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凪良ゆう 街子マドカ
mimu
元は華族で、広大なお屋敷に住み年の離れた兄たちや両親に溺愛され、物心ついたときからのお付役の真田(さなだ)から常に守られ、上げ膳据え膳、文字通り横の物を縦にしたこともないであろう深窓のお坊ちゃま・花時雨。 その容姿は可憐で美しく、まさに佐治家の「姫」。 そんな姫が下町の定食屋に住み込み、店を手伝うというのだから、どうなるかはおして知るべし。店を訪れた初っ端から世間ズレしたところを見せ、スットコ…
鈴木あみ 街子マドカ
もこ
タイトルと、街子先生の挿絵に惹かれて購入してしまいました。 ウィルスで女絶滅とか、フェロモンとか、特殊な設定にも魅力↑↑ 今回は例外にもれず、何らかのウィルスで女性が滅亡。男ばかりの世界になってから数年、わずかな確立で、動物の耳や尻尾が生えてくる人間が現れるようになる。動物の耳が生えた男たちは、男を惹きつけるフェロモンを垂れ流し。理性を保てる人間もいるが、ウサミミを見ただけで襲ってくるやか…
街子マドカ
Coo
建築科の大学生篤朗は、父の葬儀の夜、橋の上でガテンのお兄さんと出会い、 デッサンの授業でヌードモデルとしてやってきたその男、サツキと再会する―。 長身(198cm)・長髪のサツキは、綺麗な顔に似合わずガテン系。 篤朗は、身長低め(164.5cm)な、メガネ君。 作中で出てきた、メーテルと鉄郎っぽいという表現には笑いました。 家族の愛情に飢えていて、優秀だけれど、何かが欠けている篤…
千歳と小金井のラブラブな同棲生活がスタートしたと思ったのも束の間、 小金井の海外転勤が急遽決定し、二人は遠距離恋愛に―。 2巻は、ちょっぴり切ない展開です。 遠距離恋愛ならではの寂しさや不安、すれ違いに加えて コメンテーターにチャレンジし、仕事でも躓いてしまう千歳。 頑張ってても、うまくいかない時期ってあるものですよねー。 元気なキャラがウリなはずなのに、ちょっとパワーダウンしてる…
いおかいつき 街子マドカ
久江羽
居酒屋のバイト・遼太郎(24)とバラエティ番組の敏腕ディレクター・征充(30)という多少スレていてもおかしくない立場にある大人の、純情な恋愛でした。 二人が出会い、恋が芽吹き、少しずつ育っているのにそれに気付かず、誤解と横槍でかきまわされ、ふと気づき、とまどい、身を引き、追いかけ、まとまる。 なんて王道で、先が読める、はずれが無いお話でしたね。(ビジュアル的にもよすぎるほどカッコイイ二人で…
あさぎり夕 街子マドカ
森
萌えられればそれでいい… ウブで頭もあまりよくない高校一年生(書かれ方や絵はほぼ女):受け と、 マサチューセッツ卒で高校の先生をしている美形金持ち:攻め の話です。 読み始めてすぐに思ったのは、 萌えられればそれでいいんだ……べつにそれで何もかも… ってこと。 色々と不自然なところが多くてたまに吹き出してしまいそうになったけど、 つまらなくはないお話です。ていうか、むしろ…
あらすじに書いてあるほどエロくはなく、 前作に比べてストーリー性があると思いました。 ラブラブな先生と歩夢を脅かす敵の存在に比重が置かれています。 その描写に意外とドキドキハラハラさせられてしまい、悔しい(^_^;) というのも、なかなか展開が読めないため引きつけられた面があります。 攻め or 受けを狙う男が登場し、関係をかき乱すのはお約束ですが、 本作の場合、(以下ネタバレ…
木原音瀬 街子マドカ
絶縁状態だった兄が突然目の前に現れた。 はじめは、疎ましく、迷惑そうにしていた岬。 事故で記憶を失い、子供に戻ってしまった仁。 兄×弟ですね。 はじまりから、終わりまでの間にある、岬の気持ちの変動が面白いです。 なんども言いますが、岬は兄が嫌いだったんです。 絶縁状態だったんです。 会いたくも無かったんです。 そんな兄が突然現れた。 幼児化して、岬の名前ばかり呼ぶから連れてき…
むつこ
木原小説を読む場合、もう何が来ても驚かない覚悟はできてるつもりだったのに、これは驚きました。 え、まさかまさか…まじでやっちゃうの…ああ、やっぱりか!みたいな。 インモラルのパラダイス銀河です。 でも、主人公の息子の六歳の城太郎くんのおかげで、作品全体の空気感はほのぼのしたムード。 城太郎くんの副担任の先生を主人公にした二作目は、ただただ切ないです。 私はもう、木原作品に何が来ても驚かないと誓いま…
お肉8
子ども返りもので兄弟相姦という、冷静に考えると(考えなくても)すごい倒錯っぷり。 私は本を読むのがとても遅いのですが、この本はそんな私をぐいぐい引っ張ってくれて 気づけば読み耽り夜が明けていましたw 「おにいちゃん」という呼びに弱いのでもうそれだけでたまらないのですが、 とても切なくて可愛くて、くすっと笑えたり泣いてしまったり、良い本でした。 子どもに帰っていた兄と、大人に戻った兄の…