みやしろちうこさんのレビュー一覧

緑土なす 祝祭の残り香にひたる 小説

みやしろちうこ  user 

続編じゃなくて番外編第二弾かぁ…。そう考えた自分を引っ叩きたい

緑土なす待望の五巻目がオール書き下ろしではなく番外編だと知ったとき、ちょっとだけ落胆しました。
特典ペーパーに多少の加筆修正をしてまとめた一冊だと思ったからです。それでも出して頂けるだけ有難いし、user先生が描かれた表紙は溜息が出るほど素晴らしいので大大大満足でした。
さて、待ちに待った発売日。無事にご購入させていただき、拝読しました。

結果、過去の自分を往復ビンタで引っ叩きたくなりま…

9

緑土なす 黄金の王と杖と灰色狼 小説

みやしろちうこ  user 

指定図書推薦

タイトルだけは知っていた作品。長編ものを読みたくて手を出したら、なんなんだ、この強烈に面白い話は!!小学校の図書館で外国の児童文学を借りて夢中で読んだ、あの感覚を思い出す。

主人公カプ(兄と弟)に限らず、「灰色狼」たちが何とも魅力的。長編だからこそ可能な練り込まれた世界観。好きな作品はこれまでもたくさんあるけど、「面白さ」では本作品がピカイチ。学校指定図書にしたいくらい(笑)…BLでもエロエ…

0

緑土なす 天から降る黄金の花弁 小説

みやしろちうこ  user 

続編を期待しています

興味を持ち、遅ればせながら一気に拝読しました。
今世王と足弱の出会いから結婚に至るまでをたっぷり読ませていただき、感無量です。

小説を読むと登場人物に同調して読んでしまう事が多い中、誰かに感情移入することなく、俯瞰で読む事ができた作品でした。
そのせいか、足弱、今世王、灰色狼たち、それぞれが何を思い行動したのか、その一つ一つをじっくりと噛みしめることができ、充実した読了感でした。

13

緑土なす 天から降る黄金の花弁 小説

みやしろちうこ  user 

宝物をいただいた様なお話

webから書籍になり3、4とついに念願の結婚式まで読むことができると思うと読む前から感無量状態
読み始めると王さんの結婚式
兄上の「たくさん」な思い込み
レシェへの想いの差し出し方が一巻のあの兄上がここまでと思うと涙を流しながら読んでしまいました

オマエソウ
レシェの異能
結婚式
が今回の大きな柱だと思いますが
厳しい展開を兄上の変化を色々な方向から読ませていただきました

7

緑土なす 天から降る黄金の花弁 小説

みやしろちうこ  user 

二段組でもあっという間です

今回は今までと比べると、厚さはそうでもないですね

このシリーズは厚さ、そして二段組!
手にする度にちょっと尻込みしてしまいます

今までは重いし大きいし、家で読む用の作品と思っていましたが、待ちきれなくて通勤電車で読んでみると、あっという間の読了でした

今回は足弱が大活躍でしたね
自分にしか出来ないことで、今世王の役に立ちたいとすっごい頑張りましたっ!

そして今世王もある…

7

緑土なす 天から降る黄金の花弁 小説

みやしろちうこ  user 

4巻目、きました!素敵な表紙とタイトルです!!

「緑土なす 天から降る黄金の花弁」
美しいタイトルですね。そしてイラストのuser先生のイラストが美麗です。
1巻目のこちらに背を向けた足弱を腕に抱いて、張り詰めた眼差しで見やる今世王。
それも物語の始まりを感じさせる素晴らしい挿絵だったのですが、4巻目にして、揃いの衣装に身を包み、身を寄せ合って笑顔を浮かべる二人。そして天から舞い落ちる黄金の花。

結婚式おめでとう~~~!!!もしや降…

23

緑土なす 天から降る黄金の花弁 小説

みやしろちうこ  user 

語り尽くせない!

緑土なすシリーズ、待望の四巻目!
副題からしてもう素晴らしいの一言です。user先生の表紙も二人の表情や衣装、色合いどれをとっても美しい…。

webでこちらの作品に出会い、BL小説で一番といっても過言ではないほど大好きなシリーズの完全書き下ろし、しかも続編が拝めるだなんて、書籍化された当初は考えてもいませんでした。
ほんっっっとうにみやしろちうこ先生とuser先生、ご担当者様、出版社各位…

31

緑土なす 黄金の王と杖と灰色狼 小説

みやしろちうこ  user 

溺愛超えてます

ずっと気になっていたけど、ついに手を出してしまったシリーズ。
やはり良かった、、、
何が良かったって、まず攻めからの受けへの溺愛を超えた溺愛(笑)
受けの葛藤、灰色狼の忠誠具合、、、
最高か!!
個人的に受けが普通の人より背が高い、見た目普通(内面は色々複雑な生い立ちの方、自分自身それを知らずにずっと一人で生きてきた)の30代後半の男というところが好みでした。
世界観がしっかりしていて…

5

緑土なす きみ抱きて大地に還る 小説

みやしろちうこ  user 

創りこまれた世界観は魅力的

三冊目まで読了しました。

一巻のレビューにも書きましたが、主役二人(今世王と足弱)にはあまり共感出来ませんでした。こちらの常識から外れた存在なので、なんと言うか、そういうものだと理解するしかないというか・・・・・・描写は丁寧なので、二人の心の動きは納得できます。
共感できるのは、王族に仕える<灰色狼>と呼ばれる一族、王族が心煩わされずに幸せに暮らせるように日々心を砕く者たちです。読んでいく…

1

稀有なるオメガと石の上の花 小説

みやしろちうこ  富田童子 

独自のオメガバース設定と奥深い世界観

『緑土なす』シリーズが面白かったので読みたくなりました。

オメガバースものの中でも独自の設定と奥深い世界観に夢中になりました。

ユニークなのはオメガが忌避されたり嫌悪される原因が魔物の企みということ。

神がつくった人の世の理を壊すためにオメガを魔人の手先と思い込ませて人の手で失わせることでアルファが先細りとなる道筋を作る計略だという点。

BL作品では珍しいレーベルで、その…

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