オーバー・スコール

over squall

オーバー・スコール
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神65
  • 萌×223
  • 萌10
  • 中立1
  • しゅみじゃない11

23

レビュー数
20
得点
448
評価数
110
平均
4.2 / 5
神率
59.1%
著者
上田アキ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス Qpaコレクション
発売日
価格
¥720(税抜)  
ISBN
9784801970465

あらすじ

5年間の恋が、一瞬で終わった。
断ち切れない想いを胸に抱えたまま、思い出の公園で
ひとりぼんやりとしていた夏朗に声をかけてきたのは、
別れたばかりの恋人にどこか似ている男・梅雨彦だった。

かわいそうなのを放っておけないと半ば強引に連れ帰られ
多くの言葉を交わさず、元彼を重ねて自分を抱けばいい、と
梅雨彦に流される形で一時の快楽に溺れてしまう。

自分でも知らなかった一面を暴かれるようなセックスの後、
再会の約束をして無邪気に微笑む梅雨彦に
夏朗の中では何かが確実に変化していたが、
彼はやっかいな性癖を抱えていてーー。


傷心おひとよし公務員×やっかい性癖ゆるふわ男子
ゆっくりと恋を知る、"恋育"ラブストーリー。

表題作オーバー・スコール

夏朗,31歳,市役所勤務
梅雨彦,23歳,大学生

その他の収録作品

  • 描き下ろし
  • あとがき

レビュー投稿数20

雨に曬されて

スピンオフと知らずに読みました。
夏朗さんの、前の恋は知らないのです。
でも、すごく好きだったんだなぁ…

梅雨彦と出会ってから、夏朗さんが恋に静かに落ちていくのが良かったです。
誰かの替わりじゃないけど、好きになるきっかけのひとつには、誰かに似た人ってキーワードが必ずあると思うんですよね。

だけど、その人なりを知るにつけて個性がわかるし、全く別の世界に生きていた人だったと思い知ると言うか。

梅雨彦は、誰かの替わりになろうと、気持ちを癒すことに繋がると豪と寝続けていたわけで。
身体も、快感に染まれば気持ちもついて行くと思ったり…それは情の部分が大きく占めるのかもしれませんが。

夏朗さんも、梅雨彦も。そして豪も。
それぞれが出会ってから、雨晒しに、びしょびしょになってから、気づいた事が、互いの救済になっていたんだろうなぁ…

まさに熱帯夜の雨に曬されて新しい恋になったんだな、と思いました。

0

読み応えあり!

「ワンダーボーダー」の当て馬、夏朗さんが主役。
「ワンダーボーダー」での人の良さが良い意味でも悪い意味でもあった夏朗さんが振られ、読んでて辛かった。 
だから、この作品で思いっきり幸せに~と思ったのに作中!一筋縄ではいかない恋…………
あぁーまた夏朗さんには試練が……なんて思いながら読んでました。
(梅雨彦の性癖に真っ向から向き合い、中々伝わらない梅雨彦に悶々としながら読んでました。)
でも、向き合い伝え続け、梅雨彦も豪も変われた。

このボリュームの本を簡潔に語るのは難しいですが上田アキ先生の力量のスゴさを感じました。

梅雨彦と夏朗が心から幸せを感じて結ばれるシーンにはこちらもジーンとくるものがありました。

また最後の最後に、洋春と和秋がチラッと登場したのがまた良いです!夏朗が幸せな笑顔を梅雨彦に向けてるのを見た洋春の顔がとても印象的でした。

これは「ワンダーボーダー」を読んでから是非!読んで欲しい作品です!

0

みんな大好き夏朗さん!

前作ワンダー・ボーダーでの当て馬役夏朗さん目線のお話です。
何はともあれ夏朗さんおめでとう!( ;∀;) の気持ちです。
前作で何も悪いことしてないのに一方的に洋春君に振られた優しい夏郎さん…幸せになれてよかった〜!

変わった性壁の梅雨彦が、ちゃんとした恋愛に目覚めて人間的にしっかりしてる夏郎さんとくっつくストーリーもよかったです。
梅雨彦は悪気なく色んな男と関係をもってしまうタイプで、
一番やっかいなやつ‥と思いましたが、
夏朗さんの誠実さと根気強さがあったからこそ
2人の幸せな未来にいきついたのだなとおもいます。

そしてさすがクパさん、えろは多めです!
最初からえろえろですが、
くっついてからのえちは尚良し!!(*゚∀゚)ありがてえ!
コミックス発売時に、上田先生が前作より好みが別れるかもとツイートされていましたが、
受けが節操なしやっかい性癖持ちな点なことを危惧されていたのかな。
攻め以外の人間とヤる描写が苦手な方はご注意下さい‥
しかし!
某書店さんのポップで「恋育」とデカデカと表示されていましたが、
まさしく恋育のお話なので…! 
傷心攻めとやっかい受けが歩み寄って恋を育てていくお話しだと私は解釈しています(*゚ェ゚*)


どうでもいいですが、本作がでると知ってから
ワンダーボーダーを見返すと、
夏朗さんから洋春をうばった和秋がめちゃくちゃ調子いいやつに思えてしまいました笑

3

映画みたい

「ワンダーボーダー」のスピンオフで、救済を願ってやまなかった夏朗さんのお話でした。

真面目で誠実な夏郎さんは前作で辛い思いをしていたので、正直な話、厄介な性癖持ちの梅雨彦ではなくもっと真っ当な相手と穏やかな恋愛をしてほしかったと読み始めはそう思ってしまいました。決して悪い子ではないのですが、梅雨彦は人間科学を学んでる割には考え方や貞操観念がふわっとしていたので…。

でも最後は夏郎さんが心から幸せそうで安心しました。最後の雨の中を2人で一つの上着を被って走るシーンが映画のワンシーンみたいで素敵でした。

厚みがかなりあったので読み応えがあるのは勿論ですがそれだけではなく、特に表紙が綺麗で美しかったので目でも楽しめる作品だと思いました。

2

出会いには意味があるということ

”ワンダーボーダー”好きでした。そのスピンオフということと、表紙が素敵だったので購入! 正直、夏朗さんの救済については特に気になってなかったんですけど…。

振られた夏朗さんが、不思議青年・梅雨彦くんに拾われるところから始まるんですけど、とにかく梅雨彦くんのキャラの理解には夏朗さんとともに苦しみました。ただ、当て馬的な存在・豪くんとのバランスが絶妙でしたね。んでもって、梅雨彦くんの性癖のオリジンとなる過去の出来事の展開に、上田先生さすが~と思いました。自然な流れで彼らの背景が明らかになります。ただ、それをもってしても、攻/受のキャラクターは”ワンダー~”のほうが好きだったな(笑)とか思ってしまったのですが…。

悲しみや苦しみの救済という、意味をもつ出会いがあるのだなぁ~としみじみとする作品でした。夏朗さんの真面目で誠実なキャラとあいまって、”萌え”というより、メッセージ性の強い感動的な作品という印象でした。

1

想像以上にいい男で

ビックリというかなんと言うか。

前作「ワンダー・ボーダー」で受けの洋春くんの彼氏(そして元カレへ……)としてこれでもかといい仕事をしてくれていた、夏朗さんのお話。

タイトルの通りなんですけど夏朗さん、スパダリとかそういうことではなくめちゃくちゃ「いい男」であり「良い彼氏」なんですね。その鱗片は前作でもわりと描かれてはいたんですけども……何だろう、人としていい人(?)と言うのか、まっとうな大人、という言葉がよく当てはまる。
というのもたぶん相手の梅雨彦くんがわりと訳ありな子だったからこそ、夏郎さんの「普通にいい人」の部分が「いい男」に変わるとても良い化学変化を起こしたのだろうなと。

個人的に梅雨彦くんの「真面目なのに堅物じゃないところ」と言う台詞に夏朗さんの良さが詰まっているなと感じました。本当にね。お堅い人だった方がむしろキャラ立ちしそうなのにあえてそうで無かったことが、より夏朗さんの普通の人らしさを強調していて凄く好きだった。

そして今回重要なポジションに置かれていた、梅雨彦の性癖を引きずり出した張本人・豪。彼の性格や言葉は正直なところ人間の汚く弱い部分が前面に出ていて一切の好感も持てなかったのですが、最後、夏朗さんの職場での見目や言葉の変化に、ああこの人もただ人並みに弱く立ち直れない人というだけだったんだな……と、納得してしまいました。
最終的に誰一人として性根の悪い人間が出てこないところが優しいですよね。心の弱さから物語は生まれるのだなとしみじみ。

書かれている方がおりますが、私も最後の雨の中笑って走る夏朗、梅雨彦と、すれ違う和秋と洋春のページがとても好きです。洋春の安心したような愛おしいような顔が見られたことで、この2つのお話は無事終わったんだなと感慨深い気持ちに……

正直、夏朗さんメインでQpaって成り立つのか?と不安要素があったのですが(Qpaはエロメインのアダルトレーベルだと認識している)、この台詞「真面目なのに堅物じゃない」と、人並み程度の性欲がある成人男性だと分かったおかげでドラマティックさ、ストーリー性と相性の良い激しいおセッ…が違和感無くすんなり頭に入りました。
梅雨彦くんのあの性格を持ってこれだけストーリーを読ませるの、流石上田アキ先生だなと脱帽しましたね。ニクイゾ〜〜〜!!

上記の通りエロも申し分なく、そして上田アキ先生の手腕で非常に読みやすく読後感の良い作品でした。本当に、この先生は「普通なのに色っぽさを持つかっこいい男の人」を書くのが長けているなと実感。満足です!

5

諦めなかった恋

夏朗さんの新しい恋が楽しみで読み始めましたが、今回のお相手の梅雨彦は凄い曲者でした。

梅雨彦の背中のキスマークや言動から夏朗さん以外にもセックスする相手がいるんだと思っていましたが、その理由にびっくりしたのと感覚の違いに驚きました。

そしてなによりその相手の豪の目付きがもろ病んでる人で、梅雨彦の認識と豪の執着ぶりが噛み合っていない事にぞっとしてしまいました。

でも今回の夏朗さんは2人のセックス現場を見ても、梅雨彦の独特の感覚と自分の感覚の違いにも怯まなかった。

2人で話したり色々な事を経験したりして、徐々に梅雨彦に普通の恋愛とか恋人の感覚を教えて行く過程に胸熱でした。梅雨彦がちゃんと夏朗さんの気持ちに近付いて行く様子も良かった。

豪の過去も気の毒ではあるし彼なりに梅雨彦を愛していたとは思いましたが、梅雨彦といる限り彼は立ち直れなかったと思いました。

豪との関係を断ち切った梅雨彦に、交際を申し込む夏朗さんの笑顔が素敵でした。
付き合って初めてのデートが2人とも幸せそうで、大好きな恋人とのセックスが今までのセックスと全然違うと梅雨彦が分かって良かった。そして梅雨彦の言葉に思わず涙ぐむ夏朗さんは、これから沢山幸せになって欲しいと思いました。

無邪気な梅雨彦と雨の中を走る楽しそうな夏朗さんと、洋春と和秋がすれ違う場面はなんとも感慨深い印象的なシーンでした。

4

読み応えありました

しっかりとしたドラマチックな作品だなぁと思いましたが、分厚かったんですね。電子書籍だと厚みがわからないので。

前作は紙で読んだ気がするのですが手元にはなく、ほとんど記憶に残っていなかったけどこれだけでも十分楽しめました。

梅雨彦くんの貞操観念が共感しづらく、夏朗さんに感情移入もせず、一歩下がった感じでお話を読んでいました。梅雨彦くんが徐々に恋愛感情を覚え始めるのがよかったです。他人が他人を変えようとする話はあまり好きではないのですが、夏朗さんが梅雨彦くんのことを大切に思うが故なのだと思うと、納得して読めました。

表紙も素敵で、修羅場のシーンは映画みたいで、感情を揺さぶられるというよりは映像を楽しむ感じに近かったです。

3

あなただったのか……

前作はまだ未読です。NTRものを探しているときに前作「ワンダー・ボーダー」を知り、絵もきれいで人気があるということで気になっていたのですが、どうやらここで出てくる彼氏はクズ男ではなく優しくていい人ということだったので、いい人が辛い思いをする三角関係は地雷だから絶対に読むのはやめようと思いました。その時にその彼氏さんの名前が夏朗さんだということだけ覚えていました。
そんなこんなでそんなことを調べた時期があったということも忘れていたのですが、周りの方がこの本について話を眺めていたのですが、夏朗って何か覚えがあるなと思ったら「もしかしてあの時の!」と思い至り、地雷だからと諦めていた話が約束されたハッピーエンドがあるのならば読めるのではないかと希望に変わったのでまずはこちらから読んでみることにしました。
話の方もめちゃくちゃよかったです。梅雨の湿度が高くて息苦しかったり、せつなくなったり、雨が涙のようだったり、じゃあ傘って涙から救ってくれるものなのかなとか季節的な表現もとてもよかったですし、夏朗さんの真っ当でやさしい愛情が梅雨彦くんを変えていく様がとても胸に刺さりました。夏朗さんめちゃくちゃいい男じゃん。
私はよく三角関係しんどい芸人をやっていますが、豪くんは食べ物踏みつけていくような男で事情はわからなくもないですけどそれでもどう考えてもクズなのでつらいとは微塵も感じずに読めました。
この厚さと満足度でこの値段めっちゃお安くない!?と興奮しました。
あと、読んでいて夏朗さんの顔絶対何かで見て好みだと思った記憶ある……と思ったら友人と行ったQpa展で買った冊子に載ってたイラストでしたね。顔と名前と作品の何も一致してなかったですが、夏朗さんは最初から私の好みの攻めでした。ありがとう。
夏朗さんが好きな人とちゃんと幸せになれて本当によかった。これで安心してワンダー・ボーダー読めます。
ワンダー・ボーダー読んだらもう一度オーバー・スコール読みたいと思います。

4

表紙が美しい

表紙のアジサイがとても綺麗でちるちるで紹介されてた人気作家さんだなと思って購入。分厚いけど通常価格でお得です。スピンオフみたいですが関連作を読んでなくても大丈夫でした。最後の方にチラッと出てきたのが攻めの元彼っぽかったです。今彼の方が美人で若そう。

登場人物の紹介。攻めは真面目だけど堅物ではない人らしい。受けは天然系ビッチ。可哀想な人を見ると興奮してすぐセックスしてしまう性癖らしい。病気大丈夫か?そして当て馬で受けと長く続いているセフレ。病んでて段々怖さが加速していきます。ラスト近くで彼の意外な正体がわかります。あの関係性でカップルになるBLも結構あると思います。

受けがユルユルで結構苦手なタイプでした。スレてる感じじゃなくてちゃんと大学生なのに「これの何がいけないの?」みたいなピントのズレた天然ちゃんでした。攻めと恋愛して俺は変わったぜ!となってるけど公務員の攻めよりだいぶ若いしこれから大丈夫かしら?でも梅雨彦って名前は素敵。

2人の出会いはハッテン場?みたいな公園で(攻めは知らなかったらしい)他のゲイの方も出てきたりして何だかリアルで面白かったです。

3

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