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10/27(合計:270件)
吉田珠姫 笠井あゆみ
ユウヒ
ネタバレ
病的な程お互いに恋焦がれる曾我親子の執着愛が描かれた異色作。 端から見れば完全に狂っていて、もはや破天荒すぎてどこから突っ込めばいいのかわからない話だけど、不思議と妙な緊張感と爽快感が生まれる。 ここまでぶっ飛ぶといっそ清々しくて気持ちいい。 後日談『狂秋』の最後、山際先輩と第二の「あきらくん」の話に背筋がゾワッとなる……。こうしてまた新たな悪魔が生み出されたのか…… 清明と暁の前世話…
京太郎
私はこの作品を純粋に楽しむことができました! 事前にきっちり、ジャンルと傾向を把握していたのが幸いしたのだと思います。 変態・エロ特化のお話だと思って読むと、突き抜けていてすごく良かったと思います。 なので、同時収録で表題の前世だという『いつの日か、花の下で』には少々面食らいました。 こちらは切なく、耽美的な印象です。 この作品を楽しむにあたって、一度常識と理性は置いてきた方が良…
吉田珠姫 サマミヤアカザ
あーちゃん2016
神官シリーズが大好き&サマミヤ先生も大好き でこの本に到達。 イラストは相変わらず超美麗 サマミヤ先生。 箇条書きで諸注意(笑)。 1.受けが男子に見えないので、そこが地雷の人はやめた方がいいかも。 まじで美しく女子にしか見えんです。 2.ちょっかい出してくる悪徳ヒヒ爺が、実は親だったので それがダメな人も多分やめた方がよろしいと思われます。 3.ひたすらじれったい。復讐…
吉田珠姫 相葉キョウコ
おとや
時折遠くを見つめながら(変な笑いがこみあげつつ)読みました。 何て本だ! ヤバイと聞いて読んだのですが…ヤバイですね! 開始早々に片鱗が見え、壊れるのもかなり早かった。 まずこの本が世に出てきた事が嬉しい。(何度もポシャったらしい) 口調やら展開やら普通はこんなの「書けない」「書かない」所です。 口調一つとっても「さすがにこれはね」と憂慮するところ 作者さんが突き抜けて好きに…
残念だけれど理解できなかった派です。 しかしまあ、これだけ驚きの内容をよく書けるなあと そういう意味で「神」かも。 親子でも全然OKで、めちゃ愛し合ってたらしょがない と思ってますが、今回はだめ。 何がだめだったって、哺乳瓶替わりの水あめ付き棒? いやいくら愛してるからって、それはだめだろ。。。。 それは愛じゃなくって自分の欲望満たしてるだけちゃうん? それと あほっぽい嬌声と…
吉田珠姫 高永ひなこ
馬鹿だなあと思いながら、みつけるとつい追いかけて読んでしまう激甘小説。 純粋培養 天下無敵「さしゃぽん」(受け)も、 でろ甘(意外に)お利口王様になった「らごらご」(攻)も 永均(男前!らごらご右腕)も大好き! 今回の個人的ヒットシーンは、永均の告白たーいむ! 母御の命がけの愛情を思い知ったか、母の愛をなめんなよ!らごらご!と ちょっと胸すく気分でした(笑) それと、さしゃぽんの…
M+M
1冊丸ごと表題作。文人(受け)の視点で進みます。 内容はまさにタイトルどおりの「鬼畜」。前半は達也(攻め)に恐怖し、後半は達也に堕ちていくという展開でした。 攻め>>>>>受けで、一瞬たりとも優位性の逆転はなかったです。 無邪気ぶりつつ計算し尽くしている冷酷非道な達也が不気味でしたし、そんな達也に執着された文人にとって恐怖なのでしょうが、達也は精神的に追い詰めつつも殴ったりの暴力はし…
花郎藤子 吉田珠姫 峰桐皇 美樹静 波津彬子
こにしそる
とても読みごたえのある短編集でした。 これ一冊で長時間かなり楽しませてもらいました。 タイトル通り、ホラーをテーマにしたBLで、どの作品もしっかりしていて面白い。一つ一つがどれも引き込まれるストーリーでした。 お話として楽しめたという意味では神評価でも遜色ないのですが、萌えたかどうかというと萌えを重視では書かれていないと思います。 そういった意味で星4評価にしました。 「七番目の恋人…
霧笛丸
本編レビューの前にまず、ときめきベストセレクション2016に掲載されています番外編SS「愛についての個人的考察」のレビューをサクッと致します(本当は別にするべきですがなかったので) 「愛についての考察」。兄を愛するあまりにタブーを犯しまくる弟、達也視点。なぜ、自分はここまで「彼」に惹かれ欲するのか、と自問自答しているところから始まり、考えても無駄だと結論づけて、子猫のように眠っている「彼」、文人…
薄雲
神官シリーズの番外短編集です。 挿絵は一切無しなので、挿絵目当ての方は要注意。 シリーズものなので、ずっと買ってきてる人が買うんだろうけども、短編集から読んでみようかなと思った方がいたら、ぜひ1巻からどうぞ。 個人的には永均の話が一番せつなかったです。 BLじゃないし、とツッコミいれられそうですけども、非常によくできたお話になってました。 その他にも相変わらず導火線の短い攻の羅剛さま…