佐々木久美子さんのレビュー一覧

ドアをノックするのは誰? 小説

鳩村衣杏  佐々木久美子 

やっと読めた

この続編となる2作目が最近出版されたのですが、
2作目未読であったため、探しましたよ!この作品。
これが、なかなか本屋さんで見つからなくて、
やっと見つかり、飛びつくように購入しました。

大学助教授で遊び人の甲田は、サラリーマン瀬久と恋に落ち、
早々に同居することになる。
今まで恋愛にはまることがなかった甲田だったが、
瀬久に関しては、独占欲が出てきたり、恋に落ちる自分に驚きつつ…

3

籠蝶は花を恋う 小説

沙野風結子  佐々木久美子 

遊郭モノの魅力を存分に

そのタイトルと表紙に惹かれ迷うことなく手に取りました。
赤襦袢を纏った儚げな少年に心惹かれて・・・
内容もその表紙のままにとても切なく健気なお話でした。

遊郭で生まれ育った受けとそこに遊びに来た客。
受けは遊郭という希望を持つのはとても難しい世界で育ったせいか、そこから出ても望むものは本当に少なくて、その健気さが切なかったです。
ストーリーは王道なんですが、丁寧な描写と、大正時代とい…

1

ドアをロックするのは君 小説

鳩村衣杏  佐々木久美子 

相手の全てが欲しい

「ドアをノックするのは誰?」の続編、同棲生活も1年を過ぎた二人の日常が描かれて
いる作品ですが、甘い同棲生活に子供と言うキーワードが二人の心に擦れ違いを・・・
大人のカップルなのですが、受け様の可愛らしい初々しい様子も良妻賢母ぶりも
なかなか萌える作品なのですが、付き合い始めて1年以上も経過してから受け様は
初めて思春期みたいな精神状態に自分でも気が付かないうちになってたりする。
弟たち…

2

ドアをロックするのは君 小説

鳩村衣杏  佐々木久美子 

同棲カプの正念場

今回はPOPでコミカルな表紙にこのお話の要点が表現されてますね♪
前作で、頼久の良妻ぶりに、爪の垢を煎じて飲まされたい(!?)とも思った、かなり好みのカプの物語は、
今回も実に読み応えがあって、評価は「萌え萌え」ですが、超ツボの萌えが激しく登場するわけではないですが、好みのカプということと、話の展開がなかなかに練られていてかなり頷きながら読んだ、という点でとてもよくできた話だったということに対…

5

真夜中の太陽 ~弁護士調教~ 小説

鬼塚ツヤコ  佐々木久美子 

無骨な男の純情を踏みにじった末路?

まずびっくりするのがこの本の厚さ、3cmはあろうかと思われる極厚書籍です。
通常のノベルズ2冊分に相当するのではないかと思われる読み応えがありそうな本。
そして、タイトルの真夜中は受け様の心で太陽が攻め様かなと読み終わっての感想。
でも、サブタイトルの弁護士調教は、BL的にイメージするような調教ものとは
一線を画してる気がします、玩具や道具なんてSMチックなものは無く、しいて言えば
精神…

12

らしくない恋 小説

火崎勇  佐々木久美子 

大人な恋

大人な男(攻)が、どうしようもない想いに
外聞なく振り回されるってのは、好きなストーリーです。

今回は、バーなどを経営する土岐が、自分のバーの
バーテンダー、遠賀に惹かれてしまうというものです。

お金もあり、満たされているはずの土岐が、
遠賀とやっと想いを通じ合わせた際に
「私は、寂しかったのか?」という自問をするのが、
印象的でした。
大人ならではの寂しさと、
やっと一…

1

耳たぶに愛 小説

名倉和希  佐々木久美子 

レビューにつられて購入

レビューで作品を知り、購入したのですが、
何でもっと早く読まなかったんだろ!!と後悔するほどに
面白かった☆☆☆

失業中の脩一は、
叔父の仕事手伝いとして庭師として入ったお屋敷で、
屋敷の主人・石神に会う。
脩一はゲイと自覚しているのですが、若い年下好き。
石神を、40代のオジサンであるため、
自分のタイプ外と思っています。

そんな中、石神が、どうらや自分を意識しているよ…

4

耳たぶに愛 小説

名倉和希  佐々木久美子 

オヤジとはいっても

年齢が40代だから、自他共にオヤジオヤジ言っているだけで、友彦の実態は恋愛経験値の低い、ウブで純情なかわいいネガティブネコちゃん。
年上は趣味じゃないっていっていた脩一も、友彦を一度抱いただけで、自分が食わず嫌いでいただけなのを思い知る位のかわいらしさ。
これも、ある意味、魔性の年下殺し?

まわりのキャラもおもしろい・
すぐにグルグルしちゃうヘタレな友彦の恋を応援する、中学生の友彦の息…

3

神と契る 小説

神楽日夏  佐々木久美子 

なんか不思議な設定。

以前からなんとなく気になっていた本。
読んでみたら思ってたのと違ってましたが、ちょっと不思議な感じでした。

清瀬神社の禰宜をつとめる音弥。
両親が留守の間、幼馴染みで刀鍛冶をしている大我と共に暮らすことになるのだが。
大我とどう接したらいいのかわからない音弥をよそに大我は親しく接してきて…。

幼馴染みの恋物語。
という簡単なことではないのですよ。
音弥には実は大きな秘密があっ…

1

40男と美貌の幹部 小説

海野幸  佐々木久美子 

納得!

訪問販売ではないけれども近い形で高級化粧品が流通している実情を知っているのでお仕事モノとしても面白かった。それに無駄にビジュアルの良い男性は実社会においても化粧品以外にアパレル関連や美容師とか美に関する業種に多いですし納得です、BL特有のファンタジーであるどこの企業に仕事バリバリ出来て容姿も完璧なそんな素敵な方がいるの?と我に返る時があるので今回はそういう我に返る暇がなく楽しくファンタジーに浸れま…

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