
ちょこっと収録されてた夏朗さんと新しいお相手の出会いがもうなんか良さそうですよね。

1

なんか…

胸クソの悪い作品でした。

とにかく夏郎さんが可哀想過ぎる。
背表紙で夏郎さんに新しい出会いがあったから是非夏郎さんには幸せになって欲しいけど、主人公二人には破滅してほしい。

夏郎さんと愛しあった部屋でセッ○スできる神経が分からん。
浮気を美化するなよ。

いっそ浮気するぐらいクズなんだから夏郎さんと別れ話する時も隠し通してほしかった。
あなたが浮気したあとも夏郎さんは知らずにあなたを抱いてたんだよ?
自分の自己満足のために夏郎さんを余計に傷つけただけじゃん。
浮気してたの隠したまま別れるのは卑怯な気がして…じゃねえよ。
頭の中お花畑かよ。
浮気した時点で卑怯もへったくれもねぇよクズと思いました。
主人公二人には永遠に愛を語ってほしくない。

これをハッピーエンドと思える人は恋人の浮気を許せるor浮気する人だけだと思います。
ハッピーエンド認識してる人は自分の立ち位置を主人公ではなく夏郎さんで考えてほしい。
ほらクズじゃん。
素直に祝えないでしょ?
こんなんハッピーエンドじゃねえよ。
二人の頭の中いろんな意味でハッピーエンドだよ。

まだ浮気をする前にケジメをつけたなら別だけど、ここまで後味の悪い作品は初めてでした。

1

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