崎谷はるひさんのレビュー一覧

少年人形 小説

崎谷はるひ  佳嶋 

JUNE的官能小説

飼育、調教、倒錯、女装とポルノの要素で出来上がった一冊でした。
しかし、碕谷さんの女性ならではの文体で、それは甘く切なく、佳嶋さんの絵と相まって雰囲気もさることながら、上品な仕上がりになっています。

一般的なポルノ作品と違うのは、
少年由宇と、義理の伯父匠のすれ違い、勘違いからエスカレートしてそしておさまるという、機微の描写をただの性表現で済ませていないところなのでしょうか。

伯父…

7

不条理で甘い囁き 小説

崎谷はるひ  小椋ムク 

ラブラブ度アップ

前作は可愛いカップルだなぁ~と思いましたが、今回はさらにラブラブバカップルに進化!
本人たちは真剣にケンカをしているけれど、端から見たら痴話ゲンカにしか見えてないから。
つい出ちゃった言葉を捕らえて、それに輪をかけて酷いこと言っちゃって、引っ込みが付かなくなるって、付き合ってたらよくあること。(男女だけでなく、普通の友人関係でもありますよね)
それをカラダで懐柔するんじゃなく、ちゃんと向き合…

2

不条理で甘い囁き 小説

崎谷はるひ  小椋ムク 

出来上がった後でも

今回は時計宝飾会社営業企画部の営業マンと
宝飾の計約デザイナーのお話です。

受様視点で元カレ絡みでの痴話けんかの顛末と
攻様視点で彼に恋する女の子絡めた盗難事件の顛末を収録。

受様は攻様と恋人としてお付き合いを始めて早4カ月。
年下ながらおおらかで優しい攻様とはラブラブ、
仕事関係では誘われて契約社員となって
忙しいながらも充実した毎日を過ごしています。

ところがある日…

2

不条理で甘い囁き 小説

崎谷はるひ  小椋ムク 

めちゃあまの、エッロエロ

「不機嫌で甘い~」の続編
本作、前作にもまして、甘いです。
出来上がっちゃったカップルの、甘えや慣れが原因の、べた甘痴話げんか編と、
前作では、颯生のお仕事お悩み話だったので、今度は謙ちゃんのお仕事お悩み話、プチストーカー付き

こう、一波乱あった後のえちって、
心おきなくエロエロできて
際限なく甘くできて
いいですよね~~(じゅるっ)

前作の感想でも書いたような気がするけど…

0

不条理で甘い囁き 小説

崎谷はるひ  小椋ムク 

癒し系謙ちゃんは意外とマニアック

前作で綺麗にお話がまとまっていたので。
続編はどうかな?と思っていましたが、面白かったです。

序盤はどこにでもある恋人達の日常です。
知らず知らずのうちに出てきてしまう相手への甘えで、
気持が擦れ違い、望まない諍いに発展。

擦れ違いの切なさに、リリカルに胸をときめかせていましたが。
謙ちゃんが復活(笑)した辺りからエロが炸裂。
何でもしちゃう!ご奉仕・颯生に、
ちょっとマニ…

1

不条理で甘い囁き 小説

崎谷はるひ  小椋ムク 

雨降って地固まる

「不機嫌で甘い爪痕」のカプのその後です。
ラムのよく効いたザッハトルテかサバランみたいな、とっても甘いけどビターなお話でした。
この二人も切磋琢磨して本物の恋人になっているのね。

ささいな喧嘩に、颯生の何気ないキツイ一言で不能になってしまう謙ちゃん。
本当に少しの行き違いの痴話喧嘩なのに、お互い忙しいにかまけて意地張りあって、、、
でもそれもお互いを思いやる気持ちの末のすれ違いだった…

1

ラブスクエア 小説

崎谷はるひ  小鳩めばる 

スーパーサイズ☆

征矢(受け)は、かわいくて淫乱ちゃん。
崎谷さんのシナリオではちょいちょい出てくる
過去にいろいろ経験している苦労人の受け。
頭が弱いタイプと頭がキレるタイプと2種よくでてきますが
今回の受けは頭がキレるタイプの計算ができる誘い受けちゃんです。
かわいこちゃんですが、中身は漢な感じで私好みv

白倉(攻め)は、高校の1つ上の先輩で
このお方が“スクエア”なわけですよ。
四角四面な…

1

不条理で甘い囁き 小説

崎谷はるひ  小椋ムク 

謙ちゃん、貞操の危機(笑)

中編が2本入っていて読みやすかったです。今回はちょっとした事件もありつつ、相変わらずラブラブなお二人でした。

前半は些細なことでケンカした二人のやり取りが可笑しかった(笑)同じ部屋の中で、背中合わせでメールでケンカする所がツボ。
謙ちゃんのメール音は「アムロいっきまーす!」ってやつだし、颯生のは「クロネコヤマトの宅急便♪」だし。真剣にケンカしてるのに台無し(笑)

ケンカの発端は…どっ...

2

ヒマワリのコトバ ― チュウイ 小説

崎谷はるひ  ねこ田米蔵 

泣きました・・・

痛かった・・・。
同い歳CP。
お互いがはじめての相手ということで
心も身体もすごく潔癖で痛々しいほど。

受けはちょっと複雑な家庭環境にあり
それが受けの繊細さに拍車をかけているんだろうけど
それを同じ歳の攻めが支えるにはやはり無理があったんだよね・・・

受けだからって恋愛に対して受身でいいわけじゃなく
ふたりで支えていかなきゃいけないところを
受けは家庭環境の複雑さやま…

10

アオゾラのキモチ ― ススメ 小説

崎谷はるひ  ねこ田米蔵 

青信号アクセルベタ踏みの恋

信号機シリーズ第1弾。
第1弾は青信号=進めなので
攻めが、ストレートな恋心をぶつけてきます。

デザイン系の専門学校が舞台。
受けはアニメーションクリエイターの卵でオタク。
攻めは服飾デザイナーの卵。

大学を中退して専門学校に入学してるから
受けのほうが2歳年上。
年下攻めなのですよーv
青信号な彼ですから直情的直情的www
序盤のPC用語のウンチクは、ちょっと心が折れ…

2
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