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高遠琉加 麻生海
美術館で会った人
あああ萌え!じゃない神! 元々すごく期待して待っていた作品だけれど、帯見て、 「ああ、これはやられる。」 と読まずして判断致しました。 『こんなおじさんの体を触りたいなんて、君、本当にどうかしてるよ』 案の定、悶えました。 悶えすぎて、本を持ちながら体がよじれました。 *一の生き方、考え方にシンクロする部分が多々ありまして、ボロ泣きでテンションがおかしくなっていたのかもし…
高遠琉加 高永ひなこ
ともふみ
萌萌萌。(MAX:萌萌萌:神に近い) どんなお話かと申しますと、まさに『成澤准教授の最後の恋』というタイトルそのものな内容でした。 ただし最後の前に「最初で」がくっつく恋。 恋愛を手軽に愉しんできた男が、初めて本気の恋に落ちる。 そんなありきたりなストーリー、そして遊び慣れた攻めと純朴そうな受けという組み合わせもセオリー通りなのに、どうしてこんなにも面白いのか。 それはやっぱり、一貫…
高遠琉加 六芦かえで
haruko4869
ネタバレ
片思いの話です。 高校時代に好きになった同級生に、告白して振られてる主人公。 片思いの相手は、同性に対して恋愛感情はもてないからと。 まあ、ノーマルな人にとってはそれが普通の反応です。 しかしこの作品の最も切ないのは、社会人となって再会した後です。 フリーターをしている三浦の勤め先の花屋。 そこで片思いの相手・堂島と再会します。 しかも、花屋のカンバン娘の恋人として現れたんで…
ひよこ
『愛と混乱のレストラン』のスピンオフです。無口なパティシエが主人公。本編は良作だと思うのだけど、狙いすぎな感じがして、感想はスルーしました。が、こちらは本気で泣きました。 虐待された子供が一人暮らしをして、隣に住む人のために初めてお菓子を作り、そして少年院に入り、高校の先生と同居するようになり、子供を育て、居場所を作っていく。本当の家族ではなくて、壊れそうなのに幸せで、失いたくなくて自分の気持ち…
仮穂
「愛と混乱のレストラン」でのパティシエ・一のお話です。 ……やっぱり高遠さんはすごいです。 お話は一が高校生だった頃からスタートします。母親との確執がすべての切欠となり、とどめの傷害事件が起き、どこにも居場所のなくなった一。冬の夜の公園で元担任・湯原と再会し、そのまま湯原宅へ住むようになります。 それから始まったのは、湯原の亡くなった姉の子ども・海との3人の同居生活。この3人での日々が、…
ますたーど
「愛と混乱のレストラン」の短編で2人の話を読んだときから、どんな関係なのか気になっていました。 本編での一は、”異常に自制心の強い人”という印象だったのですが、その理由が、幼い頃より母親から受け続けた虐待のせいであったとは、1人の親としてもショックでした。一母のおかれた環境・状態を考えると、そういう行動をとってしまう気持ちも解らなくはないのですが… そんな育成歴を持つ一にとって、隣室の…
miicha
このシリーズは本当に再生と救いの物語なんだなぁと改めて思ってしまいました。 優しくて深い言葉の数々に一くんと先生と一緒になって心を慰められたり勇気づけられたりしてしまいました。 生きるって難しいけど、どうにか明日も元気出してやっていけそうっていうか。 海ちゃんは本当にかわいくて癒されました…。 子供の存在って素晴らしいなぁ。 一くんは大好きなキャラだったんですが、どうもオヤジ…
茶鬼
「愛と混乱のレストラン」パティシエ・一のお話待ってました! 本編でチョロっとほのめかされていた少年院に入っていた話。 先生との同居の理由。 そしてその先生とはどういう関係なのか。 実に10年近い年月をかけてゆっくりとゆっくりと綴られた本作品、もう胸が痛くて締め付けられて。 無口で地味な二人だけに、その深さはウルっとくることしばしばでした。 一の家族の、特に母親との関係が彼の性格をつ…
ミドリ
前回理人の過去がほんの僅かに明らかになったのですが、 今回はもう、理人の過去の痛い部分がさらに明らかになります。 理人がひどく可哀相な2巻でした。 美女はサラ、野獣はもちろん久我、紳士は叶…であってます?? この3人が理人の心をかき乱してくれます。 サラは久我の元カノであり、フランスのレストラン評論編集長。 久我に度々会いに来るだけでなく、久我を引き抜きにかかったりと 理人の心は…
高遠さんの本を読むようになったのは、これがきっかけです! 3巻通して、読み応えがある作品。 1巻は、久我と理人の反発。 2巻は、2人の歩み寄り。 3巻は、生まれ変わる理人。 孤独な理人のレストランに対する執念の謎・彼の生き様にぐんぐん引き込まれます。 久我と理人、各々に対する心の機微や理人にとっての叶という人物など、もちろん恋愛面でもおもしろいですが、それ以上に理人の生き方…