うえだ真由さんのレビュー一覧

スノーファンタジア 小説

うえだ真由  あさとえいり 

ベタだけどそこがいい

帯『ずるくていい、今だけは彼のものになりたい。』

里央〔受〕は親友の陽史〔攻〕を好きなんだけど、陽史には彼女も居て、里央はその想いを心に秘めつつ親友として付き合ってます。
しかし事故に合い、記憶喪失になった陽史は2年間の記憶を失っており、大学の友人も里央も彼女の事も全て忘れてしまっていた。
精神的に不安定な陽史の元にずっと里央は居て、偶然にも彼女と里央とのイニシャルが同じ「R」だった事か…

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この口唇で、もう一度 小説

うえだ真由  やしきゆかり 

薄幸健気受

健気受スキーに加えて、薄幸という萌え設定まで付いてきたのでこれはもう萌えポイントつかれまくりです。

妹と両親との四人家族、けれど火事で瑞〔受〕を残して家族全員が亡くなってしまい残ったのは借金だけ。
親戚筋にも借金をしたまま亡くなってしまった為に、誰も瑞を引き取らず、遠縁で比較的裕福な椎名家へと身を寄せる事になります。
しかし椎名家にはもうすぐ結婚して家を出る年頃の娘が居るという事で、家か…

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告白はフルコースのあとで 小説

うえだ真由  あさとえいり 

もう少しレストランの話もほしいところ

高級フレンチレストランのぼんぼんオーナーと、クールビューティなフードコンサルタントのお話です。
高級ではあるけども、経営破綻寸前レストラン。
その再生を任されたコンサルタントの悠里(ゆり)。
店のオーナーである因近(よりちか)は、初対面から尊大で不躾な態度だわ、傲岸不遜で我が強くて、悠里のアドバイスをまったく聞きもしないという厄介な頑固ジジイのような人なのです。
んで、悠里のほうはというと…

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RUTILE souvenir EMSEMBLE 特典

ボリュームたっぷり

2009年版のルチル本。
ルチルの全員サービス本は、いつも顔ぶれが豪華、って言うか、好きな作家さんばかり。
この本も、とにかくボリュームたっぷり。
20作品、本文3段組で154P.
エンボス加工の表紙といい、間違いなく素敵です。
先日届いた2010年度版はもっとパワーアップしていたし、今年も申し込むの忘れないようにしなきゃ。

で、私の一押し
崎谷はるひ「ブレミッシュ」。
「やす…

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キャラメルビターの恋人 小説

うえだ真由  麻々原絵里依 

キャラメルビターな受

とても素敵なお話でした。
ページ数が少なめなので、簡単にひかれあってくっつくかな……と思ったら、結構読み応えアリでした。
タイトルのキャラメルビターは、受の性格を表しているんだと思います。甘いだけじゃなくてビターなんだね。タイトルまで素敵。

実は、最初から最後まで「和真はお店を売りたいんだから、律が買えばいいじゃん」って思っていたんですが……。でも、それだと二人が接近せずに、お話がすぐに…

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ロマンスの黙秘権~a miracle for you~ 小説

うえだ真由  あさとえいり 

読み応えがあって面白い!

同人誌って番外やSSが多いですが、この「ロマンスの黙秘権」同人誌は文庫本を丸々1冊収録したような読み応えで本当に満足でした。
少しずつ啓が甘い表現ができるようになり、ますますメロメロな准己(笑)
受にベタボレという攻は楽しすぎます。
長編では、そろそろ同棲・・?というところで終わり。指輪シーンも最高。

SSも2本収録されていて、1つは啓と准己の学生時代が覗けます。
まだ恋とは意識して…

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ロマンスの黙秘権(3) (表題作 you send me love) 小説

うえだ真由  あさとえいり 

すごく面白い作品!もっとたくさんの人に読んで欲しい!

CD化されることをきっかけに1~3巻まで一気に読みました。
連続物って、途中で長いよ・・とくじけることもあるんですが、これは最後までスピード感を失わずに読めました。
弁護士で活躍する人間ドラマを中心にしながら、しっかりと恋愛の心情表現もなされていて、本当に良作!!もっとたくさんの人に読んで欲しいー!!

今回は、いまいち啓に対して自信が持てなかった准己がついにキレテ、でも事件を通してまた一…

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ロマンスの黙秘権(2) (表題作 all the way~檀香梅の咲く道~) 小説

うえだ真由  あさとえいり 

今回は啓(受)視点!

1作目がすごく面白かったので、続いて2冊目~。
1作目は准己(攻)視点だったのに対して、今回は啓(受)視点です。
個人的に、攻視点の話が好きなので、評価は萌にしましたが・・とっても面白かったです。
1作目では、攻めにガンガン押されて、ちょっと流された?という雰囲気を漂わせ、また攻めも自分から押し倒したんだしなぁ・・とちょっと消極的な感じで始まります。
だから、今回の啓からの視点はおいしかっ…

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ロマンスの黙秘権(1) 小説

うえだ真由  あさとえいり 

とにかく面白い。

CDを聞く前に読もうと思って、読みました。
うえださんはどの作品もハズレがないのですが、今回は大当たり。
本当に面白かったです。

弁護士同士の恋愛ですが、恋愛も描かれているのに、しっかりと訴訟問題なども描かれているのが善かったです。
2つの話が収録されていますが、どちらも人間ドラマのようで、トラブルの結末もしっかり描かれていて、スッキリ感があるのが良かった。

恋愛では、見た目も頭…

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フラワーチルドレン 小説

うえだ真由  蓮川愛 

傲慢男が改心しないところがいい。

うえださんの作品をさいきん集中的に読んでいるのですが、良い作品が多いなーと思います。
この「フラワーチルドレン」もアイスノベルス(いつか新装版でたらいいのに)

今回の主役は自意識過剰の傲慢男×純情年下青年。
傲慢男の智久が、しっかりと自覚を持ちながら晶を手玉にとって遊ぼうとしているので、かなりムカついたのですが、少しずつ本当に引かれているのが丁寧に描かれていてよかった。
それに多くの作…

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