いとう由貴さんのレビュー一覧

砂漠の真珠 小説

いとう由貴  せら 

砂漠の真珠

お母さんが王族の妾になったことで、受けは6歳の頃から
アルディビル王国で暮らしていたのですが、義理の父は
受けのことは子供として愛してくれませんでした。

そのため受けは母の死後、使用人として館に置いて
もらっているものの、他の使用人たちからの虐待も受け、
ろくに食事も与えられない生活を送っています。

ある日また無理難題を言いつけられ市場に来た受けは、
途方に暮れていたところを…

4

雪下の華 小説

いとう由貴  海老原由里 

そこにいくまでがハヤッ!

最初に攻め(国主)が受け(僧侶)をものにするのが早かった!
とはいえ、見初めてからは数年待っているところがなんともほほえましかったです
心の動きを中心に書かれているのが、いとう先生らしくてよかったです
時代背景をしっかり勉強していないので申し訳ないのですが
正室とか、側室とか、跡取りとかには拘らなくてよかったのかしら?
いいんです!ふたりが幸せなら、国くらい滅びたって!(そういう問題?)…

0

雪下の華 小説

いとう由貴  海老原由里 

萌え滾る背徳感…!

ほわぁ…(感嘆
おもしろいとかエロイとかそういうのはもう良いんですけれど(良いのか)、とにかく萌えました!!! 何を隠そう私は僧侶萌えなので、今回の設定にはかなり!かなりかなり滾ってしまいましたよ…ええ!
僧侶といえば、大抵が性を禁じられていますよね。いまでこそそんな掟は無いに等しいですが、このお話の舞台は戦国時代です。なので、そうした僧侶萌えの何たるかをよく踏まえている作品でした。

大…

1

闇に抱かれる蜜事 小説

いとう由貴  杉原チャコ 

2作目!!

いとう先生の新刊!と、飛びついて見たものの、結論到達点がわからなかったorz
読み終わってから、続き物だってことが判明しちゃうし。。どんだけアホなのワシ。
お話としては、巫女、未来を予知するというか、見ることができる不思議な力をもった一族が絡んでくるサスペンス~風なお話。
前回の話を読んでいないせいもありまして、イマイチ状況把握がしづらいのが難。
キャラクターもややこしいので、しょっぱなな…

0

たとえこの恋が罪であっても 小説

いとう由貴  門地かおり 

昔の少女マンガばりに可哀想な受

受けがとにかく酷い目にあって可哀想なのはいとう先生デフォルトなんですが、、今作もかなり可哀想な目にあってます。昔の少女マンガか昼メロかってな可哀想っぷり。
でも、それを乗り越えてのハッピーが堪らんのですよ、、。ってドMか私。
いとう先生の王道不幸てんこ盛りものが結構好きです。
これが、少女マンガとかだとちっとも面白くないのに、、なんでだろ?腐女子の不思議。

瑞樹が健気で泣けるんです。

5

花を恋う夜 小説

いとう由貴  かんべあきら 

戦国もの

いとう由貴さんお得意の時代ものです(*´ω`*)ノ
設定は凄く面白かったんですが、肝心の萌の部分が今ひとつという作品。基本的にいとう由貴さんの作品…盛り上がりがよくわからないのです。

お話は、まだ幼い時分の松寿(後の政尚)が、同盟国に捉えられ処刑される(父が無謀起こしたから)…な回想からです。幼くして捕虜として居た敵国。そこで領主の息子と仲良くなる。思い出すのは、磔にされ処刑される松寿を助けよう…

1

まだ、恋とは言わない 小説

いとう由貴  高座朗 

ツンデレ女王様を落とすには?

『ただ一度の恋のために』が弟編。
というわけで、今回はその反対、お兄ちゃんのお話であります。
とはいえ、前作を読んでいないので、弟編と絡めた感想はお話できないのですが、単品でも十分楽しめる作品に仕上がりました。

若くして酒蔵の社長に就任した和之。この田舎町も古い家も重圧も好きではなかったが、仕方がない。若くして両親をなくし、病弱な弟を抱えた和之は強くいなければいけなかった。しかし、度重な…

3

復讐はため息の調べ 小説

いとう由貴  山田ユギ 

俺が与える屈辱は、痛みではなく快楽だ――

前回読んだ「天涯の果て」も、文章の上手い作家さんだな~なんて思ったんですが、今回も面白かったです。
時代は戦後すぐ。橘道彦には過去、20人の男を見殺しにした経験がある。
お国のため、命令に従ったその出来事を悔いては居ない。
しかし、病気の義妹をかかえた道彦の前に現れたのは・・・!?
復讐というなの陵辱。与えられるのは快楽という名の辱め。

というわけで、陵辱復讐ものです(〃'…

6

天涯の果て 小説

いとう由貴  北畠あけ乃 

時代物

平安時代、絵を学ぶために明(中国)に渡った少年のお話。
あらすじ~、普段ない話かもwwと期待して読んだんですが、コテコテの王道テンプレートなお話でした(´-ω-`)う~ん
全体的には上手につくられているな~とは思うんですが、基本にそって“つくられた”という印象が強すぎて感情移入できず。ただ読んじゃったな~という印象しかのこらなかったのが残念。
唯一萌えたのは『お稚児』という単語。
お稚児…

1

哀しみは雪のように 小説

いとう由貴  上田規代 

王道からはずれてますが

借金のカタにヤクザに捕らわれ、ロシアのマフィアに貢ぎ物として差し出される元高校生。家族を思い、生きていくためには従順になりつづけろと丸め込まれ、でもカラダは大好きな男にとろかされちゃって。いや~、どんだけ悲惨な目にあっているんだよ。

家族の絆とか、無償の愛とか、いろいろと考えちゃったお話でした。しかも、ハッピーエンドとは言え、なんともブラックっぽい終わり方だし。
私、ロジオンに裏切られた葵…

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