佐々木久美子さんのレビュー一覧

ヤクザな神さま 小説

李丘那岐  佐々木久美子 

確かに守り神だ、ウンウン、、

ひょっとして、思いっきりファンタジーで神様が降臨してくるだろうか?李丘さんにしては珍しいかも?なんて、全く予備知識を持たずに読んだ本。
結末を持って、この題名になるほど!と思います。
ちょっぴり甘酸っぱい青春時代が、ある出来事によって心に黒い染みを残し、それによってすれ違ってしまった二人の10年後の再会。
ある意味、主人公の脱皮の物語でもあったようです。

神社の次男に生まれた主人公・史…

2

ダミー 小説

水壬楓子  佐々木久美子 

愛し方も愛され方も。

エスコートシリーズセカンドシーズンの2作目。
今回登場はSPの国沢祥吾×エスコート調査室室長の高科環。

大学の同期だった2人は、大学時代あることがきっかけで親しくなる。
環の置かれている立場を知っても尚、離れていかなかった祥吾。
そんな祥吾にいつしか恋をするようになっていた環。
けれど、環には素直に距離を縮めるようなことはできなくて。
留学直前、環は酔った勢いのようにけしかけて…。…

2

ヤクザな神さま 小説

李丘那岐  佐々木久美子 

初恋が実るとき

高校時代の同級生同士で、10年後の再会で再び始まるラブストーリーです。
受け様と攻め様は高校時代にバイクが好きだったことから仲良くなったんですが
その頃から攻め様は女癖が悪くてあちこち手を付けてる、それが原因でトラブルに・・・
攻め様と関係のあった女性から突然相談され、子供までいると言われ動揺する受け様
その女性がきっかけで、受け様は攻め様に対する思いを自覚してしまうのです。
それと同時…

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ダミー 小説

水壬楓子  佐々木久美子 

穴蔵から出てきた環さん、捕まってしまいました。

『エスコート』シリーズの中でも結構上位に入るくらい好きなカプでした。

逃げていた受けの環さんを、攻めの祥吾さんが11年かけてようやく捕まえて思いを遂げるというお話です。

といっても二人とも34歳、仕事も充実しているいい大人。

大学時代、一匹狼的な環さんの唯一の友人、祥吾さん。
なのでお互いの恋愛、日常生活なんかも知っています。
しかし環さんは祥吾さんを好きになり案の定、思いは…

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ダミー 小説

水壬楓子  佐々木久美子 

クールなふりして臆病なんです

関連シリーズの今作は34歳、大学の同級生同士の10年後に再会した大人同士の
不器用なラブストーリーでした。
不器用と言っても受け様のツンもあるけど臆病で、かなり面倒な性格
それとは正反対のように兄貴分みたいな真っ直ぐで受け様に言わせると正義の味方。
10年後に再会した時は受け様は民間の警備会社も業務に入ってるような会社の
調査部室長で頭脳を活かす仕事をしていて、攻め様は警視庁のSPで身体…

2

密約は淫らに甘く 小説

藤森ちひろ  佐々木久美子 

王道だけど、好き。

シリーズ2作目を先に友達に借りて読んで。
その時にちらりと出てきたのが今回の2人。
あらすじ読んでもこちらの方が好みそうだったので読んでみました。

自社の再建につとめる御曹司の桐原忍は投資を持ちかけてきた外資ファンドの代表を見て言葉を失くす。
そこに立っていたのは大学時代に忍の前から姿を消した先輩・高嶺秀幸だった。
高嶺は投資の条件として、忍の身体を要求してくるのだが…。

大学…

1

正しい恋の悩み方 小説

渡海奈穂  佐々木久美子 

早く言ってよ!!

高校時代からの友人の2人。
攻のなが~~~い片思いのお話で、
周りの友人たちは、「もう付き合ってるんでしょ?」
と思われているように、喧嘩しつつ仲がいい2人。

でも、受が、鈍いというか、実直というか、天然というか、
全く、攻の気持ちも気づかず、周りにそう思われていることも気づかず、
で、攻を振り回すわけです。

受が、なよなよした、外見女の子みたいな設定だったら、
読む気を失…

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密約は淫らに甘く 小説

藤森ちひろ  佐々木久美子 

王道です。

 主人公は、経営が悪化し、買収の危機にある桐原物産の御曹司・桐原忍。
 忍は、元々別の会社に就職していたが、父が経営する会社の経営状態が悪化し、請われるようにして「改革担当」として父の会社の取締役になったのだ。
 しかしながら、徐々に改革は効果を表しつつあるものの微々たるもので、なかなか思ったような効果が上がらない。
 そんな時に、外資ファンドから投資の話を持ちかけられる。
 突然訪ねてき…

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椿の下で 小説

火崎勇  佐々木久美子 

萌と中立の半々位、新書版なのでこっちで

萌と中立の半々位かなー。
文庫版だったら萌だけど、新書版なので中立で(自分はどうしてもお値段を評価に含めてしまうのですよ)

最後にババーッと後出し感がありました。
設定は悪くないと思うんだけどなあ、なんかですねー、伏線なんだけど伏線ってより、単にわざとらしく感じてしまった。

でもまあ自分的に火崎さん作品って神も滅多にないけど趣味じゃないのも滅多にないというある意味安全パイな作家さん…

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愛執の鎖 小説

秀香穂里  佐々木久美子 

部下×上司

銀行員で課長の三浦〔受〕は酔ったはずみで、部下の大石〔攻〕と一夜を共にしてしまう。
大石は最初から三浦の事が好きだったのでチャンス逃さず!って感じでその後も三浦に関係を迫ってくるのです。

話が進む内にこの大石が実は結構な執着攻だってのが分かってくるんですが、三浦っていう男は基本的に他人から愛される事に慣れているんですね。
そんな男で元々浮ついた所があるんだけど、年上の器の大きな奥さんに恵…

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