犬飼ののさんのレビュー一覧

人魚姫の弟 小説

犬飼のの  笠井あゆみ 

こうゆうの好き

おとぎ話を基にした連作集。
ヘンゼルとグレーテル編と人魚姫編、どちらも甘く、切なく、エロたっぷり。

普通、小説だと一冊まるごと書き下ろしか、前半が雑誌掲載分で後半が書き下ろしのパターンだけど、角川のこのシリーズはweb連載をまとめて本にしているだけあって、短編連作だったり長編でもお話の山場がリズミカルにあったりと、読後感は小説の本よりむしろコミックスに近い感じで、それがなんだか新鮮。
笠…

10

人魚姫の弟 小説

犬飼のの  笠井あゆみ 

たとえ、海の泡になったとしても。

 濃密エロスで贈る童話世界の匂いやかな恋愛譚


【人魚姫の弟】
悲恋の人魚姫の弟・リトは、人間の王子・グレンに恋をしている。
報われない恋と知りながら、それでも傍にいたいと願い人間の少年へと変身するが、、、

【人魚王の息子達】
恋が成就した後のリトとグレンの蜜月の日々



【銅の足輪-The anklet of bronze-】【銀の指輪-The ring of si…

9

人魚姫の弟 小説

犬飼のの  笠井あゆみ 

童話

こちらのランキングの上位に上がっていたので
手に取ってみました!
いや~こういう世界観もいいですね
基本、現代とか基本なので新たな世界を発見です!

1作目は「ヘンゼルとグレーテル」がモチーフになっていて
兄弟が逃げ込んだ先が、兄弟がいた村では悪魔とも言われた男の家で
男にみつかると受けであるお兄ちゃんが男娼(嫌々してた)だったといこともあり
体で勝手にご飯を食べた代償を払います

4

暴君竜を飼いならせ 小説

犬飼のの  笠井あゆみ 

スプラッタでも許せる

 犬飼作品に散見する、受けを殴る攻め。私の好みじゃないはずなんだけど、そんなに後味悪くなかった。殴るどころか、一旦は本気で殺そうとまでしてるのにね。でも攻めの可畏の生い立ちを思うと、弱者は即淘汰される一族にあって、最強のTーレックス(=暴君竜)でありつづけることが唯一の存在意義なわけで、何かに執着すること=弱みを持つことであり、迷い恐れる気持ちもわからないではなかったからかな。
 では殺されそう…

8

人魚姫の弟 小説

犬飼のの  笠井あゆみ 

本当はエロいアンデルセン童話?

表紙のエメラルドがかった海の色が綺麗! 透明感があって、吸い込まれそうです。
笠井あゆみさんの挿絵の美しさは毎度のことながらため息モンですね。
表題作絡みで2話と、親の虐待から逃れ森に逃げ込んだ兄弟の物語3話の全5話からなる、大人のエロい童話集。

◆「人魚姫の弟」「人魚王の息子たち」◆

アンデルセン童話「人魚姫」の続編的なパロディ。
実はあの人魚姫にはリトという名の弟が。彼は姉と…

14

人魚姫の弟 小説

犬飼のの  笠井あゆみ 

ホッとできる内容でした。

萌×2に近いです。萌×2にしなかったのは、文庫にしてはお高い価格と、
普段のケレン味のある犬飼さん作品を期待すると 肩透かしだったからです。(あとから萌×2に変更しました)

銅の足輪、銀の指輪、金の腕輪のお話しはーー
親に強要され売春させられていた兄が、弟までも餌食にされそうと知って森へ逃げ、恐れられていた青髭の男と出会い、愛し合うお話。

なにがすごいって挿絵が。
体毛がモジャモ…

12

人魚姫の弟 小説

犬飼のの  笠井あゆみ 

切なくも幸せな童話BL

前半2/5は、
ヘンゼルとグレーテルをモチーフにしたエロ多めながらほのぼの系の物語。
そして残り3/5は、
人魚姫とロミオとジュリエットを合わせたような切ない物語でした。
どちらもラストは明るく、
幸せな童話を読んだような温かな気持ちで本を閉じることができました。


では掲載順に内容を。

■輪シリーズ
銅の足輪、銀の指輪、金の腕輪、という続き物の3つのお話。

一昔前…

16

狼憑きと夜の帝王 小説

犬飼のの  山田シロ 

心の清らかな狗神使いホスト

犬飼さんはいろいろな設定をBL仕様に上手くアレンジするのが上手いなぁといつも感心させられる。

正体を隠してホストとして働いている煌は、ウォータービジネス界の帝王・御門から元恋人の霊障の相談を持ち掛けられたのをきっかけに、普通の人には見えないはずの狗神・銀(しろがね)の存在があっさりばれてしまう。
しかし、御門は銀の存在を何の抵抗もなく受け止めて、煌は逃げる事も叶わずに関わっていくようになる…

2

Chara BIRTHDAY FAIR 2014 Ⅳ キャラ文庫創刊17周年バースディフェア小冊子 特典

甘いKISS

キャラバースデーフェア2014の小冊子です、
3つの作品の番外編がそれぞれ8Pずづ載っています。
フェア参加店でフェアの帯の付いた対象の本を1冊買うだけで、その場で貰えます。
期間は一応8月末までですが無くなり次第終了なので、
欲しい小冊子がまだあるのを見つけたら、買い!かもしれません♪


■犬飼のの「暴君竜を飼いならせ」より「暴君竜とアボカド王子」
最初は、潤が竜泉学園に転校し…

7

焦れ舞う薔薇の宿命 小説

犬飼のの  國沢智 

祝★ご出産~

半分人間ではない者の世界で、「下級」である紲と、「貴族」のルイの禁断の愛の物語。
この巻でつ、、ついに紲が伍懐妊~!!そしてルイの子供、馨を出産します。出産といっても、二キロにも満たない卵の状態で分裂したので、普通の出産ではなかったけど、分裂時の痛みが激しかったらしい。出産シーンが無かったのが残念★だけど、馨いい子に育ってますね~。このシリーズもうおわっちゃったのかな?犬飼先生の今後の作品も楽し…

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