久我有加さんのレビュー一覧

恋は愚かというけれど 小説

久我有加  RURU 

片想いの懸命さが可愛い作品

久我さんの関西弁カップルのお話です。
久我さんといえば関西弁と相場は決まっておりますが、個人的にはどちらかは違う方が好きです。
こちらはふたりとも関西弁です。

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受けの謙人は、はやくからゲイの自覚があった大学二年生。
地味な顔立ちではありますが、明るく優しい性格。

攻めの進藤は大学一年で、謙人のサークルの後輩。
長身で愛想はないけれど生…

2

君が笑えば世界も笑う 小説

久我有加  佐倉ハイジ 

今度は可愛い高校生

大阪お笑いクロニクル、芸人さんシリーズ。
前回は過去編でしたが、今回は現代編。
オレンジグミというコンビのお話。
このオレンジグミ「恋で花実~」にちょっと登場していたそうなのですが、、、
覚えてない、、
でも、そんなことは全然問題なし。
この作品だけで、充分独立して楽しめます。

お隣同士の家で育った幼馴染みが、子どもの頃からの夢「漫才のコンビでプロになって添い遂げる」を叶えるため…

7

魚心あれば恋心 小説

久我有加  文月あつよ 

ちょっと唐突感があるかなあ

釣り…それはまったく縁遠い世界であります。
そのせいでこちらの作品、最初は手に取ることがありませんでした。
しかし答姐で久我さんプッシュをいただき、ただいま色々久我作品を読んでみております。

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攻めの片瀬は釣り雑誌の編集者で、27歳。
入社以来ずっとファッション雑誌の編集を努めていたのに、雑誌休刊にともないまったくの未知の世界へ異動。

1

Dear+&Cheri+ LOVERS+ 特典

買っておいてよかった!!

2013年の初夏あたりから本格的に商業BLに足を突っ込んだ新参者なのですが、AGF、草間さんが執筆しているからこの本ともう一冊が欲しくてたまらなくて、前日まで行くかどうか悩んでいました。しかし、周りに聞けば聞くほど、当日はすごい人数で大変そうで。
結局、仕事が入っていけなかったのですが、後日通販が!!!!
喜んで購入いたしました。版型が大きくて、鏡みたいにピカピカでびっくり。
で、他の作品は…

0

青空へ飛べ 小説

久我有加  高城たくみ 

もっと、読んで~!

新書館さんのデータを見ててビックリ!
何でこんなにこの作品の評価が低いのか!!??

本作は私が1年に2回は読み返して、そのたびに感動する一冊!
BLにはありがちな不自然な出会いやくっつき方がなくて、高校野球からプロ野球に題材を借りてますが、もうドキドキキュンキュンする過程を楽しめるし、スポーツものとしても十分楽しめるんです!
しかも、結ばれてからその数年後に至るまでを、一転して攻め様の…

8

わけも知らないで 小説

久我有加  やしきゆかり 

男前攻めに陥落する受けとわたし

答姐でお勧めいた久我作品。
わたしはまだ三冊しか読んでおらず、読んでいない作品がてんこ盛りだった作家さんでした。
しかも最近ではまったく手を出していない方でしたので、この機会にと思いとりあえずシリーズではない短編から。
こちらはちるちるでは評価低めですが、わたしは今まで読んだ久我作品で今のところ一番好きです。
前半は攻め視点、後半は受け視点。
攻めのみ関西弁なので、オール関西弁よりもとっ…

1

是 -ZE- ファンブック コミック

志水ゆき  新也美樹  北沢きょう  橋本あおい  未槻直  雨隠ギド  カキネ  三池ろむこ  立野真琴  木下けい子  ねぎしきょうこ  阿部あかね  小椋ムク  津守時生  門地かおり  夏目イサク  南野ましろ  麻生海  二宮悦巳  草間さかえ  北上れん  小鳩めばる  藤川桐子  金ひかる  木原音瀬  栗城偲  一穂ミチ  久我有加  榎田尤利 

堪能♡

ほんとに超豪華ゲストでした。
描き下ろし短編は、いつもの4人で温泉旅行編。氷見と玄間がラブラブなのはもちろん、隆成の思いやりは空回り?w玄間の溺愛はとどまるところを知らず、それに包まれてほどける氷見がほんとに素敵でした。

ゲスト陣のお話では、小説は雷蔵×紺を扱ったものが多い中、木原音瀬さんのものが印象的でした。氷見を引き取ったのは誰だったんだろう?

漫画では、ちび氷見のと、言霊様幼稚…

5

汽車よゆけ、恋の路 ~明治鉄道浪漫抄~ 小説

久我有加  夏珂 

背筋が通った物語

帯に騙されなくて本当に良かった、と
通読した評者は溜息を吐きました。
カバー裏表紙の梗概も大概なものでして…
確かにBL小説の梗概としては間違った
方向性ではないのですが…正直この作品には
他に拾うべき所があるでしょうと。

と、言う所でネタバレをなるべく回避して
評者が舌を巻いた部分を一言で申し上げますと、
『公平』の一言につきます。日和見では
ありません。見識を持った上での…

4

におう桜のあだくらべ 小説

久我有加  佐々木久美子 

人気噺家の恋

受けの椿丸こと恵二郎は見た目に華があり、明るい噺や踊りが上手なことで人気を集める噺家でした。

攻めの真吾こと理平は見た目の華やかさはないものの、しっとりとした人情噺が上手な噺家さん。そして、お互いの師匠はそれぞれ栗梅亭真寿市のもとで学んだ兄弟弟子だったのです。

しかし、椿丸の師匠、藤之助は真吾の師匠である真楽(真寿市の名を継いだのでこのときは2代目真寿市師匠になってます)を嫌い、栗梅亭…

6

におう桜のあだくらべ 小説

久我有加  佐々木久美子 

表紙買いでした

ほんわかした色味の表紙が、ディアプラスのピンクの装丁と合っています。
タイトルの配置も斬新だし、何よりキャラの表情がすごく素敵だな~と思いました。
そして、本文中の挿絵も、額のような縁取りがあって綺麗なんですよ。

椿丸(受け)が、26歳の大人の男性として描かれているのが好きでした。
噺家としての仕事もばっちりこなすし、遊びだって一人前です。
キラキラ輝くようなカリスマ性をまとい、

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