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木原音瀬 金ひかる
むつこ
切なすぎて鬱になりたい方は是非お読みください。 そーゆう小説です。痛いです。肉体的な痛さじゃなく、精神的な痛みを感じる小説。 この本はヤバい。 人を選ぶと思う。 主人公は鬼畜な医者(攻)です。『WEED』で脇役として登場したお医者さん。いちおう前作を読んでおいたほうがいいと思う。表題作は読んでなくても大丈夫なんだけど、番外編のショートストーリーは、前作を読んでないと分かんない部分があるので。 …
迷いつつも神です。 木原音瀬ファンです。 器用な男が不器用になる瞬間はいつですか。 自信のある男が自信をなくすのはどんなときですか。 答えは簡単だ。 それは、気が狂うほど本気で恋をしてしまったときだ。 この本には、表題作の『WEED』とその続編の『EVER』の二本が入ってます。 『WEED』はゾクゾクするほど面白かったです。 主人公は医者。極悪です。遊び人です。 ある日、友人と二人で、道で拾っ…
神奈木智 金ひかる
うえお
黒田刹(ボディーガード)× 高宮唯月(ティアン皇国の第三皇子) 20年間普通の生活をしてきた唯月ですが、ヨーロッパにある小国「ティアン皇国」からやって来たセレネスという青年から、唯月の父親がティアン皇国の国王で、本人は第三皇子に当たると告げられます。そして国王の病により王位継承問題が持ち上がり、第一皇子が第二皇子の取り巻きに狙われていることから、唯月に第一皇子の身代りになってほしいと依頼して…
椎崎夕 金ひかる
mimu
「結婚するから明日出ていけ」の一言で恋人だと思っていた男に切られ、続いて起こった見知らぬ男女のトラブルに巻き込まれて利き腕を骨折。恋人と一緒に自分も出資した店も追い出されて何もかも失った想は、骨折の原因となった男・梶山のマンションに、ギブスが取れるまで居候することになる。 梶山は、穏やかというか、感情の起伏のない無機質な淡々とした男。しかし一緒に暮らすうちに、想は梶山の微かな笑顔や優しさに惹…
高遠琉加 金ひかる
藤棚
自分のせいで怪我をした親友・不破の仕事を手伝うことになった鮎川。 その仕事の手伝いとは官能小説の口述筆記です。 不破は売れっ子の官能小説家なんですね。 初心で奥手な鮎川は、不破の口から溢れ出るエロな世界にクラクラです。 しかもそんな不破の言葉を聞いていると、 忘れた振りをしてきたある出来事を思い出し、鮎川は混乱します。 鮎川のグルグルっぷり。官能小説の口述筆記をしたせいで、 …
ひちわゆか 金ひかる
好きな男を手に入れるために、用意周到な長期計画を立てる攻めってどう思いますか。私は好きですw 表題作の「チョコレートのように」の他に「ギルティ」という短編が収録されてるんですが、どっちもそういう攻めが登場します。 メガネを取ったら可愛くなっちゃうシンデレラな設定は、昔の少女漫画のようでした。
日夏塔子 金ひかる
M
ヒナこと小石川日夏は、ふざけてラケットを振り回していたところ、眼光鋭く、デカくてコワくて愛想もなくて、全校中をビビらす男前・海棠斉彬に見事にラケットをぶつけてしまう。そして、あろうことか斉彬の顔に網目もくっきりな青痣を作ってしまったのだ。 強面な斉彬からの仕返しの恐怖に怯えるヒナ。ところが、次第にわざと他人を拒み、孤立する海棠が気になって仕方なくなっていく……。日々胸の奥で育ちゆくこの気持ち…
砂原糖子 金ひかる
久江羽
苦手だと思っていたホスト物。いやー、面白かった。 小さい頃から顔にコンプレックスがある白坂が、事故をきっかけに整形し、別の人物として生きていこうと上京。ホストクラブで働き始めるわけですが・・・そこには中学の同級生黒石が。 偶然が重なりすぎている気もしなくは無いですが、歌舞伎町に集ると考えれば、そう広いところでもないですから幼馴染と遭遇するのはアリかもしれませんね。 また、ホストクラブ…
セフレが数人・本命は面倒だから作らない。 後腐れのないつきあいが一番。そんな遊び人沖屋が。 実は過去の辛い恋を引きずって、本気の恋に飛び込めない臆病者。 この「実は……」な、ギャップに弱い私は、沖屋にメロメロです。 年下の男の将来を考えて、自分の気持ちをセーブし、 距離を置こうとする沖屋が健気過ぎて泣けます。 そしてデキる年上の恋人と肩を並べたくて、テンパる隆之。 沖屋もたい…
五百香ノエル 金ひかる
暴虐を尽くした兄王子・タオホンを討ち、王位を奪ったヤンアーチェ。彼は、タオホンの愛妾だったイリを「殺しはしない、楽に死なせたりしない」と言い、王宮の外れに幽閉する。 イリを殺すこともできず、まして自分の目の届かない所で追いやって違う誰かと幸せにさせることなどできなくて、ヤンアーチェはイリへの捨て切れない想いに苦しみ、日々、決しては治安がいいとは言えない下町の闘技場で、身分を隠し戦うことで鬱憤…