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表題作 ワンダー・ボーダー

八代和秋 → 小野友樹

八嶋洋春 → 佐藤拓也

夏朗 → 新垣樽助

八嶋洋春 → 佐藤拓也

その他キャラ
冬子[小堀幸]

あらすじ

5年前に別れた元カレ・和秋と偶然再会し、飲みに誘われた洋春。
もう吹っ切れたつもりだったのに、和秋の何気ない一言に翻弄されまくりで……。
お互い恋人がいるにも関わらずホテルに連れていかれ、突っぱねても悪気なくけしかけてくる和秋に
ずっと蓋をしていた想いが溢れてしまう。
ダメだと理解しつつも、ついに身体を重ねてしまうが――…。

作品情報

作品名
ワンダー・ボーダー
著者
上田アキ 
媒体
CD
作品演出・監督
蜂谷幸
音楽
鈴木潤一朗
脚本
小早川惇平
オリジナル媒体
コミック
メーカー
CROWN WORKS
シリーズ
ワンダー・ボーダー
収録時間
80 分
枚数
1 枚
発売日
JANコード
4560317789457
4.4

(36)

(21)

萌々

(9)

(6)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
7
得点
159
評価数
36
平均
4.4 / 5
神率
58.3%

レビュー投稿数7

フリトを全プレにするのはヤメテ☆

小野さん×佐藤さん、あて馬が新垣さんということで、
発売が決まった時からワックワク♪だったんですが、
一番のハマり役は、ダントツ新垣さんだったと思います。

控えめで優しくて、洋春(受け)のことがとても好き、
でもいい人すぎてちょっと物足りない?
…という夏朗のキャラクター像が、
新垣さんにハマりハマりにハマっていました!!
夏朗っていうか、新垣さんそのものじゃない?
…いや逆か??と、頭が混乱するくらいに
人物像がピターっと合致していましたよ。

声から笑顔が見えるような人の良さや、
「ね。」の響きだけで好きな気持ちが伝わっちゃう演技が
本当に、まんま夏朗でした。

自分の中で、このCDのベストシーンは、洋春と夏朗の別れの場面です。
この場面だけで、神×2くらいのインパクトがありました。
新垣さんの演技が素晴らしすぎです。

夜の公園、夏朗は最後の逢瀬だと分かっているのに
「僕からは言わないよ」と、優しく微笑むのです。
そして、抑えられない悲しみと涙、嗚咽。
最後の、「また何かあったら戻っておいで。…なんてね」の言い方なんて…、
…もう神すぎました( ;∀;)
その強がりと洋春への愛情に、一緒に泣くしかなかった。
悲しくて心に痛くて、あまり何度も聴けないシーンです。

この時点で夏朗は、洋春の想い人の存在を知っていますが
洋春自身は、和秋(攻め)と付き合うことなどは微塵も考えていません。
「1人になった」と、静かに自分を見つめているのも
洋春らしいな、誠実でいいなと思った場面です。

新垣さんのことばかり書いてしまいましたが、
メインのお二人もとても良かったです。

小野さんは、気だるげな低音で、ささやき声などとってもセクシー。
回想の「好きだよ~」「別れよっか」の軽さからの
トラック5頭の、モノローグの真摯な響きにビックリしました。

佐藤さんは、地の声に近い自然な喋りで良かったです。
「え??」などの、あせった自問自答の場面や
テンパってどもりながら言葉を重ねる場面など、
コミカルな演技も可笑しくて、洋春が佐藤さんで良かったと思いました。

新たな企画も進行中という嬉しいサプライズもあり、
夏朗の今後に、期待したいと思います。

最後にちょっとだけ。
このCDはフリトが別料金の申込制になっています。
代金と手数料と切手代を負担し、全プレのように申し込む形なのですが…☆
個人的に、フリトは特典として付いているからこそ
お得感があり、好感度の高いアイテムだと思っているので
今後、このような方法が定着したらちょっと困るなぁと思っています。
メーカーさん、なにとぞご一考頂ければと思います。

8

さすがの表現力に感謝です。

 作品既読です。
攻め様が小野さんで受け様が佐藤さんなら買いだな、とキャスト買いです。

 セリフとかちょいちょい削りつつもストーリーに忠実に進んでいて、ラストのえちシーンの゛もう1回する゛の後に書き下ろしの「ワンダー・オーバー」のえちシーンを加えていてエロ増量。
 事後のベランダでの会話にファミレスでの会話を加える流れになっていて、一冊を余すとこなくCDにしてくださっている脚本に゛おおっ゛でした。

 まずは受け様の洋春役の佐藤さん。
時々でる素のかわいさ、ラストの気持ちのままの告白の吐露など、洋春の気持ちの揺れ動きをうまい具合に表現して下さってます。
それに加えてエロの時の色っぽさ。

 攻め様の小野さん。
わりとゆったりとしたしゃべり方で、和秋のひょうひょうとした鷹揚さがこれまたうまく出てるなー、と思いました。
だからこそ、たまに出る熱にうっとり。

 新垣さんの夏朗さん。
優しさ全開。いい人すぎるのをこれでもか、と声に乗せてくれてました。
洋春との別れのシーンは切なくて切なくて。
めっちゃ夏朗さんでした。

 コミックで好きだった、ベランダ越しに伝える「やっぱこっち来いよ」
ここの表情込みで好きだったセリフ、やっぱりよかった。
甘え、愛しさ、切なさ、たくさんの熱のこもったセリフにこれかー、と納得。

 想いを通じ合ったラストのえちシーン。
切羽詰った感たっぷりの和秋の「ゴムどこ?」がナイス。
冬子ちゃんとの別れ話の後の「それでもお前がいいってのわかってくれた?」に対する洋春の「…うん」がすんごくかわいい。
和秋と一緒に何ソレかわいいってもだえました。

 お3方とも、それぞれの人柄や感情をとてもうまく表現して下さっていて、さすがの演技力。
私にとって安心して楽しめる1枚になり、感謝です。



3

素直に良かったね、と言え……

原作既読+キャスト買いです。
洋春目線でお話は進みます。今カレの夏朗さんとの穏やかな日常に、元カレの和秋が現れて…という展開ですが、元々和秋と別れたくて別れたのではなくて未練たっぷりな洋春くん。気持ちは和秋にどんどん傾きます。夏朗さんがいい人、そして新垣さんの優しい声!だけに、正直、聴いていてあまりいい気分ではないです…洋春の気持ちも分かるっちゃ分かるんですけど。
洋春が夏朗さんに別れを告げた時の夏朗さん、新垣さんの泣きの演技にもらい泣きです。切ない…。
結果、お互いに相手を清算して、洋春と和秋は元サヤにおさまり、幸せそう。ワタシ的には両手をあげておめでとう、とは言いたくないな。

夏朗さん辛すぎる、と思っていた所に、上田アキ先生から「夏朗さんのスピンオフ執筆予定」とコメントが有り、これは夏朗さんも幸せになって欲しい!と期待。

フリートークCDは応募者全プレ(500円)で応募とのこと。面倒くさがりな私としては、フリートーク付き3500円+税とかで最初から販売して欲しかったです。

9

最初の喘ぎ声は洋春と…誰?

原作未読。
キャスト買い。


以下ネタバレ注意です。



小野さん→飄々とした中低音。
サトタクさん→モダモダした中低音。
樽助さん→ふわふわした中音。

お三方とも中音~中低音の落ち着いたトーンで演じているので正直声が似てます。
小野さんの第一声が樽助さんの声に聞こえる事が多々ありました。
もちろん喋り出すと全然違いますよw

皆さんお芝居がとても上手いのできちんと三人の性格の違いが出ています。
マイペースな和秋、優柔不断な洋春、優しい夏朗。
誰に感情移入して聴くかで胸キュンしたりイライラする場面が違うと思います。

私は不思議なくらい誰にも感情移入せずフラットに作品を楽しめました。
ああ、それぞれ自分の恋にそんな風に答えを出したんだなぁって。
でもやっぱり夏朗には幸せになって欲しいなって思いました。いい人だからw

絡みは和秋×洋春で3回、夏朗×洋春で1回…くらいかな?
どれもわりと短いですが色っぽいですよ。

因みに出番は少ないですが冬子ちゃんが和秋を振る場面は豪快で笑っちゃいましたw


小野さんもサトタクさんも樽助さんもいい声してるので耳福なCDです。
元カレが横恋慕する内容は好みが分かれるかも知れません。

4

安定の演技

原作既読。
お三方共、演技がお上手で安定感があるので安心して聞けました。

原作を読んでいて、脇役の夏朗さんが非の打ち所がないほど良い人なだけに、主役二人のハッピーエンドに100%喜べなかったのですが、
CDになって新垣さんの演技がまた素晴らしく魅力的で、その気持ちにより拍車がかかってしまいました(笑)
夏朗さんしあわせになってほしい!と思わずにいられません。

佐藤さんも攻め二人に揺れ動く姿を上手く演じられていて、感情の機微がよく分かります。口は悪いけど絡みでは色っぽいギャップも良い。

小野さんは好きなんですが、私的に今回の攻めのイメージの声とはちょっと違ってました。
でもこれはこれで味があって良い。
特に、二人の間で揺れ動く受けに追い討ちをかける一言、
「やっぱこっち来いよ」のセリフがグッときました。切実で愛しそうな声音がたまりません。

原作に忠実で演技も良いので、原作好きな方は満足できるCDだと思います。

2

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