中陸なかさんのレビュー一覧

木々は春 コミック

中陸なか 

忘れて前に進むだけがハピエンじゃない

【たゆたう種子】スピンオフ

前作でガッツリ絡んでた先生・・・というか先生が話を回していたといっても過言ではない重要人物が満を持して主人公!
しかし、前作でスピンオフを熱望した人は多いと思いますがそれと同じくらい、先生の中の「小林」の存在のデカさに心囚われた方も多かったはず。
そんな小林を忘れて次の恋に進むのはちょっと寂しい・・・なんて思ってしまって、買ったはいいがなかなか読めず約一か月積…

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月を目指す、星になる 下 コミック

中陸なか 

作者買いは安易にするべきではない

上下巻読了。
中陸先生の作品はどれも繰り返し読むほど大好きなのですが、今作は????となりました。何を描きたかったんだろう……

ピアノに関しては少年マンガの打ち切りエンドのようにまとめられているし(ライバルポジで詠樹くんを出した意味ってあのシーンの為だけ……?)、恋の進展も分かりにくく、想い合う理由も分からず読み終わってしまいました。
果音ちゃんは可愛くて好きだったのですが尺長いな!?と…

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今はかわいいバンビーノ コミック

中陸なか 

可愛い短編4作品

全体的に少女漫画チックな一冊ですが、結構神経太いキャラも多いです。

◾︎そうは彼がおろさない
一番好きでした。
終わり方「うるさいろくでなし!アンコール!!」がとっても爽やかで気持ちよく終わった感じです。続きが見たいって思う作品も良い作品だと思うのですが、完璧な終わり方で良い意味ででこれ以上は要らないって作品の方が希少なんですよね。まさにそんな感じ!

表題作もいい無表情攻めで、特に…

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木々は春 コミック

中陸なか 

丁寧で上質な作品です。

「たゆたう種子」のスピンオフ作品です。
この作品を契機に本編も読んだ感じなんですが、なんで早く読まなかったんだろうと後悔。
画がすごく好みで、脇も含めてキャラに愛着が湧く丁寧な描写、どちらも厚みのある作品でした。

本編主人公のピュアな天然受け葉純が可愛くて、
この作品では変わらない天然ぶりと成長したスーツ姿の葉純に激萌えですが、
根井は話題だけなんて…顔見たかったよ~。

本作は…

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「木々は春」電子限定描き下ろし漫画 特典

お子ちゃま舌の…

「木々は春」電子限定描き下ろし漫画となります。

以下、内容となります。
↓↓↓↓


①「あれ」

②木庭「ブラックのままでいいの?」
由木「あ!そうそう 飲めるようになったんだよ!」

③由木「こないだインターン先で出されたから 仕方なく飲んだら全然大丈夫でさ」

④ちょっと目を見張る木庭

⑤木庭「そう…」

⑥由木「木庭さん」

⑦由木「それもらってい…

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木々は春 コミック

中陸なか 

伐られてもまた花を咲かせる草花の強靭さのように

女性とも男性とも距離を測りかねている大学生・由木。
そんな由木のバイト先の常連客として「たゆたう種子」の木庭先生が登場。
ある日木庭が同席者に「僕男の人が好きなんですよ」と言ったのを聞き、由木は衝動のままに木庭を食事に誘ってしまう。
「俺もゲイなんです」
そんな言葉で、驚く木庭に食い下がる。だけど…

そうは言ったけれど由木はゲイではないんですよね。だけど女性とは実際ダメで、かといって…

4

木々は春 コミック

中陸なか 

冬があるから春が来る

表紙を彩るミモザが作中にもたくさん出てきます。
ミモザの花言葉は、友情・密かな愛・真実の愛……など。
どの言葉がこの作品に当て嵌まるのか?
それは、読み手次第だと思います。

性に悩むイケメン大学生・由木と博士研究員・木庭の
心がじんわり暖かくなるかハートフル・ラブストーリーです。


大学生の由木は過去の恋愛で傷付き心を閉ざし、
自分の性的指向にも疑問を抱いています。
ある…

3

たゆたう種子 コミック

中陸なか 

凄くしっかりとした人間ドラマ

BLソムリエの機能で出てきて、表紙の雰囲気が好みだったので読んでみたら大当たりでした。

これの前にも何度かやって、気になるのは読んだことあるやつかハズレでこれがお勧めされて読んだ5冊目だったのですが、正直これもハズレだったらAI使うの辞めようと思っていたのですが
この本が余りに素晴らしかったのでまた掘り出し物の発見を期待して使ってみます^^;

なんだかAIの感想になってしまいましたが…

1

月を目指す、星になる 下 コミック

中陸なか 

惜しい

皆さんと同じく、主人公二人以外のお話が少し多すぎたかなと感じました。上巻の時は、主人公の幼少期の話で響の家族関係とか先生との関係とかわかってよかったんですが下巻でかのちゃんと響の共通の友達が出てきたのは必要なかったかな。あのコンクールのシーンと響くんのこれからに関わる人はライバルの男の子くらいで十分だと思いました。

それよりも、湊辺くんがなぜコンクールのあと急に避けるようになったのかをもっと…

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月を目指す、星になる 上 コミック

中陸なか 

やっぱ、初々しいの好きだなぁ

なんだかとても可愛くて、男子高校生の初々しいやり取りや反応がいちいち新鮮でした。終始ニヤニヤしっぱなし。
私が好きなシーンはまずは、湊辺くんの告白シーン。家に行きたいと言った響がそのあと耳を真っ赤にしていたから、自分のことを好きなんだと勘違いして、文化祭でみんなと喋る響を取られたくないと焦って告白してしまったのが高校生らしくて好きですね。勢いと言うか、若さってことなのかな。
そして、告白されて…

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